独特のネーミングセンス溢れる「絶品極太讃岐うどん」のお店(讃岐麺処 山岡)

四国旅行2日目のメインは「四国で一度は泊まってみたい宿・第一弾」。宿でのんびり過ごすことが主目的なので、それ以外の予定は入れていませんでした。

「どうせ宿にはレンタカーでしか行けないし、晴れたら四万十ブルーでも見に行った後、15:00に宿にチェックイン(これはマスト)出来たら理想的だよね」と思い、レンタカーのレンタル時間を店舗開店直後に設定していたんですが、残念ながら天候は曇り〜雨移行予報。どんよりとした曇天が広がっています…。

四万十地方の天気予報を確認しても曇り〜雨予報だったので、「こりゃ川面のブルーは期待出来ないな…」とスッパリ諦め、早々に宿のある香川県に移動することにしました。高知から四万十って意外と遠いし、四万十から香川もかなり距離があるので、悪条件の中、万が一を期待して車走らせるのは悪手だと判断したからです(時間とお金と労力を無駄にする可能性が高い)。

代わりにと言っては何ですが、香川の讃岐うどん店は早朝から営業しているお店が多いので、四万十に行っていた場合、明日体験する予定だった「讃岐うどん」を今日食べちゃえば良いんじゃない?と思い立ち、候補店から一番ビジュアル映えしていた「讃岐麺処 山岡」に向かいました。

 

店舗外観

こちらのお店は平日は10:00開店、土日休日は9:00開店です。自分は10:00少し前に到着しそうだったので「開店後1時間経つけど、まだお昼時にも遠いし余裕じゃね?」て思ってたんですが、まさかの駐車場満車!誘導員のおじさんが一人いて、その人の指示で駐車場内で待つことが出来たのが幸いでした。

そんなに待たずに駐車できましたが、自分が食べ終えて出てきた時には駐車場内に3台空き待ちの車がいて、4台目以降は誘導員のおじさんが誘導灯と腕でバッテンを作って入れなくなっていました。お店前は交通量の多い対向2車線なので、道路上で待つことは出来ません。運が良かったと思います。

注文はお店入ってすぐのところに記入台があり、そこでうどんの種類やトッピングを注文票に記入。天ぷらなどのサイドメニューをセルフで取りつつ、奥に移動してお会計。番号札をもらってさらに奥の飲食エリアで席を確保した後、呼ばれたら注文した品を受け取りに行く、という流れになります。

席は、各席ごとに仕切られている(一蘭ぽい)長テーブル、窓際のカウンター席(仕切りなし)、畳の小上がり席があり、さらに奥には板の間の掘り炬燵席?みたいなのもあるようです。結構キャパシティは大きそうでした。

 

金卵ざる饂飩(山岡スクリュー)

今回注文したのは「金卵ざる饂飩・小」。読み方は…自分の隣で記入していた女子2人組は「私、きんたまスクリューにする」とか言ってましたが…。ネットで見てみると、誤植なのか何なんのか「山岡の金玉ざる饂飩」て表記もたくさん見られます。ちなみにある方のレビューでは、卵が2個乗った「金卵玉ざる饂飩」のことを、店員さんは「たまたま」と呼んでいたそうです。自分の場合、注文票を渡したら「じゃあ番号呼ばれたら取りに来てください」て言われて席の確保に行ってしまったので、店員さんが厨房に何て言うか聞いていませんでした。

「スクリュー」ってのは麺の盛り付け方で、写真の通り捻りが効いて渦巻いています。注文票に記入する際、空いてるスペースに「山岡スクリュー」と記入すれば上の写真のように盛り付けてくれますが、「山岡スクリューは冷やのみ」と壁メニューに書かれていました。スクリュー状にまとめるのに箸とかの器具は使わず手で巻いていたので、「冷やのみ」なのでしょうね。熱かったら巻くの地獄でしょうし。

 

スクリュー極太饂飩

ローカル記事を読むと「うどん県の中でも1、2を争う極太麺」だそうです。極太麺好きには嬉しい限り!そして見事にエッジが立っています!湯掻いた際、饂飩が熱膨張とかしたら丸くなりそうなものですが、キッチリ鋭角なエッジになってます。これはすごい!弾力も相当期待できるんじゃないでしょうか。→ 実際、もちもち感とコシが半端無かったです。あまりの美味しさに「小」で頼んだことを激しく後悔しました。事前調べだと「山岡はかなり量が多い」と読んでいたので敢えて「小」にしたんですけどね…。あっという間に完食してしまいました。

 

おわりに

明らかに、人生で食べた饂飩の中で一番美味しかったです。「トップクラス」ではなく「Top of Top」。No.1です。ここを超える饂飩にはそうそう出会えない気がします。

また香川県に行くことがあったら、絶対外せないお店を開拓できました。ていうか「この饂飩を食べる為に香川にまた行きたい」と思えるクラス。そして次回は「大」一択で!

 

紛らわしい店舗入り口(覚え書き)

いかにも「入り口」に見える構えですが、「出口」です…。

 

店舗の入り口は、写真右奥の引き戸です。あちらから入るとすぐに注文票記入台があって、記入後は左手に進んでいくワンウェイ方式なため、間違えたら入り直す必要があります。

自分は直前に女子2名が先に入って行ったので間違えませんでしたが、初見だったら絶対入り口っぽい方から入っていたと思います…。