本場でも評判の超極厚「鰹の塩たたき」(居酒屋 一釣)

高知初日の晩ご飯は以前からブックマークしていた居酒屋「一釣」に行ってきました。ネット検索で発見した「鰹のタタキ」の写真が厚切りで美味しそうだったので。

口コミを読むとかなりの人気店で、予約は必須らしいです。当日だけど大丈夫かな?と思いホテルからTELしてみたところ、「1時間半の時間制限付きなら」ということでOKしてもらえました。

 

店舗外観

お店はかなり狭い路地の中程にあります。ネットに載っている店舗の入り口写真を見ると、みなさん画角で苦労しているようですね(入り切ってない)。この写真はデジタル一眼レフの21mmレンズで撮っているので、iPhone Proの超広角ならもっと入ると思います(覚え書き)。

入り口の暖簾から何か威嚇されてる感じ(いかん!)を受けますが、これは「薄いのはダメだ!」という意味らしいです。昔、高知でシェアの獲得に苦しんでいたキリンビールが、「たっすいがは、いかん!」をラガービールのキャッチコピーにしたところ、酒好きの高知県民に激ヒットして某スーパードライ系ビールで上を行かれていた某社を抜き、高知県におけるシェア1位を獲得したという逸話があるそうです。

 

お通し

何だろう?もやし炒めのピリ辛系?普通に美味しかったです。ビールに合う!

生ビール

え。ちっちゃ…。中ジョッキの高さでいうと2/3位しかありません。ちょっとやる気を削がれますね。たっすがいはともかく、「こんまい(小さい)はいかん!」て言いたいです。650円。

 

鰹の塩たたき

土佐の言わずと知れた超名物!時の徳川将軍も所望したとか。知らんけど。

これを食べるためだけにこちらのお店に来たと言っても過言では無いんですが、お値段2,500円!1,800円くらいが相場だと思ってたので、ちょっと怯みましたね…。でもまぁ、せっかくだし…。飛行機代払ってまで高知に来たし…ということでオーダーしました。

自分の席からは厨房内が見えるんですが、オーダーが入る度に店主さんが藁で焼き付けていました。ただ、明神丸みたいにボワッと大きな火が上がる訳ではなく、チョロっと上がる程度です。まぁ、普通の業務用一口コンロサイズのスペースしか無いし、それも囲まれたりしてないですしね。いちいち大きな火上げてたら火事になってしまいます。

 

ぶ、分厚い!そして皮がパリッとしてる!塩もバッチリ!めちゃくちゃ美味しいです!

 

…3切れまでは。

 

確か6切れあったと思うんですが、後半はちょっとしつこさが気になってきたんですよね。そもそも鰹って独特の風味がありますし。それを藁焼きにしたり塩やタレで美味しくして食べているわけなんですが、いかんせん一旦味に飽きが来てしまうと鰹のそういったマイナスポイントばかりに目(舌?)がいってしまいます。

量的にも6切れは結構きつかったので、多分2人で一皿頼むのが美味しく終われる限度なんじゃないかなーと思います。欲張らず、タタキも入った刺身の盛り合わせにすれば良かった…(他のテーブルに出ているのをみてそういうメニューがあるんだと気付きました。でもやっぱり塩タタキ一皿を頼んでいたかな)。次回の教訓にしたいと思います。

 

柚子サワー

ビールがイマイチだったので(お値段的に)、別のに切り替えてみました。こちらは量的には普通かな。氷が入っている分実用量は少ないけど。それはどこでも同じですし。

味は甘ったるさとサッパリさのハイブリッド。酸っぱすぎないのは良かったです。550円。

 

カキフライ

牡蠣フライ好きとしては外せません!衣がパリッとしていて身はジューシー!これは今日最大のヒットでした。タルタルがたっぷりなのも嬉しいところ(余るくらいありました)。

 

生ビール

牡蠣フライが熱々揚げたてだったので、ここぞとばかりにビールを投入しました。コスパとか云々言ってたけど、もうね、良いのよ。美味しいアテには美味しいビールが必要。それが世の真実。

 

おわりに

2品(お通し入れても3品)とビール2杯、酎ハイ1杯でもうお腹いっぱい。満足しました。1時間15分くらいでお店を出たので、お店側もちょうど良かったんじゃないかな。

ホントにお腹いっぱいになってしまったので、大人しくホテルに帰りました。あまりにお腹が一杯過ぎてBARとかも考えませんでしたね。もう液体でも入らん…。

部屋に戻って明日のレンタカー予約の確認したり荷物をまとめたり。風呂に入った後、PCでAmazonの映画見てるうちに寝落ちしてました。