本日の二軒目は「あがの割烹 千原六助」へ。阿賀野市出身の大将が、阿賀野地域の名産品を使った和食を食べさせてくれるお店です。ちなみに千原六助は大将の名前ではなく、阿賀野の実家の屋号から付けているそうです。
お通し
岩海苔のお吸い物、佐渡産真ふぐ、こしあぶらのお浸し。お通しとは思えないくらいの豪勢さ。地物のオンパレードです。
佐渡子持毛がに甲羅盛り
先ほども食べたのに、目につくと頼んでしまう「蟹」。日本酒と合うんですよね。
雪男と村祐
雪男 愛山 純米酒
鶴齢の別ブランド「雪男」の愛山米使用酒です。「雪男」は飲んだことあるんですがこの銘柄は初めて。
味は…。愛山なのに甘くない。「雪男」は本来辛口のお酒だった気がするんだけど、悪い意味で辛口×甘口をバッティングしてる感じ。端的に言うと不味い…。
村祐 黒
先日弥彦のブルワリーで飲ませてもらった村祐の限定酒です。上品甘口かつ後味サッパリ。さすがにこちらは美味しかったです。
お造り盛り合わせ
今日は「真鯵、バイ貝、南蛮海老、ひらまさ、炙りタコ、活〆平目」の6種類。一切れは小さめですが美味しいです。切り口もエッジが立っていて新鮮!
帛乙女の唐揚げ
五泉市名産品の里芋「帛乙女」をカラッと揚げています。滑らかなぬめりと甘みが特徴の里芋なんですが、衣のカラリとした食感が良いコントラストになっていました。
あがの姫牛とコシアブラのメンチカツ
「そういえば阿賀野の特産品を食べていなかったな」と思ってオーダーしました。「あがの姫牛」は平成28年に阿賀野市で産生まれた新しいブランド牛です。県内(阿賀野市以外)の飲食店ではあまり見ない珍しいブランド牛かも。
中にはミッシリ肉が詰まっています。緑の粒に見えるのがコシアブラかな。噛むと甘い肉汁が溢れでてくるので、ソースなしで食べても十分美味しいメンチカツでした。すごいな「あがの姫牛」。今度「すき焼き」で食べてみたいと思いました。
おわりに
コロナ禍以来は足が遠のいてしまっていましたが、やはり美味しいですね。また定期的に来たいと思います。
実はもともと今日の19:00に予約しようとしたんですが満席だったため、せっかくなら新規開拓でもしようと一軒目の「すずむら」に行ったという経緯があります。
もし一軒目の新規開拓が失敗したとしても、ここに来れば必ずリカバーできる鉄板のお店として20:30から予約して押さえていました(大抵新規開拓の際にはそういう手法を取ります)。
「すずむら」が予想以上に良いお店だったのでリカバーの必要はありませんでしたが、何かあっても最後に良い気分で帰れるお店の存在は大事です。
料理とお酒 すずむら
なお、上の写真は最後にいただいたおみやの最中です。阿賀野の有名な最中(三角だるま最中;三角だるま自体も阿賀野市の郷土玩具です)を模した包装紙に包まれています。
以前来た時にはお通しで出てきたのでポテトサラダが最中の衣で包まれていましたが、今回は越後姫(苺)を使った苺大福でした!苺が美味しいのはもちろんですが、お餅もめちゃくちゃ美味しくて絶品でした。
今回も新潟を堪能しました。また機会を作ってお邪魔したいと思います。