ストウブで作る無水カレー(覚え書き)

ほとんど料理らしい料理はしないのですが、最近ストウブ鍋を購入してハマっています。蒸し野菜はめちゃくちゃ甘くて美味しくなるし、無水カレーは野菜の出汁がよく出て旨味と辛味(辛口好き)が一層複雑になってすごく美味しくなります。

ストウブ鍋料理の良いところは「弱火にして放置できる」ところなんですが、何分放置しておけば良いか手順をすぐ忘れてしまうので、無水カレーを作る時には毎回ネット検索して調べています。その上、大抵の無水カレーのレシピはトマト(缶)を使っているのですが、自分はトマトなしで作っている(初めて作った時にトマトの味が強すぎて美味しくなかった)ので時間や手順が微妙に違ってきます。

作る度に毎回調べて考えるのもメンドくさくなってきたので、今回「トマトなし無水カレー」を作りながら手順をメモしてみました。完全に自分のための覚え書きです。

 

調理スタート

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玉葱Lサイズ×2個をざく切りに。人参は今回大きいのがあったので1本を乱切りに。

ストウブ鍋にオリーブオイルを少量(鍋底全体に回るくらい)入れて中火で加熱する。

 

玉葱を軽く炒める

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先に玉葱を入れて軽く炒める。鍋底のオリーブオイルでコーティングする感じで。最初の焦げ付きを防ぐためなので、そんなに熱心に炒めなくてもいい。火も早い段階(玉葱を投入する前、鍋から煙が薄く立ったくらい)で中火から弱火にする。

 

人参投入

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玉葱を適当に炒めたら、上に人参を乗せる。人参と玉葱は最初は混ぜる必要はない。

 

蓋をして30分

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絶対に大事なのが弱火にすること!この後中火にすることはない。弱火をキープ。

この30分間は、たまに全体をかき混ぜながら様子を見る。2回くらいは混ぜたかな。

 

15分経過

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野菜から少し水分が出てきている。あまり頻繁に蓋を取ると水蒸気が逃げてしまうので、基本弱火で放置。蓋を取る時には、蓋の裏に結構水滴が付いているので、開けた蓋から水滴をしっかり鍋の中に落としてから蓋を動かすこと(水分がもったいない)。

 

30分経過

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かなり水分が出てきた状態。ひたひたまではいかないけど。

 

肉とじゃがいもを投入

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いったん火を止めて作業する。

 

肉を先に

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じゃがいもの煮崩れを防止するため、肉を下に敷く。

 

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じゃがいもは小さいサイズだったので半分に切る。これ以上小さくすると崩れやすいかも。じゃがいもを入れたら蓋をして、弱火でさらに30分加熱する。

 

20分経過(トータル50分)

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途中で蓋を開けて混ぜる。じゃがいもがまだ固めだったので、水に浸かるように少し下へ混ぜ込む。

 

Tips

後で思い出したんだけど、前回ものすごく美味しく出来た時には、ここで固形コンソメを半個、少量のお湯で溶いたものを加えてました。あと生姜(皮ごとスライス)も肉と一緒に入れてたかな。

次回から忘れずに投入したいと思いマス。

 

30分経過(トータル60分)

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かなり水分が出てきてひたひた状態に。じゃがいもにもちゃんと火が通っている。

 

カレールー投入

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今回は粉末タイプだったけど、このタイミングでルーを投入する。ルーをかき混ぜている間、火は止めること。

この時点でじゃがいもは結構やわらかくなっている。お玉で混ぜていると縁に刺さるくらい。崩さないように注意しながら混ぜる。

 

仕上げの10分 

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ルーが混ざったら蓋をして、そこからさらに弱火で10分程度加熱して出来上がり!

 

おわりに

何だかんだで食べるまでには1時間半くらいかかった気がします。そのうち1時間は弱火でストウブ鍋を放置して他のことしてたので、全然苦になりませんでした。

今回使った粉末ルーは味が薄い気がしたので、エスビーのカレー粉とガラムマサラ、レインボーペッパーを追加で投入しました。

トマトがなくても無水カレーは作れます。トマトの代わりに白菜を入れるとか葉物野菜を入れる的なレシピもあるけれど、自分的には通常作るカレーと同じ材料で普通に作れると思っています。気持ち玉葱多めかもしれないけど。

ひょっとしたら和風出汁とか足してみたら、蕎麦屋のカレーみたいな感じで美味しくなるかもしれません。今度やってみようかな。

ストウブ鍋はとにかく蓄熱製が高く、一度鍋が温まれば後は弱火のみでいけます。ていうか火が強いと速攻焦げ付くので、むしろ弱火以外使いたくないレベル。カレーだと調理後にルーが底面へ少しこびりつきますが、シーズニングをしっかりしていれば、洗い物の際、指の腹でなで落とせます。以前はティファールのテフロン加工鍋でカレーを作っていましたが、洗う際の油切れは段違いにストウブの方が良いです。

 

 

今回使用したストウブ鍋

STAUB × SNOWPEAK GRAMPING

STAUB社とSnowPeakがコラボしたレア商品です。定価だと37,000円(税別)だけど、自分が購入した時には2万円台前半まで値段が落ちてました。

普通にAmazonで22cmのストウブココット正規品を購入するのと大差ない値段だったのと、こちらの商品には非売品のキャリングケースが付いていたので、値段を見て速攻購入しました。

本当は青いヤツ(グランブルー)が欲しかったんだけど、どのサイトでも完売で売っておらず…。この色でも良いか迷っているうちに値段が落ちました。現在ではこの色も結構気に入っているので、かなり良い買い物だったと思います。

 

2020年現在、すでにSnowPeakでもカタログ落ちしているようなので、流通している在庫がなくなったらもう手に入らないかもしれません。白馬とかのSNOWPEAK GLAMPINGで使うんだったら、市販も続けてくれれば良いのに…。