2024年 新春 山形酒祭り(初日)

蔵王に滑りに行くために山形入りしたので、夜はいつもお世話になっている銘酒居酒屋へ伺いました。

今日は移動日なのでスキーはしませんでしたが、蔵王温泉スキー場の公式サイトをチェックする限り、自分がメインに滑るゲレンデはまだオープンしていないようです。昨日今日あたりそこそこ雪が降ったと思うんですけどね…。明日は行けるかもしれません。

 

生ビール

とりビー。

 

ポテトフライ

あんまり頼んだことないな、て思ってオーダーしました。ビールのアテにちょうどいい感じです。

 

十四代 本丸飲み比べ

スタートはいつもこの飲み比べから。前回来た時には「本丸・新」は入荷してなかったんですが、今回は無事入荷してました。

店員さんの話によれば、今後「本丸」は生産終了し、純米造(55%磨き)になるようです。現在は本醸造クラスなのでアル添してるんですが、それをやめるようですね。

他にも「純米中取り」も生産終了になり、純米吟醸造に変わるようです(こっちはアル添になる?)。

他にもリニューアルを予定しているものもあるようで、今年は十四代はラインナップをかなり整理するようです。

 

鰤刺し

刺し盛りと迷ったんですが、ブリ好きなので単品でいってみました。この厚みが嬉しいですね。

 

生烏賊バター焼き

濃厚!たまりません。

 

「鯉川」と「惣邑」

ジャケ買い(ジャケ飲み?)。

 

鯉川 別嬪・猫ラベル

スッキリ飲みやすい!甘味はそんなになくて、口内で空気を入れて攪拌すると、辛さの方が立つ感じです。

 

惣邑 冬純吟

惣邑の新酒第1号。結構辛口で膨らみのない味です。シャープさが際立ってます。時間かけて飲んでも最後までシャープ。山形酒には珍しい、新潟の淡麗辛口を彷彿とさせる味でした。

 

「山川光男」と「楯野川 無我」

 

山川光男 2023 ふゆ

今年は男山酒造が製造を担当してます。渋みがある感じで、時間かけて飲んでも最後まで尖り感が残りました。

 

楯野川 無我

純米大吟醸 プラチナボトル。山川光男と似た感じ?渋みと尖り感があります。

 

ふぐの唐揚げ

ふっくら!サクサク!もっちり!

 

「清泉川」と「ばくれん」

 

清泉川 Super ひやおろし

純米大吟醸の冷卸しです。冷卸し独特ののモッタリさは感じるけど、後味は純米大吟醸。

 

緑ばくれん

ばくれんのクリスマスラベルです。ばくれんシリーズは「超辛口」て謳っていることが多いんですが、超と言うほど辛口じゃないと思う。どちらかというと旨みのあるスッキリ。今回は最後にアル添ぽさを感じました。

 

てっさ

隣のお客さんともに、マスターからのサービスでいただきました。「ふぐ刺し」好きなんですよね。もみじおろしもいい仕事してました。

 

「くどき上手」と「秀鳳」

 

くどき上手 純米大吟醸 愛山

甘ったるすぎない愛山。愛山の良いところを存分に引き出していると思います。

 

秀鳳 純米大吟醸 三割三分

めちゃくちゃバランスの良い味!さすが秀鳳!三割三分なのにお安いのも良い!コスパの高い逸品です。

 

おわりに

今回飲んだ「鯉川」「惣邑」「山川光男」「楯野川」は、どれもアレ?てくらい辛口でした。自分が山形酒に抱いているイメージは「華やかでフルーティ」な感じだったので、流石に辛口傾向が連続すると、自分の舌がおかしくなった?ひょっとして体調悪い?てちょっと疑っちゃいました。なんか、そういう潮流でも起きてるんですかね?

蔵王の雪の具合は心配ですが、そんなことは忘れるくらい美味しい日本酒を楽しみました。まぁもし今回蔵王で滑れなかったとしても、このお店に行くことだけでも旅の目的になるので自分的には無問題です。滑る→温泉→このお店、てのがゴールデンコンビネーションではありますが。

明日もまたお邪魔したいと思います(明日が本番)。