思い出補正が効かなかったチャーハン(共進軒)

大学時代の友人たちと新潟で飲んだ翌日、 お昼ご飯に伺いました。学生時代、このお店の近くにある中古CD屋さんによく洋楽CDを漁りに来ていて、ついでにこちらのお店にも結構な頻度で寄っていました。安くて量も多くて美味しくて、貧乏学生にはありがたいお店だったのです。今はもうその中古CD屋さんは無くなってしまいましたが…。

社会人になってからは確か一回来ただけなのですが、昨日の余韻を引っ張ってかホテルで朝起きた後急に思い出し、せっかくなので帰る前に寄ることにしました。

メニューを見ると相変わらず安いです。素のラーメンでまだ390円…。頑張ってますね。当時好きでよく食べていた「広東麺」も590円です。ここ最近のラーメン店では「広東麺」なら800円台が平均的な価格だと思います。

ちょっと迷ったのですが何となく「ご飯物」の気分だったので、今日は「チャーハン」をオーダーしました。「チャーハン」も好きなメニューでこの店ではよく大盛りをオーダーしてた記憶がありますが、今回は普通盛りで。

 

チャーハン(普通盛り)

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お昼時だけあってお店は盛況で、提供まで15分くらい待ちました。チャーハン普通盛りでスープも付いて530円。さすがに素ラーメンには負けますが、そこそこ安いんじゃないでしょうか。ラードの良い匂いがテーブルに漂います。すごくお腹が空いていたので大盛りにしなかったことを後悔しながら食べ始めました。

 

味の評価

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うん。うん。うん? 何だか妙に味が濃い気がします。塩気がかなり強く、チャーハン自体も油でギトギト。スープも微妙に塩っぽい味です。これは…若者向けかも。大盛りにしなくてかえって良かった気がしてきました。嫌いな味では無いのですが、そこまで美味しいとも思えません。

ただ、チャーハンは結構な人気メニューらしくオーダーしている人も多かったし、少し離れた席にいる少女も「お母さん美味しい!」とか言いながら食べていました。自分も学生時分に大盛りを「美味い美味い」言いながら食べていたことを思い出します。歳をとって味覚も変わったかな。

 

おわりに

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思い出と懐かしさだけでは越えられない壁があることを、今日学びました。激しく飲んだ翌日でなければどうかという一抹の疑問は残りますが、まぁ年齢相応ということなんでしょう。体調が万全だったとしても、この油ぎったチャーハンの大盛りは胃にもたれそうです…。

ふだん新潟駅前でランチを取ることはほとんど無いですが、また友人たちと深夜まで飲み歩いて駅前に泊まるような機会があった時には、他の人(経験者)も連れて検証に来たいと思います。