阿賀野市の安田地域には「安田瓦」という特産品があるのですが、そのアンテナショップに併設された「瓦テラス」という施設の中にあるレストランに、お昼ご飯を食べに行ってきました。
駐車場の端にあった建物ですが、覗いてみたらレストランではなく事務所?倉庫?的な感じでした。
レストランと売店
写真左側がレストラン、右側が安田瓦のアンテナショップです。レストランも阿賀野産の食材をアピールするアンテナショップになっています。
実際にはかなり横長の建物です。
レストラン入り口
平日だったせいか全然混んでおらず、人はまばらでした。駐車場の広さが際立ちます。店外メニューを見ると、一番食べてみたかった「あがの夢うなぎ御膳(2,200円)」は12:00の時点で既に売り切れでした。仕方がないのでメニューを熟読し、値段と内容が合っていそうな「あがの姫牛と純白のビアンカ 食べ比べセット(2,300円)」をオーダーしました。
阿賀野市にブランド鰻があることは知らなかったんですが、調べてみると2016年くらいから養殖をスタートしたようで、2021年現在、鰻の養殖の北限は阿賀野市らしいです。
「あがの姫牛と純白のビアンカ 食べ比べセット」
オーダーしてから提供まで20分くらいかかってました。他にお客さんはいなかったんですが…。「あがの姫牛」は阿賀野市の地元の有力企業複数社が地域おこしのために開発したブランド牛で、2016年に初めて発売されたそうです。飼料にスワンレイクビールのビール粕を使用していて、バランスの良いサシの入った赤身肉が特徴とのことです。
写真の左が「あがの姫牛」、右が「純白のビアンカ」です。「純白のビアンカ」はヤスダヨーグルトの生産過程で出来るホエイを飼料に混ぜ込んで育てているブランド豚で、こちらは2017年くらいから販売を始めたようです。
味は、「あがの姫牛」はそれなり。「純白のビアンカ」は豚にしてはサッパリして美味でした。あと米が美味しかったです。
店内の様子
女性スタッフ3名で回しているようでした。スタイリッシュな感じですが、厨房スペースが狭すぎるような気もします…。
おわりに
もともと「あがの夢うなぎ」を食べに行こうと思っていたんですが、鰻重や白焼きは予想以上に高かったので、パスしました。新潟市内で取り扱っていそうな割烹系居酒屋が一軒あるので、一度そちらで食べてみたいと思います(調理技術も確かだし)。
今回食べた「あがの姫牛」も「純白のビアンカ」も美味しかったんですが、適正な値段は1,700円くらいだったんじゃないかな、と思います。
全体的に高めの値段設定(2,000円以下の定食メニューがない)なのでリピーターも定着しづらいだろうし、今後立地的にも苦しくなっていくんじゃないかな、と勝手に想像しています。1,000円以下のメニューが充実していたら、ランチ候補にもなるんでしょうが…。