安曇野の別荘に一泊した翌日、静岡に向かいがてらお昼ご飯に伺いました。こちらのお店は透明感のあるサッパリしたスープが特徴のラーメン店です。
以前はもう少し松本市街に近い所にあり、駐車場が満車になることも多かったのですが、移転後は駐車場も店内も広くなり、使い勝手が上がっています。
特製金色の塩ラーメン
自分は定番メニューから「塩ラーメン」をオーダーしました。透き通った金色のスープが美しいです。味も見た目に違わぬ美味しさで、スッキリしていながらコクもあり、気をつけないとスープを飲み過ぎてしまいます。
麺と具材
麺はスッキリとしたスープに合う細麺です。スープによく絡み、小麦の味も感じられて美味しいです。チャーシューはレア系。脂っぽくなくて好みのタイプ。メンマも太くて食感がいいです。味玉は半熟。ほうれん草のトッピングは珍しいですね。ちょっと味が変わって良い感じです。
半チャーハン
妻の希望でオーダーしました。2人で一皿。半チャーハンにしてはボリュームがありました。こちらは優しい味で食べやすかったです。
王様中華そば
妻がオーダーしたメニュー。「王様中華そば」は長野県内のラーメン店ではたまに見るメニューです。調べてみると、どうやら長野のご当地ラーメンみたいですね。
昔、長野市内の老舗ラーメン店(閉店)で提供されていた中華そばの味を、長野県内のラーメン店主で結成されたラーメンの自主研究会「長野麺友会」が2012年に復活させたものだとか。透き通った鶏ガラスープに黒胡椒をガッツリ効かせ、ネギを敷き詰めた逸品です。ネギが大好きな妻にはクリティカルヒットしていました。
おわりに
今回も美味しくいただきました。「凌駕IDEA」にはまだ静岡在住時、それも2010年より前からスキーの度に通っていました。当時はまだ「透き通ったスープの塩ラーメン」があまりなくて、静岡への帰り道に凌駕で食べられるのが楽しみでした。あの頃はまだ若かったので豚骨醤油とかも好きでしたが、思えば今の「黄金色に透き通ったスープの塩ラーメン好き」の気質はこちらのお店で培われていたのかもしれません。
当時のお店は外観が真っ黒、ゴシック調の店内(スナック風とも言えるかも。椅子がソファーだったりしたし)がラーメン店らしからぬ雰囲気でしたが、移転後のお店は一転してアメリカンカジュアルな感じになりました。看板の表記も漢字の「凌駕」から「Ryoga」に変わっていますね。
お店は変わっても味はほとんど変わらず美味しいので、また機会があれば積極的に訪れたいお店です。