昨日に引き続き、山形のお気に入りのお店で山形酒を堪能しました。最終日なので、今回のテーマは「十四代飲み倒し」です。お店にある十四代を下のランクから上のランクに向かって飲み倒していきたいと思います。
お通し
シャキシャキ。
朝日鷹 飲み比べ
「十四代」を造っている高木酒造で、十四代以前から造られていたお酒です。地元限定流通酒。「十四代」自体も入手困難酒ですが、こちらもなかなかのレア酒です。「十四代」登場以降、劇的に酒質が上がった(美味しくなった)とも言われていて、「十四代」の造り方を還元したのかもしれません。
本醸造
十四代の本醸造より甘めに感じました。
本醸造 新酒生酒
新酒のフレッシュさあり。本醸造よりこっちの方が好みかな。
どんがら汁
山形の郷土料理。別名「寒鱈汁」とも言うようです。身体の芯から温まります。
白子!味噌に合う!めちゃくちゃ美味しいです。
十四代 本丸 飲み比べ
本来のスタート。新酒を大グラスにすれば良かった(美味しい)。
中取り純米 飲み比べ
今年生産中止になってしまうかもしれない「中取り純米」を飲み比べてみました。ベースのエレガントな甘みは同じで、「厳選」の方がちょっとだけキレが良かったような気がします。
あん肝酢
めちゃくちゃクリーミー!
純米吟醸「吟撰」と「酒未来」
「酒未来」はちょっと甘みが強め。
中取り純米吟醸「播州山田錦」飲み比べ
やはり新酒生酒の方が美味しく感じました。
純米吟醸「赤磐雄町」と「播州愛山」
愛山米は甘ったるくなる印象が強いんですが、この「播州愛山」は、甘いっていうよりフルーティ!て感じで美味しかったです。
龍の落とし子 飲み比べ
どちらも美味しいんですが、飲み比べると圧倒的な差を感じます。
ざるそば
〆に山形蕎麦をいただきました。固めのしっかりした食感が良いですね。つゆも絶品です。
おわりに
今回は全て高木酒造のお酒で通しました。十四代はどれを飲んでも圧倒的に美味しいので、味の違いを評価するのは難しいですね。純米中取り〜吟醸クラスくらいまでは特徴が把握できるんですが、大吟醸以上になるともう、どれもこれも…といった感じです。幸せな悩みです。
そこそこお腹は満たされたと思っていたんですが、写真で見るとあんまり食べてないですね。お通し、どんがら汁、あん肝酢、蕎麦だけだったとは…。本当に食べられなくなってきたなぁ…。蔵王で滑ってお腹空かせてたらもうちょっといけたかもしれませんが。これからは目についた美味しそうなものをとりあえず、ではなく、食べられる総量を考えて料理も厳選していく必要があるのかも…。