一軒目のお店を出た後、いったんホテルに戻って風呂など入って寛いでいたんですが、今日は広島ラストナイト。最終日の夜に一軒だけで終わってしまうのは残念なので、22:00以降に営業しているBARを探して行ってみました。
訪れたBARは流川にある「Buddha BAR」。食べログで検索したんですが、店内に仏像(大きめ)が飾ってあるインパクトある写真と、美しいカクテルの写真に惹かれての訪問です。
良い雰囲気の店内
かなり暗いです。手元の間接照明がいい感じで、デート向きの雰囲気でした。
仏像(本日のメイン)
残念ながら仏像の正面の席は空いてませんでした。あまり大きくはないですが、店内の照明の暗さとスポット照明の効果が相まって存在感は抜群です。
ジントニック
新しいBARに行ったら「一杯目はジントニックを飲む」と決めています。こちらのお店で使用している材料はタンカレーとシュウェップスでした。もしジンがコンビニで売ってるような赤いビーフィーターを使っていて、トニックウォーターもペットボトルに入ったよく分からない廉価品を使っていたら、一口二口飲んで速攻お店を出るつもりでした。
グラスはコリンズグラスタイプではなく背の低い丸みのあるグラスで提供されました。他のカクテルでも同じタイプのグラスを使っていました。あとスコッチも同じグラスでした。ビールだけは別のタイプだったかな。アイスは一応丸氷ぽいの(完全に丸くはない。塊氷)を使ってました。
肝心の味は…。
ナニコレ?なんであの材料使っててここまで不味くなる?とりあえずトニックウォーターのガスが抜けすぎなのは勘弁してほしいです。2本を継ぎ足しで使ってたけど、もしかして両方とも昨日開栓したヤツだったのかも。そのくらい微炭酸過ぎ。味も、むしろどうやったらこの味になるのか聞きたいくらい。自宅にも同じ材料があるけど、自分がどう作ってもこの不味さにはならないかな…。謎。890円の価値はないです。
モヒート
気を取り直して(怖いもの見たさで)もう一杯オーダーしました。次は「モヒート」です。こちらのお店のモヒートは、ラムはバカルディのホワイトラム、炭酸水はウィルキンソンを使用していました。材料的には普通。ただ、味が…。何故こうなる…?
グラスを観察してみたら、クラッシュドアイスがやたらと粗いです。何故?このせいでかなり水っぽい味になっていることが分かりました。こりゃダメだ。
美味しくないので杯が進まず、次の候補店を検索しながらグダグダ飲んでいたら、カウンター内からガラガラ音がし出しました。マスターがアイスペールぽい入れ物の蓋についている取っ手を回しています。何だろう?と傍目に見ながら検索を続けていたら、マスターは5分くらい取っ手を回した後、蓋を開けて、中身をタッパーに流し込んでいました。…クラッシュドアイスを手動で作ってたんかい。
ミキサーじゃなくて、手動で時間かけて砕いた氷をタッパーに保存して使い回していたとは…。こりゃ水っぽくもなりますわ。ていうかこんな氷の作り方してるBAR、初めて来ました。この水っぽくて不味いモヒートが1,100円。
おわりに
雰囲気以外取り柄のないBARでした。これでカクテルが美味しかったら3時間は余裕で居られたんだけどなー。マスターがシェイカー振ってるところを見て、完全に素人がやってるんだな、てのはよく分かりました。
お通しは出ていませんが、お会計は2,530円でした。差額がチャージ?
ハズレのお店を引くのも旅の醍醐味ってことにしておきます。再訪はしませんが。