レゾンデートル(175°DENO 担々麺 TOKYO)

新宿三丁目の「ニューれば屋」で飲んだ後、ふと「確か新宿には175° DENO 担々麺があったんじゃないか?」と思い出し、調べたところ西武新宿駅近く(西口のガード潜った先)にお店があることが判明しました。「こりゃ痺れMAXを体験できるいい機会かも」と思い、電話に乗る前に寄ってみることにしました。

お店は間口が狭く、鰻の寝床状に奥に向かって長いカウンターが続いています。カウンターにはコロナウィルス対策で一席ごとに間仕切りが設置されていました。

入店後、入口近くにある券売機で「汁なし担々麺」と「痺れ増しチケット」「辛さ増しチケット」を購入しました。チケット購入後、店員さんから痺れ段階を聞かれたのでMAXの30倍を指定、辛さ増しはチケット自体がMAX指定のものを購入したのでそのまま10倍が確定します。麺の量は小・普通・中・大から「普通(260g)」を選択しました。

 

調味料

f:id:Spiral_NT:20211222003506j:plain

さらに辛さを増すための辣油、花椒、唐辛子が置かれています。右端は担々麺のタレかな?

 

痺れと辛さの説明

f:id:Spiral_NT:20211222003511j:plain

マシマシの30倍にして安心してしまい、花椒三種盛りをつけ忘れてしまいました。

 

汁なし坦々麺

f:id:Spiral_NT:20211222003517j:plain

来ました!赤黒い物体が!痺れと辛さを追求した結果、色味はドスの効いた感じになってしまいました。

汁なしとはいえタレはあるので、ひたすら混ぜます。が、粘度が異様に高くて混ぜにくい!なんか、ダマになりやすいです。麺もくっつくし…。とにかく麺全体が真っ赤になるまでひたすら混ぜて混ぜて混ぜまくりました。

ひょっとしたら担々麺のタレを入れれば少しは混ぜやすくなったかもしれませんが、痺れが弱まるのを懸念して、ひたすら提供された状態のまま頑張りました。

 

麺と具材

f:id:Spiral_NT:20211222003527j:plain

麺は自分好みの平太麺。モッチモチでした。具材は挽肉、ナッツ、水菜、だったと思います…。というのは、あまりの痺れと辛さに途中から記憶が曖昧になってしまい…。久しぶりに「なんでお金払ってまでこんなに苦しい思いをしなけりゃいけないんだ」と弱音が脳裏に浮かびました(人生で多分3回目くらい)。全部自分のせいなんですが。

時間はかかりましたが、何とか完食してお店を出ました。

 

おわりに

f:id:Spiral_NT:20211222003532j:plain

食べてる途中で忘我の境地というか、なぜ自分はお金を払ってまでこんなに苦しい思いをしている?→ する必要のないことをなぜしている?→ そもそも人生に本当に「する必要のあること」ってあるのか?→ 今までの自分の生き方ってどうなんだろう?→ 人生とは?→ そもそも生きるとは何か?的な、存在の根源的な問いに思考が発展していきました。

だから僧侶は千日回峰行とか修行で自分を限界まで追い込むんだな、と思いました。たぶん違うけど。