魅惑のおまかせコース

静岡にあるお気に入りの割烹居酒屋に友人と2人で行ってきました。こちらのお店に行きたいがためだけに、有給休暇を取って連休にしてます。

今年7月に初めて「おまかせ」をお願いしたんですが、あまりのコスパの高さと美味しさに驚いたので、今回も予約時に「おまかせ」でお願いしました。

 

先付け

左から「もずく酢」「自家製肉味噌と胡麻豆腐」「根室産の雲丹と汲み上げ湯葉」です。雲丹!最初から豪勢です。

 

「ボーミッシェル」と「鍋島」

一杯目は久しぶりの「ボーミッシェル」にしました。長野県佐久市にある「伴野酒造」が造っているお酒です。爽やか白ワイン風味は健在でした。

友人は「鍋島 きたしずく」。北海道産の酒米「きたしずく」を使って醸されています。ちょっともらいましたが、バランスの取れた美味しさでした。流石!

 

お刺身盛り合わせ

なんかスゴイのが来ました!真ん中のは「赤目ふぐ」。周りにマグロトロ、烏賊、三河湾の車海老、鯵、こち、などが盛り付けられています。ちょっとした宝石箱みたいですね。

そして味も…ここまで美味しいお刺身はなかなか無いかも。いろいろ飲み歩いていますが、こんなに美味しいお刺身は他のお店ではほとんどお目にかかれません。

 

「久遠」と「花邑」

ここから先は大将のオススメから選んでいきます。

 

平六 Re:vive 久遠 misty

岩手県盛岡市にある「平六醸造」で造られている「クラフトサケ」です。「平六(ひらろく)醸造」は昭和初期から100年以上酒造りを止めていた酒蔵を、創業家16代目の当主・平井佑樹氏が復活させた蔵です。ただし日本酒蔵ではなく、「クラフトサケ」の醸造所として(「クラフトサケ」とは、清酒の醸造方法をベースにしながら、醸造過程で副原料を加えることにより「その他の醸造酒」とすることで、日本酒の酒造免許がなくても醸造できるようにしたもの)。

もともと平井氏は実家の老舗酒蔵「菊の司酒造」に入って酒造りを行い、全国新酒鑑評会で金賞受賞酒を造り出すなど活躍していたんですが、2021年に経営難により「菊の司酒造」は事業譲渡、平井氏も退職することになります。その後2023年に「平六醸造」を立ち上げるのですが、今の日本では新規の酒造免許の発行がなされていないため、「クラフトサケ」の蔵として再興したそうです。

肝心の味ですが、ボーミッシェルをもうちょっと甘くした感じで飲みやすいです。正直「ちょっと美味しい日本酒が出たきましたよ」て言われて飲んでもわからないレベルだと思います。「クラフトサケ」は、副原料によってかなり味が変わるんですが、「平六醸造」は副原料も米由来のものにこだわっているためか、本当に日本酒ぽい感じの仕上がりです。…いつか、日本酒自体を醸してくれると良いですね。

 

花邑 純米吟醸 雄町

秋田県の両関酒造が造っているお酒です。こちらの蔵は確か山形の高木酒造(十四代を造っている蔵)から技術指導を受けているんじゃなかったかな?

味はジューシーで華やか。流石。

 

秋鱧と松茸のお吸い物

秋の鱧(落ち鱧)は産卵を終えて食欲が増し、脂が乗って身が太くなるそうで、「この時期の鱧こそ本当の旬」て言う人もいるんだとか。そんな秋鱧に松茸!超豪華な布陣です。お吸い物自体もホッとする味で、いくらでも飲めそうです。

 

秋刀魚塩焼き

丸々とした秋刀魚!秋の味覚のラッシュです。

 

でしこの白焼き

食べてみたかった新種の鰻!正直、今回の静岡滞在中にどこかの鰻屋で食べれないもんかと思っていたんですが、ここで来たか!しかもお酒に合う白焼で!もう最高じゃないですか…。

 

「作」と「尾瀬の雪解け」

 

作 雅乃智 純米大吟醸

言わずと知れた三重県の銘酒。安定の美味しさ。

 

尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 うすにごり 生酒

群馬県の龍神酒造が造っているお酒です。味は、ジューシーなメロン系の甘さ。ちょっとガス感もあってサッパリ飲めます。

 

甘鯛の松笠焼き

レモンも醤油も何もつけずに食べても十分な美味しさ。すごいですねぇ。

 

鱗のパリパリ加減が半端ないです。食感の楽しい逸品です。

 

笹峰牛

ここで肉!しっかり味が付いていてめちゃくちゃ美味しい!

 

イチジクと鮑、松茸の天麩羅

さらに天麩羅!イチジクはあまり食べないのですが、天麩羅にしても美味しいもんなんですね。鮑と松茸って…コース料金の設定いくらにしてたっけ?て一瞬思うくらい高級材料のオンパレードです。

 

「富美菊」と「大山」

 

富美菊 純米吟醸 酵母77号仕込み

ちょっと酸味は感じますが、それがかえって天麩羅後のサッパリさを招いてくれる感じ。

 

大山 蔵別撰2 特別純米超辛口

年に何回か山形に飲みに行っていて「大山」も飲むんですが、こちらの銘柄は初めて見ました。超辛口を謳っていますが、辛口というよりキレの良いお酒です。味はフレッシュな柑橘系。飲みやすい良いお酒です。

 

ネギトロ

〆のご飯ものは寿司!「ネギトロ巻き」でした。ネギトロ好きなんですよね。ちゃんとしたお鮨屋さんで頼むと結構高いという…。太巻きで食べ応えもあって大満足です。

 

玉赤

玉子と赤出汁の味噌汁です。赤出汁最高!

 

デザート

確か梨だったような…?(妻ほど果物にこだわりがないので…すいません)。

 

おわりに

今回も大満足でした!先付、刺身、焼き魚、肉、天麩羅、汁物、寿司と一分の隙もない構成。使っている材料からしても、これで料理5,500円のコースってことが信じられません(信じられなさすぎて、最後に大将に再確認しました)。最高を通り越して極上です!これ以上はない。

最近は東京にも良く飲みに行くようになりましたが(期間限定)、やはり自分のルーツとなるお店は大切に通いたいですね。今後、人生がどれだけ続くかわからないのだから。

静岡に行くタイミングで気まぐれに予約してきましたが、今後は「このお店に行く」ということを旅の目的にして、積極的に予約を入れていきたいと思います。