せっかく上越に泊まったので連戦することにしました。今日は妙高杉の原スキー場の隣に位置する「池の平温泉スキー場」へ。コロナウィルスの自粛期間中に限り、県民割引でリフト一日券が半額(2,000円)になるのが魅力的だったので(妙高杉の原スキー場はそういう割引なし)。
国道18号からスキー場に上がって行ったのですが、途中3台くらいスタックしていてビビりました。え?この先行って大丈夫?3台とも3〜4人で同乗していたので、横をスルーして駐車場に向かいました(さすがに一人でスタックしてたら助けます)。
公式サイトを見ると池の平温泉スキー場の駐車場は1,200台停められるようです。しかも無料!それだけ台数があれば昼から行っても停められるだろうと高をくくっていたのですが、第1駐車場は満車。第2駐車場の奥の奥にようやく停められました。
第2駐車場はカヤバゲレンデのベースから少し上にあるため、徒歩でコースに出て最初のリフトと券売所まで滑り降りる必要があります。帰りも途中からコースアウトする必要があるので気をつけねば…。
しらかばカプセルペアリフト
カヤバゲレンデのベースにあるリフトです。1,750mという長距離リフトですが、2人乗りリフトにもかかわらずフードがあるので、道中雪に吹き晒されなくて快適です。
コース図
ゲレンデは「カヤバゲレンデ」と「アルペンブリックゲレンデ」の2つに分かれています。連結はあまり良くなさそうですね。帰りは気をつけないと。
コースは初級が50%、中級が45%、上級が5%といったところでしょうか。滑りやすそうです。
山頂に向かいたいので、カヤバゲレンデを少し下って池の平クワッドリフトを目指します。
池の平クワッドリフト
こちらもフード付きです。距離は1,622m。しらかばカプセルペアリフト→池の平クワッドリフトの2本で山頂に行けるのは良いですね!周回するのに便利そうです。
そういえばこのスキー場、ゴンドラはないんですね。
山頂駅。トイレもあります。妙高杉の原スキー場はベース以外のリフトステーションにトイレは無いんですが、こちらのスキー場は各リフト駅にトイレがあるので便利です。
カヤバゲレンデ側に降りていきます。斜度はそんなにないですね。
この木の反対側が非圧雪の新雪地獄になってました。
知らずに突入して膝まで埋まりました。せめて「非圧雪」の看板とか出しといてもらいたかった…。
完全にスキーが埋まったので、抜け出すのにかなり時間が掛かりました。
メインゲレンデは日本屈指の超ワイドバーン。山林開発にいろいろ規制が入る前に造られたスキー場なので、ここまで広いバーンが造成できたとか。
ワイドバーン以外のコースも広めで滑りやすい印象です。が、天候のせいなのかスキー場の方針なのか、非圧雪地帯が非常に多い!コースの中央はそれなりに締まっていても端に行くとめちゃくちゃ非圧雪の新雪ってパターンが多くて、休憩のために端に寄ろうとすると新雪に埋まって、抜け出すために体力をさらに消費するという負のスパイラルに陥りました…。
もち豚焼きチーズカツカレー
昨日ゲレ食で失敗したばかりなんですが、新雪で体力を消耗してめちゃくちゃお腹が空いてきたのと、ネットで検索すると「池の平温泉スキー場のゲレ食はゲレ食の域を超えている」という意見が散見されたので、写真で見て美味しそうだった「レストランアルペンブリックのもち豚焼きチーズカツカレー」を食べに行ってみました。
レストランアルペンブリックは名前の通り、アルペンブリックゲレンデのベースにあります。今までカヤバゲレンデをメインに滑っていたので、いったん頂上まで行ってアルペンブリックゲレンデの端を滑り降りていったんですが、これが大罠でした。
長い初級コースなんて楽勝でしょ!て思っていたら、ほぼほぼ非圧雪!めちゃくちゃ足を取られて想定以上に時間が掛かりました。滑っている人もほとんどいなかったので、朝から降り積もる雪で自然発生的に非圧雪コースに変化していたんでしょうか…。一部は締まっていて大半が新雪という、非常に見分けづらいコースになっていました。
何とかレストラン近くに行き、最後は上り坂をスキーで上がっていたんですが(そういうコースレイアウトだった)、店員さんが幟を回収しているのが目に入ります。「おいおいちょっと待ってよ!めちゃくちゃ苦労して来たのに!」と心で叫びますが、足下の新雪は容赦なく時間を奪っていきます。幟は全部回収されましたが、とりあえずレストランに入って「オーダーまだ出来ますか?」と追い詰められた表情(たぶん)で聞くと、「だ、大丈夫です」と言ってもらえました。
待つこと20分ほどで、念願の「もち豚焼きチーズカツカレー」がやってきました。ビジュアルは満点!
味は…うん、まぁ、そう…。そうね…まぁ、良いんじゃないかな?
期待値が上がっていたためか「めちゃくちゃ美味しい!」とはなりませんでしたが、まぁ普通に美味しい部類だったと思います。そもそもゲレ食は「不味くない」「何とか食べれる」レベルが普通だと思っているので、そういう意味では「ゲレ食を超えている」とは言えるかもしれませんね…。ただ、値段を勘案すると二度と頼みませんが。
スープは飲み放題でした。「カレーをオーダーされた方は自由にスープを盛って行ってください」 て書かれていましたが、「盛り方が自由」なのか「自由に飲んで良いよ」なのか分からなかったので、多分後者だと判断しました。3杯飲んだけど別に注意されなかったし…。
後半戦スタート
食べ終えた時点で結構筋肉痛も来てたんですが、これで帰るのもシャクなので時間終わりまで滑ることにしました。
後半はアルペンブリックゲレンデを2回滑り、後はカヤバゲレンデでリフト終了まで滑り倒しました。
おわりに
池の平温泉スキー場は初めて来ましたが、新雪地獄とスノーボーダーがやたら多いという印象を受けました。あとハーフパイプとかボーダー御用達の設備が充実してますね(上手すぎるスキーヤーもジャンプとかしてたけど)。メインの顧客層をスノーボーダーにしてるなら、非圧雪コースが多いのも頷けます。
あとは、広いコースが多いのでキッズ達が練習している場面にも多く遭遇しました。良いですね。ぜひスキーを好きになってこれからのスキー場を支えて行ってくれる存在になってもらいたいものです。
また来たいスキー場かといえば50:50なんですが、公式サイトで見る晴れた池の平温泉スキー場はめちゃくちゃ綺麗なので、妙高が晴れた時にはぜひまた来てみたいです。