静岡在住の友人と山形で飲むことになったのですが、お目当ての店が21:00からしか入れなかったため自分が以前から行きたかったお店「川なり」に0次会で伺いました。
お店は山形駅と七日町の中間くらい、住宅街の一角にあります。見た目は看板がなければ普通の一軒家にも見えます。店内はカウンター席もあるもののほぼ座敷で構成されていて、自分たちが通されたのも畳の間に座椅子とテーブルがセットされた席でした。
一間に1テーブルなら料亭っぽいんですが、自分たちの部屋には3つのテーブルがギュウギュウに詰め込まれていて、かなり窮屈な感じでした。隣との距離が近すぎて会話は丸聞こえだし、盛り上がってくると相応にうるさくて自分たちの会話に集中できません。そんな距離感。
オーダーは基本的にコースしか受け付けていないとのことなので、いちばん軽めのコースでお願いしました。
付き出し(酒肴六品盛り)
お通し的に最初に出された酒肴盛りです。今考えるとこれがライトコースの中ではいちばん良かったかも。
玉葱サラダ
ありふれたサラダでした。可もなく不可もなく。
お刺身
ありふれたお刺身。ちんまりと。
焼き魚
ありふれた焼き魚。ボリュームは無かったですが、味はそれなりに美味しかったです。
納豆汁
山形名物らしいです。自分は納豆がダメなので写真だけ撮りました。味は分かりません。
日本酒


メニューにある日本酒の種類はそんなに多くなかったです。その中でも値段とのバランスが良かった「黒龍 吟醸」を最初にオーダーしました。次に同じくバランスの良かった「裏・雅山流」を。こちらも妥当なお値段でした。この2本以外の日本酒は、味が好みじゃ無かったり値段がお高めだったりして手を出す気になれませんでした。
おわりに
予約のTELをしても何度も断られ、イメージだけは膨らんでいたんですが、実際体験してみると「もういいかな」て感じです。何事も経験してみるって大事ですね。
県外酒があるのは良いんですがお値段もそれなりなので、「どうしてもこのお店で !」ていう決め手に欠けます。山形名物を一通り味わうのが目的ならコースを頼んでみるのも良いかもしれません。
ただ、こちらの進み具合とは関係なく料理は出されます。隣のテーブルは話に夢中になって料理を食べずに長っ尻になっている感じを受けたので、お店側の事情としては仕方がないことなのかもしれません。
今回行ってみて何よりも残念だったのが「窮屈感」。本当に「詰め込まれている」感じで寛げませんでした。当日突然の予約だったので席を急増して対応したって感じでもなかったですし…。まぁ、地元の人気店を経験できただけでも良しとします。