昨年11月のレセプションパーティーに招待された際、帰りに今回の予約を入れました。約2ヶ月待ちでの訪問です。
予約時にコースも決めるのですが(フードはアラカルトメニューは無くコース料理のみ。ドリンクはアラカルトメニューと飲み放題あり)、焼き鳥好きなので「串コース」を飲み放題で予約しました。
ササミの漬けと生つくね
定番の一品からスタートです。ササミの下には山芋の細切りが敷かれていて、食感的に良いアクセントになっています。
漬け物盛り合わせ
結構量があります。箸休めにちょうどいい感じ。
生ビール
うすはりのグラスで出てきました。飲み易いです。泡もなかなか消えない!
淡海地鶏のタタキ
絶妙のレア具合。でも弾力がしっかりしていて噛み応えがあります。
ひな鳥のタタキ
同じ淡海地鶏のひな鳥をタタキで。レア具合が上がっていますが臭み等は全く無く、タレとよく絡んで美味しかったです。こちらは柔らかい食感。
レンコンつくね
レンコンに鶏肉を詰めたもの。コリコリした固めの食感が楽しめます。 肉→肉と柔らかい食感で来ての変化球は良いですね。食べていて楽しいです。
レモンサワー
こちらもビールと同じグラスで。結構しっかりレモンの味がして美味。
淡海地鶏のモモ
串の一品目は正統派のモモ肉でした。ジューシーで弾力感が半端なかったです。
荷札酒 槽場汲み 純米大吟醸 鳥長別誂


串が始まったので日本酒をオーダーしてみました。店主お薦めの日本酒は近年ブレイクしている「荷札酒」でした。しかし市販の「荷札酒」ではなく、鳥長専用に造ってもらっている特注品! これがめちゃくちゃ美味しかったです。甘さ控えめのフルーティさで、スッと入ってサッと消えていく感じ。最近飲んだ日本酒ではピカイチの美味しさかも。
淡海地鶏の手羽元
やや食感固め。締まった感じです。脂も良い感じで出ています。
淡海地鶏と大根の胡麻和え
ササミを胡麻和えにしています。サッパリ食べられる一品。
津南の椎茸
めちゃくちゃ肉厚でジューシーでした。やるな、津南。
淡海地鶏の内モモ
プリップリでした。よく動く部位だからか、一品目のモモ肉よりも弾力感は高かったです。
淡海地鶏のササミカツ
変わり種の一品。薄い衣とササミのサクサクした食感で、軽く食べられました。
淡海地鶏・雌のレバー
ふわっふわです。どうやったらこんなに柔らかく焼けるんだろう。口に入れると溶けるような柔らかさと美味しさ。絶品です。
つくね
外側はパリッとしていて、中は粗挽きの肉の食感とジューシーさが楽しめました。
〆ごはん(カレー)
〆のごはんは選べたので、自分はカレーにしました。ちょっとビターでスパイシーな大人のカレーって感じでした。
〆ごはん(そぼろ丼)
妻がオーダーしました。これはこれで美味しいのですが、自分も妻もカレーのあまりの美味しさに「次は絶対カレー」と決めました。
地鶏の炊きスープ
丁寧に炊いたのが分かる繊細で奥深い味でした。お代わりしたい…。
長野県産あめーらトマト
デザート代わりの「あめーらトマト」。ほのかな甘味とトマトの酸味が絶妙に合ってました。
おわりに
レセプションパーティーの時より串の品数も増えてパワーアップしている気がしました。食べ終えたらもうお腹いっぱいです。これだけ美味しい地鶏を最高の技術で焼き上げてくれて一人3900円(飲み物別)って、破格も良いところじゃないでしょうか。
とにかく店主の焼きの技術が素晴らしいです。この弾力と瑞々しさは、肉の細胞が破裂する直前まで熱を入れ、噛んだときに一気に溢れ出すようなギリギリの追い込みから生まれてるんじゃないでしょうか。それくらい表面張力というか、味的に緊張感のある仕上がりになってます。
帰り際にまた次の予約を入れましたが、今から既に2ヶ月先が楽しみです。