次年子廃校カフェ(調香菜 umui)

山形県大石田町にある旧次年子小学校に入っている自然食Cafe「umui」にランチに行ってきました。

もともとは蔵王に滑りに行こうと思っていたんですが、あまりに雪がなさそう&状態が悪そう(滑走不可コースあり)だったので急遽取りやめ、以前から気になっていたこちらのCafeでのんびり過ごすプランに切り替えました。

 

旧次年子小学校

集落の中、車一台分しか通れない坂道を登っていくと、小学校の真正面に出ました。佇まいからして良いですね。校門から校舎までの間が運動場だと思いますが、かなりの広さです。

運動場を迂回するように校舎までの小道があるため、そちらに沿って進みました(雪で何があるかわからないので、運動場内には入らない方が良いと思います)。

 

校舎

3階建てですが結構こぢんまりしています。山村の小学校なので生徒数は多くはなかったとは思いますが、これで1年生から6年生まで全員が入れたの!?てくらいの大きさです。

 

入り口

「次年子窯」「BRIDGE」としか書かれていませんが、ここの2階にCafeが入っているはず…。

 

1階

入り口正面の鉄製の扉の奥が「次年子窯」のようです。すぐ横の階段を上がって2階に向かいます。

 

2階入り口

こちらも同じような扉があり、開いていました。「Open」の札もかかっています。

中に入ると建物中央に円形の広場的なスペースがあり、周囲に部屋が配置されていました。部屋の配置的にはバウムクーヘンみたいな感じ?中央のスペースには雑然とものが置かれていて、お世辞にもキレイとは言えませんでした。物販とかもしてそうですが、Cafeで使う食材(米や野菜)のような気もするし、よく分かりませんでした。

 

Cafeスペース(奥)

到着時、壁際の特等席(窓越しに広大な運動場自然が見渡せます)はすでに使われていたため、景観の良さそうな席を探して奥側の部屋に行きました。「どこでも好きなところにどうぞ」と言われたので、大きな窓を臨む一番奥の6人掛けのテーブル席を利用させてもらいました。

 

この炬燵席も使用可能みたいです。メニュー黒板の前なので、奥の部屋に入店した全員から視線を注がれるのが難点といえば難点です(席にメニューはありません)。

 

お店の一番奥から部屋の入り口方向。2枚前の写真にある本棚の前から撮ったものです。自分はのんびり過ごしたのでこの写真では誰もいませんが、入店時には写真右側のテーブル席3つは全部埋まってました。

次年子は山形市街地から車で1時間以上離れた田舎にあるし、このCafe自体かなりニッチな層に訴求していそうだから空いてるかな、と思っていたんですが、結構皆さん来るものですね。正直ガラ空きかと思ってました。念のため予約してから来て良かったです。

 

白湯

オーダーを聞かれた後に提供されました。水でもお茶でもなく白湯って。新鮮。ただ、部屋の暖房があまり効いていなかったので水を出されると辛い人もいるかも。

 

やさいのさら(七菜と玄米粥)

お昼の献立は2種類しかなかったので、スタンダードな「やさいのさら」をオーダーしました。今回は「七菜と玄米粥」でしたが、季節とか仕入れによってその時々のメニューになるようです(一定期間は同じ→材料を使い切ったら次のメニュー、みたいな感じ?)。

 

七菜

中央に蓮根と豆腐ハンバーグ。その周りに小鉢で7種類の野菜料理が載っています。彩りが良いですね。カボチャ、にんじん、牛蒡、ジャガイモ(ポテトサラダ)などが使われています。

オーガニックって味が薄い印象を持ってたんですが、どれも野菜の甘味とか味をしっかり感じられる上に味付けもしっかりしていて、美味しかったです。

 

玄米粥

豆も入っています。玄米は塩気がほんのり効いていて美味しかったです。こういう塩の使い方もあるのかー。

今度、出汁で作った卵おじやに天然のにがり塩を効かせて作ってみたくなりました。能登が落ち着いたら、塩田に塩を買いに行こうかな。

 

コーヒー

のんびり過ごしたかったので、食後に別にオーダーしました(セットではない)。ランチをオーダーすると50円引きにしてくれます。

オーダーしてから豆を挽くのか提供までかなり時間がかかってました。

 

コーヒーの味ははそれなりかな。レーズンパンは美味。

 

建物探訪

お会計の際、店主さんが「もしよければ3階も見て行ってください。3階がこの建物の特徴的なところなんです」と言ってくれました。建物自体が気になっていたので、ありがたく上に登らせてもらいました。

 

体育スペース(3階)

体育館!そういや校舎以外に建物がないなーと思っていたら、学校の中に体育スペースを設置していたんですね。こりゃ特徴的だ。

放し飼いになっているペットの犬の糞がところどころに落ちているので、散策には注意が必要です(店主さんからも言われました)。

 

開放的なトイレ(1階)

トイレは1階の次年子窯の中にあります(1階の扉を開けて中に入って左手)。トイレのドアを開けて入ったはずなのに、一瞬「あれ?普通の部屋?」と勘違いするようなレイアウトです。ていうか普通に部屋です。便器は写真真ん中の木の仕切りの向こう側にあります。

 

ウォッシュレットではないですが、近代的なトイレです(学校が古いだけに)。あえてここに設置したんでしょうね。

 

おわりに

12:15くらいに席に着いて、気づいたら2時間半近く経ってました。いろいろ考えたいこともあって一人でぼんやりできる場所を探してたんですが、雰囲気も良いし静かだし(音楽もかかってない)、まさにドンピシャな場所でした。

唯一気になったのは空調です。奥側の部屋の一番奥のテーブルは、近くに暖房器具がないせいか結構足元が冷えました。冷え性の人だと長時間過ごすのは厳しいかもしれません。また廃校なので冷房も入らないと思うので、扇風機が出るにしても夏はかなり暑くなりそうです(エアコンとかクーラー的なものはなさそうでした)。次に行くなら夏以外が良いかもしれません。

さて、考えもまとまってメールも送ったし、夜の日本酒祭り第2弾に備えて、温泉に入ってさっぱりしてからホテルに帰ろうと思います。