2024 G.W. 前半戦のハイライト(みゆき)

直江津にある銘酒居酒屋「みゆき」に久々に飲みに行ってきました。今回のGWが始まる一ヶ月以上前から予約しての訪問です。GW前半戦初日にして最終目的地。体調はイマイチだったんですが、直前まで節制して臨みました。

 

お通し

ホタルイカ酢味噌和え。今年のホタルイカはかなり豊漁だとニュースでやっていました。そのためかいろいろなお店でお通しで出てくる頻度が多かった気がします。かなり大きめでしっかりしたホタルイカでした。美味。

 

生ビール

ギンギンに冷えたジョッキで!沁み渡ります。

 

きゅうりとカブと茗荷の浅漬け

妻のオーダーで。日本酒によく合います。

 

「ソガ ペール エフィス」と「鳴門鯛」

 

ソガ ペール「リア サケ ナチュレル」

小布施にあるワイナリー「小布施ワイナリー株式会社」が、ワイン醸造期間以外の時期に醸している日本酒です。妻の一杯目。

味は、白葡萄。爽やかさとフルーティさが同居している美味しいお酒でした。

出荷本数が限られているので昔から入手困難酒でしたが、最近は味で人気が出てきて、さらに入手困難になってきたようです。

 

鳴門鯛 純米吟醸 シルキーウェーブ

徳島県鳴門市にある「本家松浦酒造」が醸造している日本酒です。初めて見ました。

みゆきのマスターは「ジャケ買いした」と言っていましたが、味はにごりだけどサッパリしていて飲みやすく、美味。このにごり酒はアリだな、と思いました。

 

する天

上越名物「スルメイカの天ぷら」。こちらのお店に来たらかなり高確率でオーダーしてます。揚げてあるのに柔らかくて美味。軽く塩を振って食べるのもまた良し。

 

「浅間山」と「惚れるん」

こちらも初見シリーズ。こちらもマスターのジャケ買いだそうです。

 

浅間山 あさひ 純米大吟醸

群馬県長野原町にある「浅間酒造」で造られているお酒です。岡山県の酒米「朝日米」を100%使用したお酒です。「浅間酒造」は経営母体が草津温泉のホテル「ホテル櫻井」と同じで、醸造したお酒が温泉街で捌けるという強みもあるようです。しかし現在の社長はそこに安住はせず、さらに味を追求したいと「朝日米」を使った新しい味に挑戦したのだとか。

味は…甘味があるけど後味苦め。ちょっとアル添ぽい感じもしました。残念ながらあまり得意じゃない味だったかな。

 

惚れるん 純米吟醸

長野県立大学グローバルマネジメント学部の女子学生が長野県岡谷市にある「豊島屋醸造」とタッグを組んで、「若者の日本酒離れ」に向き合ったお酒だそうです。「豊島屋醸造」は「豊香」などを造っている蔵ですね。

味は、マンゴーとか果物系の甘さで飲みやすいです。若者向けならさもありなん、といった味。日本酒っぽさとは、という大前提はともかくとして、飲みやすくて良いんじゃないかと思います。微炭酸も爽やかで良いですね。

 

山たけのこ汁

妻のオーダーです。ちょっともらいましたが、季節ものだけあってさすがの美味しさ。後で自分もオーダーしようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。

 

寒菊「存在証明」と「適応」

Ocean99が美味しい「寒菊」も、中二病ぽいタイトルに走っていたんですね…。三芳菊っぽくなっていくのかな…?いやむしろ一文字なら新政系統か?

 

総乃寒菊 存在証明 -identity-

ちょっとクセのある濁り酒。潮っぽいかんじ?酒米は千葉県の酒米「総の舞(ふさのまい)」を使っているようです。

 

総乃寒菊 適応 -adapt-

存在証明より濃い味わいでした。酸味も高めだけどそれがサッパリにつながってるかも。

酒米は千葉県産で食用米としても人気のある「ふさこがね」を使っているようです。

 

塩サバ

家ではやりたくない(臭い残りがきついので)焼き魚!ここぞとばかりに頼みました。皮がパリパリすぎて美味しすぎ。

 

「仙禽」と「花陽浴」

 

仙禽 さくら(OHANAMI)

栃木県にある「株式会社せんきん」が造っているお酒の春Ver.。抑えた上品な甘みが美味しかったです。

 

花陽浴 premium

埼玉県羽生市にある南陽酒造が造っているお酒です。「花陽浴」はすでにプレミアム酒の仲間入りをしていますね…。

味はそんなに甘すぎず。最近の「花陽浴」は脱甘さ傾向になってきたのかな?

 

「マッチョ」と「山本ブラック」

 

大盃 マッチョ

群馬県高崎市にある群馬県最古の酒蔵・牧野酒造で造られているお酒です。創業は元禄3年(1690年)なので、330年以上の老舗です。

味はまさにグレープフルーツ!これは美味しい!80%の低精白米を使っているとは思えない美味しさでした。まだ普通にネット販売されているので(プレミアがついてない)、定期的に購入したいかも。

 

お刺身2点盛り

日本酒に合わせて。「まぐろ中落ち」と「甲イカ」の2品をチョイスしました。マグロも美味しいんですが、イカの甘みがことさら美味しかったです。良いイカ!

 

「而今」と「鳳凰美田」

お刺身に合わせた安定の美味しさを求めて。

 

而今 純米吟醸 雄町 生

味も香りもフルーティ。それでいてキレも良いお酒。さすが而今。

 

鳳凰美田 純米大吟醸 酒未来

こちらはちょい日本酒度強め。純米大吟醸なのに普通。予想以上に普通。他のお店でも飲んだことがあるけど同じ感想だったかな。お値段的にも四合瓶で2,000円以下だから、値段相応の味なのかも。

 

スペシャル餃子

かなりニンニクが入った餃子です。でも以前よりニンニクのエグ味は減った気がします。

 

「寶劔」と「黄水仙」

 

寶劔 純米酒 白ラベル

餃子の強さに負けないお酒を、ということで広島県の「宝剣酒造」が造っている「寶劍」にしてみました。この白ラベルは、通常純米吟醸系に使われる協会9号酵母を広島県食品工業技術センターで改良した新酵母を使用、さらに低温で熟成させ、杜氏自らが3回利き酒をしてベストなタイミングを見極めて出荷されるという、季節限定酒です。

そんなこと知らずにオーダーしたんですが、予想以上に美味しくてビックリしました。寶劍のイメージが変わったかも(キレの良い、味の強めなお酒として認識していました)。

 

荷札酒 黄水仙

加茂錦酒造。安定の美味しさ。今年の黄水仙はちょっと甘く感じました。

 

赤ウィンナーケチャップ炒め

懐かしいビジュアルなれど味はアップデートされていて、ケチャップのクド過ぎない濃厚さが良かったです。美味。

 

〆のおむすび

妻のオーダーです。確か明太子だったかな?自分も頼めば良かったとちょっと後悔しました。

 

おわりに

相変わらず見たことないお酒が目白押しで楽しめました。マスターのジャケ買いはハズレが少ないのも素晴らしいです。

以前より行きやすい所に引っ越したにも関わらず、昨年はあまり飲みに行けていませんでした。今年は隙を見て夕方時間休を取って、行く機会を増やしたいと思います。