モバイルWifi を解約しました(FUJI Wifi)

昔からiPadやMacBookを使って外で作業(通信)することが多かったため、大手と比べて割安で、かつ容量無制限のモバイルWifiサービスを愛用してきました。

しかし2020年1月1日にドコモが「ギガホ」のパケット通信料を倍増(30GB→60GB)するキャンペーンを始めたのと、現在契約しているモバイルWifiの料金プランが大幅に刷新されて契約変更が必須となるタイミングが重なったため、契約の見直しをしてみました。

結論はタイトルに書いてあるとおりですが、今後のさらなる見直し(再契約もあり得る)を見据えて、解約に至るまでの考察、メリットデメリット等をまとめておきます。

 

現在の契約状況(2020年01月)

ドコモの「ギガライト」を契約しつつ、FUJI WifiというモバイルWifiサービスを使っています。

FUJI Wifiのプランは「定額無制限」。月間どれだけパケット(通信量)を使っても定額です。モバイルルーターのレンタル料とかはありません(全部込みでのワンプライス)。

今までのFUJI Wifiの最高利用実績は月間96GBくらい。ここ数か月は45GB〜70GBくらいを行き来しています。通信制限をされたことはありません。70GB使ったのはiPhoneの機種変更をしてバックボーンでデータの更新がされた時で、60GBを超えたのはその時くらいです。

ドコモの通信量は毎月1GB以下。ギガライトの最低料金で運用しています。

基本使用料はドコモが約4,180円(通話定額1,700円+ギガライト2,480円;各種割引込み)。FUJI  Wifiが5,280円。合計で1ヶ月あたり9,460円(税込10,406円)かかっています。

 

変更後の料金を比較

FUJI Wifiを継続するかしないかがポイントになるのですが、まずは料金面を比較してみました。

 

FUJI Wifiを継続した場合

FUJI Wifiの契約プランを安いのに変えて、引き続きドコモと併用する。

FUJI  Wifiは2019年11月に料金プランを刷新しています(でも従来の利用者が契約変更できるのは何故か12月5日〜)。現在の「定額無制限プラン」と同等の「快適クラウドプラン」だと、基本使用料が5,280円→3,980円に下がります。

さらに契約変更の際「おまとめ支払い(12ヶ月)」を選択すれば、月々の利用料は3,480円まで圧縮できます。

そうすると基本使用料はドコモの4180円+FUJI Wifiの3480円で合計は7,660円(税込8,426円)になり、現在より1,980円(税込)の節約になります。

 

ドコモに一本化した場合

ドコモのギガホ(60GB)に一本化して、FUJI  Wifiは解約する。

ドコモのギガホのみにした場合、基本使用料は7,180円(通話定額1,700円+ギガライト5,480円;各種割引込み)で1ヶ月あたり7,180円(税込7,898円)。

FUJI Wifiを継続した場合と比較すると528円(税込)安く、現在より2,508円(税込)の節約になります。

 

現在のモバイル通信料金と比較するとどちらも安くなるのは確実です。FUJI Wifiを継続した場合としない場合での料金の差が「528円しかない」のは悩ましいところです。

 

料金以外のメリットとデメリット 

メリットとデメリットは裏表一体ですが、一応整理してみます。

 

FUJI Wifiを継続した場合のメリット

  • 通信量を一切気にしなくていい。
  • モバイルルーターならMacbookとiPad、iPhoneを全部同時に接続して使える。

 

ドコモに一本化した場合のメリット

  • ルーターを持ち歩かなくて良い。
  • ルーター充電用のコードも持ち歩かなくて良い。
  • モバイルバッテリーの保ちが良くなる(ルーター分が必要ないため)。
  • ルーターを忘れて外出した場合の絶望感を味わうことがなくなる。
  • ルーターを忘れて取りに帰る必要がなくなる。その分時間も節約できる。
  • ルーターを紛失(そして弁償)する危険がなくなる。

 

ここ最近は出掛ける際にモバイルルーターを忘れることはまず無くなったんですが、数年前には何回かありました。その時はドコモのテザリングを使って凌いでいましたが、7GBしか使えないのが心理的な圧迫感になっていました。月2回とか忘れた日にはもうドキドキです。旅行中なら気が気じゃない(ので結局取りに帰る)。

紛失については過去10年間で2回くらい経験があります。どちらも探し回ってすぐに見つかったので良かったんですけど…。旅先でルーターが見当たらない時の心理的負担といったら半端ないので(時間が押して急なスケジュール変更の原因にもなるし)、そういった点がなくなるのは良いことですね。

 

ドコモに一本化した場合のデメリット

  • 通信量を気にしなければならない。
  • 通信制限がかかる可能性がある。
  • テザリングは1台しか出来ない(iPhoneとMac、iPadの2台以上同時接続不可。FUJI Wifiのモバイルルーターなら15台まで同時接続出来る)。

 

結論

とりあえずドコモに一本化して外での通信はテザリングで賄ってみることにしました。ドコモのプラン変更に違約金はかからないので、使い勝手が悪ければまたモバイルWifiに戻せばいいし。

そのうちFuji Wifiもより安い大容量プランを用意してくれるんじゃ無いかな(多分)。

とか思っていたら、2020年3月以降、モバイルWifi 各社に通信障害やサービス停止が相次ぎ、2020年12月時点では無制限プランを実施している会社はなくなってしまいました…。代わりにドコモが2021年4月から「5Gギガホ」という無制限プランを始めるようです。サービス開始からしばらくして「1日3GB制限」「3日で10GB制限」とかいうことにならなければいいけど…。