弥彦の地ビール飲み比べ(弥彦ブリューイング タップルーム)

弥彦散策の最終目的地「弥彦ブルーイング」に到着しました。「弥彦ブルーイング」は令和元年5月1日に弥彦に創業したブルワリーで、弥彦神社前にある「やよい酒店」の店主のお姉さんが始めたブルワリーらしいです。「やよい酒店」2階のテイスティングルームにチラシが置いてあって気になっていたんですが、ようやく訪問できました。

 

クラフトビールはレギュラーサイズが700円、ハーフサイズが600円。ハーフサイズ3種類の飲み比べが1,500円(おつまみ付き)でした。本日のTAPビールは6種類あったので、ハーフサイズの飲み比べをオーダーしました(この時点では6種類飲むつもり)。

 

クラフトビール飲み比べセット

6種類の中から「伊彌彦エール」「キウイホワイト」「信州りんごエール」をチョイスしました。エール被ってますね。

 

おつまみ

ピクルスっぽい感じで美味。

 

伊彌彦エール

白ビールぽい味でした。でも伊彌彦ホワイトは別にあるんだよな…。

店員のおばあちゃんに「どうして伊がついているんですか?」と聞いたところ、「昔、漢字で地名を付けようってなった時に、ここら辺の人たちの発音が『いやひこ』って聞こえたらしくて、頭に伊がついちゃったんだよね」とのこと。その後全国地図に載せるなどの機会に正確な地名として「弥彦」になったらしいです。

 

西蒲キウイホワイト

キウイを副原料にしたホワイトビールです。特段味に特徴はないかな。

 

信州りんごエール

ブラウンエール。少し酸味のあるタイプでスッキリ。

 

いちじくのワイン煮(サービス)

店員のおばあちゃんがくれました。自家製だそうです。これで十分お金が取れるんじゃないかと思うくらいの美味しさ。

 

彌彦と村祐

散策中に寄った「やよい酒店」にあって気になっていた日本酒「彌彦」があったのでオーダーしてみました。

 

彌彦 極超生原酒

「彌彦」はその名の通り弥彦村にある「弥彦酒造」が醸しているお酒です。こちらの酒蔵は全国で唯一、すべての蔵人が「一級酒造技能士」の資格を取得しているそうです。

味は新潟酒にしてはふくらみがあり美味しいです。キレッキレの辛口ではありません。甘すぎず辛すぎず、普通に飲み続けられそうな味。本醸造クラスなので醸造アルコールも入っているようですが、あまり感じませんでした。生原酒だからかな?

 

村祐・黒

メニューには無かったんですが、同じカウンターで飲んでいた常連さんぽい人と日本酒談義で盛り上がっていたらおばあちゃんに「飲んだことある?」て出していただきました。村祐のレアものらしいです。入荷数が少なく酒屋に入ってもすぐ売り切れてしまうんだとか。

味はめちゃくちゃフルーティ!十四代系の味なんだけど甘味が強い!ただしその甘みは濃厚じゃなくて上品な甘みです。蔵元は「和三盆のような甘み」を目指したとか。これは美味しかったです。本来年末年始のハレの日用に造られる高級ラインみたいです(四合瓶で4,400円。一升瓶で8,800円)。

 

おわりに

弥彦で昼から良質なお酒を嗜めるお店を開拓できました。これはまた来たい!

一応お店ルールとして「ご利用は1時間30分まででお願いします」てのがあるようです。店内に貼り紙がありました。観光客の多い地域なので、他のお客さんも利用できるように配慮をお願いします、て事でしょうか。他にも「大声で騒がないでください」とか「酔っ払って他のお客さんに絡まないでください」とか常識的な事が書かれていました。

フードはあまり充実してないので1時間半あれば一通り飲んで満足できそうです。

 

ブルワリー

お店の横に新しい醸造所が作られていました。以前は上の写真のお店の中だけで造っていたマイクロブルワリーだったんですが、ここ最近は規模を拡大してきたようです。