山形市ラーメン消費日本一奪還記念(TOSAKA)

山形旅行最終日のランチはラーメンにしました。蕎麦を推す妻との葛藤はありましたが、「せっかく山形がラーメン消費日本一を奪還したのだから、ここはラーメンで」と押し切りました。

訪れたお店は山形市松波にある名店「鶏冠」の2号店「TOSAKA」。2号店が出来たのは知っていて気になっていたんですが、ようやく行くことが出来ました。

 

特製ラーメン・塩

塩か醤油で迷ったんですが、初めてのお店だったので「塩ラーメン」にしました。「特製」は具材盛り盛りです。

スープは透明感があって少しコクあり。鶏脂が表面を覆っています。グイグイ飲んでしまうとまではいきませんが、普通に美味しかったです。

 

麺と具材

麺は北海道産の小麦「春よこい」を主にした低加水麺です。食べていてパツパツ噛み切れる感じ。小麦の感じがよく出ていました。麺量は結構多めかな。

具材はチャーシュー、味玉、穂先メンマ、雲呑、海苔、白髪ネギ、柚子皮。チャーシューは鳥ハム系と豚ロース系の2種類。鶏ハム系の方が好みかな。穂先メンマは食感が素晴らしいです。雲呑も皮は滑らかで肉餡は肉々しく、味玉も半熟と、単品ずつでもボリュームに負けない美味しさでした。

 

おわりに

最初は美味しく食べ進めましたが、最後の方は鶏油が少ししつこく感じました。元の味はどうだったっけ?最近「鶏冠」に行けてないので、また確認に行かなければ。

難点としては、交差点の角にあるけど国道112号側からは入れないこと。駐車場にはかなり変則的な入り方をする必要があります。112号側から来た場合、とりあえずお店のある交差点をお店方向に右折なり左折なりして、その先すぐの歩道を突っ切って、斜めに走っている車道に入ってから駐車場に入る必要があります。初見さんは注意が必要かも。

 

ラーメン戦争

山形市は2021年(2022年発表)に新潟市にラーメン消費日本一の座を奪われていたのですが(2020年までは8年連続一位)、2022年には取り戻しています。わずか一年で返り咲きました。新潟市は623円という僅差で2位だったようです。

自分は新潟に住んでいますが、日本酒はともかくラーメンは新潟の方が美味しいお店が多いと思うんですけどね…。ちなみに新潟側ではあまりラーメン消費ランキングは話題になってない気がします。

 

値上げした「特製塩そば」(中華蕎麦 采ノ芽)

お昼時に近くにいたので、ほぼ一年ぶりにランチに行ってみました。

平日ですが12:45時点で店外に5人待ち。さすが人気店ですね…。店内にも待ち席があったと思うので暑い中辛抱です。最初はお店に沿って直射日光下で立ち待ちでしたが、徐々に日陰のベンチ席に移動できたので良かったです。

13:05頃店内に入れましたが、店内に先に6人待ち。カウンター席に着けたのは13:17頃でした。なお、店内に入ると同時に食券を買うよう促されます。「和え玉とスタンダード(トッピングなし)の組み合わせ」か「特製」一本にするか迷ったんですが、今回は「特製塩そば」にしました。

 

特製塩そば

まずはスタンダードな「真鯛と金目鯛の出汁の塩そば」に味玉だけ入ったバージョンで来ました。特製の味玉以外の具材は別皿で提供されます。この方式だとスープや麺が具材に埋もれずよく見えるので良いですね!プロの盛り付けも気にはなりますが。

相変わらず透明度の高いスープですが、しっかりコクと旨味が感じられて美味しかったです。

 

特製の具材(別皿)

チャーシューの種類が以前と変わったような?レア系1種と鶏ハム、豚の肩ロースぽい感じでした。どれも脂分はあまり感じず美味しくいただけました。

 

全部のせ

セッテイングしてみました。麺が見えないように載せた方が良かったかも。

麺と具材

麺は細麺ですがコシがあって食べ応えがあります。スープにもよく絡んで美味しいです。具材は、特製以外だとチャーシュー、メンマ、水菜、柚子、海苔になるのかな。チャーシューは特製を含めてどれも脂感はあまりなく美味しくいただけました。味玉はトロトロ。柚子は丼の底に沈めて後から味変に使いました。

 

おわりに

スープ、麺、具材のトータルバランスに優れた非常に美味しい「塩ラーメン」でした。ただ、「特製塩そば」のお値段が1,300円!ランチ一回分としては高額な部類に入ってきました。

値上げした?と思い調べてみたところ、2022年5月末くらいまでは「特製」は塩も醤油も1,150円だったようです。2023年4月には1,300円に値上がりしてました(食べログのメニュー写真調べ)。1,150円だとギリ払ってもいいかなと思えるんですが、1,300円になるとちょっと心理的抵抗が増すのはなぜなんだろう…?

でも美味しいのでまた食べに来ると思います。以前も言ってたけどそんなにチャーシューが好きなわけでもないので、やはり味玉のせくらいにしておくのが良いかな(2023年8月時点で1,100円)。

 

幻の味を探して…(中国料理 龍圓)

かつて好きだった「もやしラーメン」の味を探し求めて、長岡市にある中華料理店「龍圓」に行ってきました。ネットで見た「野菜そば」がビジュアル的に近かったので、味も似てるといいな、と勝手な期待を抱いての訪問です。

 

野菜そば

んー、見た目よりモヤシ(野菜)の盛りは少なめですね。スープのベースは醤油。「醤油ラーメンの野菜炒め盛り」て感じです。スープの味はオーソドックス。それなりって感じでした。

 

麺と具材

野菜炒めの味は塩胡椒も強くなく素朴な感じ。筍のコリコリ感や野菜のシャキシャキ感はさすが中華料理店、て感じでした。

麺は細丸麺のストレート。固さは可もなく不可もなく。ワシワシ食べるタイプのボリューム感のある麺でした。

 

おわりに

普通に美味しい「野菜そば」でしたが、追い求める「もやしラーメン」の味とはちょっと違いました。「野菜そば」に関してはもう再オーダーはしないと思いますが、炒飯がやたらと美味しそうだったので、次回は炒飯を食べに来たいと思います。

時世を反映してかもしれませんが、単品メニューが1,000円近い値段なのはちょっとコスパが悪いなーと思いました。

 

一品香(浜松)の幻の味

 

安定の美味しさ「特製薫る塩」(麺や 真登)

お昼に長岡にいたので、久しぶりに「麺や 真登」にランチに行ってきました。お昼時だけあって駐車場は自分が最後の一台。人気店ですね。

ただ、店内は8割の入りくらいで、待たずにすぐカウンター席に座れました。その後すぐ混み始めて外待ちの列が出来ていたので、運が良かったのかも。

 

特製薫る塩

久しぶりだったので「特製」にしてみました。見た目豪華!麺が見えません。スープは透明感とコクが同居しているタイプ。今日は塩気が強すぎることもなく美味しかったです。

 

麺と具材

麺は丸細麺。スープによく絡みます。具材はレアチャーシュー3種、味玉、カイワレ、葱、柚子皮メンマ。レアチャーシューの美味しさはさる子tながら、メンマも味が染み込んでいて美味しかったです。味玉はトロトロ系ではなく少し固め。カイワレは…いらないかな。柚子皮はいったんスープの底に沈ませて味変するのが良いと思います。

 

おわりに

こちらのお店は長岡に来ると行きたくなるラーメン店候補の筆頭だったんですが、ここ数年のうちに長岡には美味しい塩ラーメンのお店がいくつも出来たので、今は「ハズレがなくて駐車場に停めやすい使い勝手の良いお店」というポジションになっています。でも相変わらず美味しいですね。

ランチも15:00まで営業しているので、お目当てのお店にフラれた場合などに「いざとなればこのお店がある」という安心感があるのは良いところです。

 

山の中の魚介無化調ラーメン(麺日和 そらや)

十日町市でランチをすることになったんですが、行ってみたかったお店が定休日でもないのになぜかお休み…。刻一刻と午後の仕事の時間が迫る中、手早く食べられそうなラーメン店に駆け込みました。

お店は国道117号沿いにあり、駐車場もそこそこ広くて停めやすかったです。店内はテーブル席メインの造りだったような気がします。キャパシティもそこそこ。魚介醤油ラーメンが売りらしいんですが、好みの塩ラーメン系統をチョイスしました。

 

あさり塩ラーメン

スープは濁り気味だけどスッキリしていました。アサリの出汁を感じるスープで美味しかったです。

 

麺と具材

麺は少し柔らかめの細麺。悪くはないです。具材は大量のアサリ!貝殻を置く器がないので実を食べた後は丼に沈めるんですが、麺を手繰ると空の貝殻が絡みついて出てきてだいぶ邪魔でした。他にはメンマ、水菜、ネギがありましたが、可もなく不可もなくといった印象。

 

おわりに

ホントは「鯛だし 塩ラーメン」が食べたかったんですが、券売機に×マークが付いていたのでオーダー出来ませんでした。次回また来ることがあったら食べてみたいです。

 

ビブグルマン獲得ラーメン店の2号店へ(麺の風 祥気 川崎店)

長岡市にあるミシュランビブグルマンを獲得した「麺の風 祥気」が2号店をオープンしたので行ってきました。実はオープンした2023年4月にも一度行ってるんですが、その日は何故だか早仕舞いしてしまっていて食べられませんでした。なので2ヶ月越しのリベンジになります。

本店は常に駐車場が埋まっているほどの人気店なので心配していたんですが、こちらは隣の学習塾との共同駐車場のためか駐車場の台数が多めなので、お昼時でも余裕がありました。

店内も混んでるかと思いきや、先客6人で待ちなし。ストレートに席に着けました。

 

塩そば

オーダーは「塩そば」にしました。スープの透明感は本店と同じですね!素晴らしいです。味もコクがありながらスッキリ。本店の味をきちんと継承しています。

 

麺と具材

麺はストレートで弾力があり、スープによく合っています。具材は穂先メンマ、鶏チャーシュー、ほうれん草、ネギ、柚子皮。ビジュアル的にちょっと寂しい感じですが、それぞれの具材は美味しかったです。

 

餃子(3個)

今回はラーメンを「特製」にはせず、代わりに餃子をオーダーしてみました。餡から肉汁が溢れ出す感じも本店と同じでしたが、味は何となく本店の方が美味しかった気がしました。

 

おわりに

本店よりも駐車場が広くて停めやすく、使い勝手は良いと思います。本店ほど混んでないのも良いところですね。ただ、味の完成度はまだ本店の方が上のような気がするので、今後は比較するためにも両方に食べに行きたいと思います。

 

人生初のヴィーガンラーメン(長野土鍋ラーメン たけさん 小布施店)

20:00過ぎに小布施市で晩ご飯を食べようと思ったんですが、お目当てだったラーメン店2店に振られ(うち一店は21:00閉店のはずが20:00の時点で「準備中」になってました)、道路沿いのお店も軒並み灯りが消えている状態の中、何とか21:30まで営業しているお店を見つけて20:30頃入店しました。

ネット情報だと閉店は21:30でラストオーダーは21:00だったはずですが、券売機で購入したチケットを店員さんに渡す際に「20:45がラストオーダーなので、追加がある場合はそれまでにお願いします」て言われました。お店入り口のドアにも「20:45ラストオーダー」て書かれていたので、いつからか営業時間が変更になっていたんでしょう。危なかったです。

 

信州味噌蔵ラーメン

タッチパネル式券売機の最初のページにあった「信州味噌蔵ラーメン」なるものを、辛ネギトッピングでオーダーしました。ラーメン本体が980円、辛ネギトッピングが200円です。他にお客さんがいなかったためか提供は迅速でした。

スープの味は、やや薄め?味噌の味は感じますがあまりコクなどはありません。提供時に店員さんから「テーブルの上に味噌があるので、もしよければ溶いて食べてください」と言われたのを思い出し、小瓶に入った味噌を投入して味変したところ、ようやく食べられる味になりました。小瓶は2種類あって、ひとつが辛味噌、ひとつが甘味噌だった気がします(貼られていたラベルの文字が消えていて読めませんでした)。自分的には辛味噌の方が好みだったかな。

 

麺と具材

麺は丸太麺でもっちりしています。土鍋で煮込んでいますが最後まで伸びなかったと思います。具材は、お麩(三角形のやつ)、しめじなどの椎茸類、人参、えんどう豆、もやしなどの野菜類が入っていました。お麩が入っているのは斬新ですね。ただ、全体的に味が薄めだったので野菜でさらに薄味になってる気がして、自分の好みとは合いませんでした。

 

おわりに

全体的に薄味だったのが気になったんですが(味噌のコクとか無い感じ)、記事を書くために調べていたら、どうやらこちらの「信州味噌蔵ラーメン」はヴィーガンメニューだったみたいです。動物性のものは一切使用されていないんだとか。どうりでコクが足りないと思ったわけです。「土鍋味噌豚骨」とか「担々麺」とかを頼んでいれば、もうちょっと違った味だったかもしれません。

 

こちらのお店は長野県では長野市に本店があり、支店は小布施市やモンゴルのウランバートルにあるそうです(店内記事より)。モンゴルには4店舗あるように書かれていたので、国内より海外での展開が先行しているようです。

あまり来ない地域ですが、もしまたこちらで食べることになったら今度はヴィーガン麺じゃないメニューを食べてみたいです。

 

上越の有名店の系譜(奥右衛門)

南魚沼で「麺処 清水 南魚沼本店」と人気で双璧をなすラーメン店「奥右衛門」に行ってきました。どちらのお店も平日は昼営業のみ(土日のみ夜営業あり)なのでハードル高めです。

お店は「麺処 清水 南魚沼本店」から国道17号を浦佐方面に向かって車で2分。すぐ近くに構えています。駐車場はお店の前にそこそこの台数が停められます。「麺処 清水」よりは広めで停めやすいかな。駐車場だけなら圧勝です。

こちらのお店はスープのベースが「白湯」と「清湯」、味が「醤油」と「塩」という組み合わせのみです。自分的に「白湯」があまり得意じゃないので、「清湯の塩」でオーダーしました。

 

鶏塩麺

スープは透明系。見た目は緑の野菜が多い!ここまで葉物野菜が載ったラーメンは見たことないです。

肝心のスープの味ですが…。薄い。スッキリとかサッパリじゃなくて、薄い…。この味の傾向はどこかで、と思ったら、店主、上越の「麺屋あごすけ」で修行して独立した方なんですね。どうりで薄いわけだ…。

 

麺と具材

具材は2種類の鶏チャーシュー、葉物野菜、白髪ネギ。メンマは無かった気がします。チャーシューは皮付きチャーシューの方がめちゃくちゃ美味しかったです。皮がパリパリで。これは自宅でも作ってアテにしたい。葉物野菜はシャキシャキしていて良い感じなんですが、ラーメンとは合わないような…?サラダとしてなら美味しいと思うんですが…。

 

おわりに

南魚沼の有名店2店は制覇しました。味の薄さは店主の修行先である「麺屋あごすけ」譲りなので、今後「清湯」はもう頼まないかな…。ネット上でも「白湯」の方が圧倒的に評判が良いので、いつか「白湯」も食べに行きたいと思っています。

 

2023年の王様中華そば(凌駕IDEA)

安曇野からの帰りにランチに寄りました。以前は松本の街中(住宅街)にあって駐車場に苦労していたんですが、今の場所に移転してからは駐車場も広くて停めやすくなっています。店舗のキャパも増えているためか並んで待つことはないですが、いつも7〜8割方席は埋まっているので人気は継続しているようです。

今回は久しぶりに「王様中華そば」を食べたかったので、わざわざ反対方向(南下)にあるこちらのお店に来ました。

 

特製王様中華そば

お腹が空いていたので「特製」でオーダーしてみました。具材で麺が見えない豪華さです。

醤油ベースのスープを一口飲んでみると「…ん?」て感じ。ブラックペッパーの刺激がほとんど感じられません。あれ?こんな味だったっけ?て思いながら食べ進めました。

 

麺と具材

麺は細麺ですがモチモチ系。結構麺量は多いです。具材はレアチャーシュー、メンマ、味玉、ネギ。レアチャーシューは美味しかったです。メンマは薄切りですが横面積は広め。味もしっかりついています。ただ…ネギが。こんなに少なかったっけ?2年前に妻がオーダーした時はかなりのネギが載っていた気がするんですが…。

 

辛みそビリー

妻がオーダーした味噌ラーメンです。ちょっともらって食べてみたら、かなり辛いんですがこれが美味しい!こっちにすれば良かったと心底思いました。

 

おわりに

「王様中華そば」は出会いのインパクトが強くてメニューにあると気になってしまう一品なんですが、この味ならもうオーダーしなくていいかな、て思えるような劣化を感じました。初めて「王様中華そば」を食べたのが移転前の「凌駕IDEA」だったんですが、ここ近年はどんどん美味しくなくなっていっている気がします…。

前回こちらのお店で「王様中華そば」を食べたのは2年前。当時と作る人が変わったのか昨今の原材料値上げが響いているのか分かりませんが、それでもスープの味が変わらなければ美味しいはずなんですが。スープに使う材料も変えたりしているのかな?

他にも「王様中華そば」を出しているラーメン店はあるようなので、機会があったら比べに行ってみたいと思います。

 

かつての「王様中華そば」

 

辛くないサッパリ担々麺(麺処 清水 南魚沼本店)

前回「山椒の塩そば」がとても美味しかったので、「スタンダードなラーメンより創作系ラーメンの方が美味しいのでは?」と思い、別の創作系ラーメンを試しに行ってきました。

券売機の前でしばし悩んだ結果、今回はPOPに「醤油ベースの勝浦風担々麺。辛さは中辛」て書かれていた「タンタンメン」をオーダーしました。

 

タンタンメン

スープは醤油ラーメンのスープの色です。「醤油ラーメンです」て出されたらパッと見そう思ってしまうかもしれません。

ラー油も入っていますがいわゆる担々麺風の赤さはないです。味もどちらかというとスッキリでサッパリ。辛さも強くはないです。

 

麺と具材

麺は細麺。味は普通。固さは絶妙。具材はチャーシューが2枚と挽き肉、玉葱、小口ネギ。メンマは入ってなかったかな。チャーシューは脂身の無いタイプでクドくなくて美味。玉葱はサッパリスープには微妙かな…。

 

おわりに

ベースはスタンダードメニューの「醤油ラーメン」なんだなー、てのがよく分かるタンタンメンでした。味的には微妙。リピートはしないと思います。

そういえばこちらのお店には「味噌ラーメン」のメニューが無かったと思うんだけど、もし冬とかに季節限定麺で出たら、味噌ラーメンと味噌ベースの担々麺も食べてみたいですね。

 

味のバラつきがひどい塩ラーメン(かも新)

鴨出汁ラーメンの「かも新」にランチに行ってきました。初訪問時に食べた「鴨とネギのニラそば」が非常に美味しかったんですが、今回はメニューから無くなっていました。

前回は醤油ベースの「鴨だしチャーシュー麺」を食べてそれなりだったので、今回は塩系の「特製利尻ラーメン」を食べてみることにしました。

 

特製利尻ラーメン

スープを飲むと最初は鴨の旨みが来るんだけど、最後は変に酸っぱい感じを受けました。厳密に言うと酸味だけじゃない気がするんだけど、何だろう。何かが混ざり合ったような混然としたスープの最後が酸っぱい感じ?

鴨の旨みもそれほどではないため、麺や具材と食べてるとだんだん飽きてきます。味変はどうかなと柚子胡椒を投入したところ、さらに味がバラバラになってしまいました。これは失敗…。

 

麺と具材

麺は細麺で跳ねが気になります。味は可もなく不可もなく。具材はチャーシュー、メンマ、水菜、海苔、紫玉ねぎ。チャーシューは

メンマは直方体タイプ。紫玉ねぎはスープにも麺にも合ってない気がしました。

 

おわりに

なんだか味の方向性がバラバラな感じがする塩ラーメンでした。それぞれの具材が全方位的に主張しているかのような…。調味料を足すとさらに一方位が加わる感じで、柚子胡椒も粗挽き胡椒もバラけの前には無力でした。これはちょと次はないかな。

めちゃくちゃ美味しかった「鴨とネギのニラそば」が復活してくれることを切に願います。

 

やっぱり醤油も美味(KUBO LABO)

妻がまだ行ったことがないと言うので、燕市水道町にあるラーメンの名店「KUBO LABO」にランチに行ってきました。

11:10頃に到着すると店裏の駐車場は残り3台、店前の駐車場は4台分空いてました。が、11:25には満車…。開店30分以内で満車になってしまうとは人気店にもほどがあります。

店内に入りウェイティングシートに記名すると、呼び出しベルを貸し出されるので車で待機します。自分たちは30分くらい待って入店できました。

オーダーは券売機制です。チケットを買って店員さんに渡してから案内された席に着きます。以前は席についてからメニューを見てオーダーする方式だったんですが、今後は並んでいる間にオーダーを考えておく必要があるかもしれません(お店の外にもメニュー看板がありました)。

 

中華そば

塩ラーメン(トリュフ香る塩そば)が絶品なんですが、そちらは妻に譲って自分は醤油系の「中華そば」をオーダーしました。こちらのお店は全メニューどれを食べても美味しいという奇跡的なお店なのですが、醤油ラーメンも流石の美味しさ。どうやったらこの味が出せるのかわかりませんが、スープは醤油っぽさと透明感が同居しています。グイグイ飲んでしまいたくなります。

 

麺と具材

麺は細麺で、味がしっかりしていて美味。以前は手揉み中太麺も選べたんですが今日はオーダー時に聞かれませんでした。今はやっていないのかな?すごく美味しかったのでまた食べたいです。

具材はチャーシュー、海苔、穂先メンマ、白髪ネギ。チャーシューは3枚ともレア系です。鳥も豚も美味。穂先メンマはこれでもか!てくらい節がしっかりしていますが、柔らかくて味も染みていてここ以上に美味しい穂先メンマはそうはないかも。海苔と白髪ネギは普通かな。

 

トリュフ香る塩そば

妻のオーダーです。少し分けてもらいましたが、やはりこの塩ラーメンは絶品ですね。美味しすぎ。

 

岩ばら海苔

海苔好きの妻がオーダーしたトッピングです。カサカサに乾燥した岩海苔?結構塩気が強くてラーメンに直接投入すると味が変わりそうだったので、丼には投入せず、食べる時に適量を箸でつまんで少しだけ浸して麺と一緒に食べました。良い味変になったと思います。汁気で柔らかく戻さなかったので上顎に海苔が貼り付いて大変でしたけど。

 

トリュフ香る和え玉

ラーメンを「特製」にしない代わりに「和え玉」をオーダーしました。この和え玉がまた美味しい!そのまま食べても汁なし混ぜ麺として成立する美味しさですし、スープに投入して食べてもこれまた別のラーメンとして楽しめる美味しさです。結果的に元のラーメンと合わせると3杯分の味を楽しめる絶品メニューでした。

 

おわりに

開店直後のラッシュは凄かったです。激混み。県外ナンバーの車も結構いました。今後も週末は激戦になりそうなので、出来れば平日の遅い昼とか夜にお邪魔したいお店です。

 

営業日

現在のところ、夜営業をしているのは水曜日だけみたいです(していない週もあります)。店主さんが体調を崩して長期休業していた時期もあるので、無理のない範囲で夜営業も広げていってもらえると嬉しいかな。

 

牙を剥く山椒(麺処 清水 南魚沼本店)

自分的にイマイチな感じが拭えない「麺処 清水 南魚沼本店」なんですが、かつての美味しさ(美味しかったのは支店だけど)が忘れられずにまた来てしまいました。

「特製塩煮干しそば」「特製塩そば」がイマイチだったので、別のラーメンだったら美味しいかもしれないと、今回は塩そば系列の「山椒の塩そば」をオーダーしてみました。

 

山椒の塩そば

かなり山椒が効いていて唇も口内もビリビリします!痺れ感が半端ないです。カウンターに座ったので目の前で作っているのを見られたんですが、最後にペッパーミルをゴリゴリ回していたのはこの山椒を入れていたのか!

山椒のビリビリ感はあれど味は破綻していません。むしろもともとの塩ラーメンの味が薄めなので、パンチが出ていてこっちの方が良いように感じました。これは好きな味です。

 

麺と具材

麺は細麺でよくスープに絡みます。麺自体も美味しかったです。

具材はチャーシュー、メンマ、カイワレ。カイワレは好きじゃないので最初にむしゃむしゃ食べました。チャーシューのレア感は良い感じ。スープと麺の味を邪魔しないシンプルな構成でした。

 

おわりに

今回の「山椒の塩ラーメン」は美味しかったです!食べ終えた後もしばらく口内がピリピリしていて余韻を楽しめました。こういうのが欲しかった!

今後も新しい味を試しに来てみたいとは思っていますが、2回に1回はこの味を求めてしまうかも。かなり気に入りました。

 

醤油も安定の美味しさ(麺の風 祥気)

晩ご飯を食べに長岡にある塩ラーメンの名店「麺の風 祥気」に行ってきました。閉店まで残り30分というタイミングでしたが駐車場はほぼ満車。運よく2台空いているうちの入り口側に停められました。残りひとつの一番奥のスペースは自分の車じゃサイズ的に停められないので、運がよかったです。

今回は以前来た時には無かった券売機が導入されていました。調べてみたところ今年5月から導入されたようです。2号店(川崎店)のオープンに合わせる形で導入したんでしょうか。ちなみに席での追加購入も可能です。

 

特製中華(正油)

半年ぶりくらいの訪問だったので「塩ラーメン」にしようかと思ったんですが、醤油も美味しかったハズ…と思い、味を確認するために醤油ラーメン「特製中華」をオーダーしました。こちらのお店では醤油は「正油」と表記するようです。

スープは塩と同じく透き通っています。期待しちゃうビジュアルですね。味は、醤油のコクがありながらも透明感があって、優しい味わいです。これは美味しい!出汁は鶏、鰹、煮干しからとっているようです。塩とは違う系統の美味しさですが、大満足です。スープ飲み過ぎないように気をつけないと(美味しくてどこまでも飲めてしまう)。

 

全部のせ

特製の具材も全部載せてみました。味玉は最初から入って提供されるので、チャーシュー3枚と白髪ネギを載せてみました。

 

麺と具材

麺は細麺ですがしっかりコシがあって、小麦の味も感じられます。特製以外の具材はチャーシュ2枚、メンマ、ほうれん草、白髪ネギ、柚子。チャーシューは脂っぽさはないんですがしっとり系で美味。メンマは穂先メンマでした。具材のどれもが美味しいです。白髪ネギの上に柚子片が乗っていますが、スープに沈めて風味を出すと良いと思います。

 

特製の具材

バラチャーシュー、鶏ハム、レアチャーシューの3種類とネギ、味玉が追加の具材です。ただし味玉は最初からラーメンに投入されています。

 

餃子3個

そういえば餃子がとても美味しかったことを思い出し、3個を追加でオーダーしました(席でオーダー)。ラーメンを食べ終わる前くらいにオーダーしたので、ジャストタイミングで提供されました。

こちらの餃子、酢と胡椒で食べるのがいちばん美味しい!具材がたっぷり入っていて肉汁溢れ出すタイプの餃子なので、自分的には醤油と辣油は不要です。いつか餃子だけ10個とか食べたいけど、ラーメン頼まないのもどうかなぁと思うのでまだ実行できていません。

 

おわりに

塩ラーメンが有名でお店のイチオシなんですが、醤油ラーメンも負けず劣らず…とまではいきませんが十分美味しかったです。新潟県内なら間違いないトップクラスだと思います。

とはいえ塩ラーメンの美味しさは圧倒的なので、次回は「特製しおそば」を楽しみにまた来たいと思います。