危機一髪のヒグマ詣で(らーめん ヒグマ 塩沢店)

長岡生姜醤油ラーメンの筆頭が「青島食堂」であることは、個人的な好みを除いてほぼ間違いないと思われますが(東京にも進出して大人気。新潟県内でも常に大行列)、地元新潟のラーメンLOVERの間でまことしやかに囁かれているのが、「ヒグマを食べたことがなければモグリ」。ラーメン好きの同僚たちの間でも「長岡生姜醤油ラーメンの美味しいお店」といえばすぐ名前が上がるくらいです。そして自分は10年以上新潟に住んでいるのにまだ食べたことがないという…。

そもそも「醤油ラーメン」があまり好きじゃないので「長岡生姜醤油ラーメン」にも興味が湧かず、ひたすら「美味しい塩ラーメン」を追求し続けるラーメン道を歩んできました。

が、2022年に初めて本家「青島ラーメン 宮内駅前店」で「長岡生姜醤油ラーメン」の洗礼を受けてその美味しさに気付き、近年はちょいちょい食べるようになっていました。「普通の醤油ラーメンは好きじゃないけど、長岡生姜醤油ラーメンならまだ許せる」くらいのスタンスではありますが。

で。件の「らーめん ヒグマ」。本店は小千谷市にあるんですが、支店が長岡、塩沢、十日町にもあります。今日はちょうど昼時に南魚沼にいたので「せっかくなら初ヒグマ、行ってみようじゃないか」と思い、最も近かった塩沢店を訪問してみました。

 

スープ切れ閉店

お店到着は15:30少し前という中途半端な時間だったんですが、入り口入ってすぐの待合室には4人くらいが待っていました。

初めて行くお店なのでシステムが分からず(ウェイティングシートに記名するのか?並んで待つ方式なのか?先に食券は買うのか?店内に案内されたタイミングで買うのか?)どうしたものかと思っていると、「スープ切れ閉店」の案内を持った店員さんが出てきました。

「え?終わりですか?」と声をかけると、店員さんは自分をチラッと見た後、「店内に入って記帳して」と言ってくれました。終了のお知らせを出すより早く待合室に入っていたのが功を奏したのかもしれません。到着があと1分遅かったら、このお知らせと対面して諦めざるを得なかったでしょう…。そそくさと店内に入り、シートに苗字、1名、席はどこでも(丸で囲んで選択)的な感じで書き込み、戻りしなに券売機でチケットを購入することにしました。

 

さらに続く危機一髪

なんとか最後尾に潜り込めたものの、券売機前で新たな危機が!券売機の前まで来てから財布にお札が一切無いことに気が付きました…。昨日、飲みに行く時にメインの財布から飲み仕様の財布にお札とカードを移していたのをすっかり忘れていたんですね…。そして現金以外は使用不可という…(PayPayも他の電子決済・クレジットカードも不可)。

それでも何とか小銭をかき集めたところ750円あったので、ギリギリ最安メニューの「正油ラーメン」を注文することができました。「長岡生姜醤油ラーメン」はチャーシュー麺が前提で作られているようなところもあるので、お店に向かっている時は「チャーシュー麺にするか、変化球で生姜塩ラーメンもいいかも」とか思っていたんですけどね…。選べる状況じゃなかったです。食べられただけでも良しとしましょう。残金8円なのでトッピングも出来ません。

食券を購入出来、ホッとして待合室に戻ったんですが、そこからがまた長い長い…。待合室には自分の他に4人いたんですが、店内にはさらに5人いましたからね。自分の前に待っていた4人組がそこまで待たずに入っていったので「これは良いぞ!」と思ったんですが、自分が呼ばれたのはそれから30分以上後でした…。今考えると、待合室にいた人達の方が、ひょっとしたら店内待ちの人よりも先に記帳していたのかもしれませんね。

 

正油ラーメン

いろいろ苦労した末の「長岡生姜醤油ラーメン ヒグマVer.」です!着席してからは比較的早く提供されました。

スープは滋味深くて美味!「らーめん ヒグマ」の創業者は「青島食堂」で修行して独立した方なので、味の系統は似てくるんですかね。青島食堂→ヒグマ本店(小千谷)→ヒグマ支店(ヒグマ本店で修行した後独立=いわゆる「青島食堂」の孫弟子?)みたいな系譜になっているのかな。

 

麺と具材

麺は柔らかそうに見えますがコシのある細麺でした。良い!

具材はチャーシュー、メンマ、なると、海苔、スナップえんどう。具材に「スナップえんどう」が入っているのは珍しいですね。「長岡生姜醤油ラーメン」にはホウレン草が入っていることが多いんですが、ヒグマ系列でも「スナップえんどう」が入っているのはこの塩沢店だけらしいです。

チャーシューは極薄切りながら味染みで美味。脂はほとんどなく肉感があります。こういうチャーシューなら普段は頼まない「チャーシュー麺」も食べたくなりますね。他の具材、細切れメンマ、なると、海苔、スナップえんどうは味的には普通でした。

 

おわりに

いやー、美味しかった!「ヒグマを食べたことがなければモグリ」の意味が分かりました。長岡生姜醤油ラーメンを評するなら「ヒグマ」も食べておく必要があると思います。ネット上の意見を見てみると、同じヒグマ推しでも「本店の正油絶対派」「塩沢派(ただし塩に限る)」など様々好みがあるようです。これはまた開拓に行かねば!

とりあえず次回はお財布をしっかり確認してから、もうちょい早い時間にお邪魔したいと思います。