2024 G.W. ラストナイト(酒と飯 古今)

新潟駅近くにある「焼鳥 すがい」で焼き鳥を堪能した後、日本酒を楽しむために古町にある「酒と飯 古今」にお邪魔しました。こちらは女将さんがチョイスした全国の銘酒が一杯550円で楽しめるお店です(値段は統一されているけど、日本酒の価格や貴重さを反映して量で差をつけるシステムになっています=一杯 45ml〜120ml)。新潟酒のみならず県外の様々な銘酒も揃えているのが日本酒好きには嬉しいポイントです。

 

お通し

今日は「タコ頭とネギのぬた」でした。こちらのお店は料理もとても美味しいのですが、お通しからして片鱗を感じました。お代わりできるならしたい…。

 

「八千代」と「市野屋」

見たことないラベルシリーズからスタートです。

 

八千代 純米吟醸 山田錦

山口県萩市にある「八千代酒造」が造っているお酒です。初めて飲みました。自社田圃で減農薬栽培した自家製山田錦を使用しています。

あまり香り立ちはないけれど、旨味とキレのバランスが良いお酒でした。いろいろな料理に合いそうです。

 

市野屋 山廃 特別純米酒 山恵錦

長野県大町市にある「株式会社 市野屋」が造っているお酒です。酒米は長野県農業試験場で作られた長野県オリジナルの酒米「山恵錦(さんけいにしき)」が使われています。令和に入って登録された新しい酒米ですね。

味は、酸味が良い感じのスッキリフルーティ。色々なアテに合いそうです。

 

小皿料理4種盛り合わせ

小皿メニューから気になったものをチョイスしました。今回は「あおさのゼッポリーネ」「栃尾油揚げ 自家製辛味噌チーズ」「佐渡 銀鮭の焼き漬け」「ガーリックトースト」です。

「ゼッポリーネ」はイタリア・ナポリの料理で、「ピザ生地に海藻を混ぜて揚げたもの」だそうです。モチモチしていて美味しかったです。「ガーリックトースト」は好きすぎて毎回頼んでしまうのですが、いつか自宅でも似たようなものが作れるようになりたい…。

 

「寒菊」と「基峰鶴」

 

寒菊 晴日 Special Yell

千葉県山武市にある「寒菊銘醸」が造っているお酒です。酒米は山田錦と赤磐雄町を両方使っています。年一回のみ出荷される春の限定酒で、名前の「晴日」は、季節柄旅立ちや門出を祝う意味で名付けられているのだとか。

味は、飲み始めにちょっと酸味を強く感じました。飲み進めるとそのうち馴染んでくるけど、酸度の高さは最後まで続く感じ。Ocean99の方が好みでした。

 

基峰鶴 純米大吟醸 北雫

佐賀県三養基郡基山町にある「基山商店」が造っているお酒です。北海道産の酒米「きたしずく」を40%まで磨いて使用し、3年熟成させています。

味は、ほのかな甘みがある穏やかな美味しさ。飲み飽きしそうにない味でした。

 

刺身7種盛り合わせ

今回は「藁でたたいたメジマグロの漬け(中央)、真鯛、石鯛、ヒラマサ昆布〆、ヤリイカ、サワラのたたき、アジ」の7種類でした。どれもこれも日本酒に合いすぎ。

 

十四代 龍の落とし子 大吟醸

2024年G.W. 最後を飾るお酒は十四代にしました。やっぱりさすがの味ですね。45mlでしたが鮮烈な印象を残してくれました。

 

おわりに

料理も美味しくて県外酒も豊富、十四代の大吟醸まで飲めて、2024G.W. 最後の夜はとても良い時間を過ごせました。大満足。

昨年の週末は結構県外に行っていることが多かったためなかなかお邪魔できませんでしたが、まだまだ見たことのない日本酒との出会いを求めて、今年はちょくちょく伺いたいと思います。