友人と「そういえばちゃんとした鴨鍋って食べたことないね」という話になり、東京飲んだくれツアー最終店は湯島にある「湯島梅園」というお店に行くことにしました。店名の読みは「ゆしまばいえん」ではなく「ユシマウメゾノ」です。
場所は湯島天神の前、最寄駅は湯島駅です。自分たちは御徒町駅から徒歩で向かいました。徒歩15分以内で辿り着いたと思います。
瓶ビールで乾杯！
初鴨鍋専門店に乾杯！生ビールがなかったので瓶ビールを２人で。この後もう一人が合流しました。
テーブルセット
そこはかとなく格式が感じられます。
キュウリの浅漬け
一品目。お通し的な感じなのかな？結構量がありますが、一人一皿出てきました。ビールに合います。
鴨鍋
なんかスゴイの出てきました！肉の球体？鍋の表面が鴨肉で覆い尽くされています。これには３人とも思わず感嘆の声が出てしまいました。
芸術的なセッティング
この鴨肉の内側には何が入っているんだろう？と思わなくもないですが、突っついたら崩れそうなのでこのまま火にかけました（基本的に店員さんが全部やってくれます）。
エノキの開き具合と真ん中に乗せられた黄身？のバランスが良いです。
野菜投入
鍋が煮立ってくると、店員さんが鴨肉を鍋に沈めて上から野菜を入れてくれます。
箸休め？
鍋が出来上がるまで時間がかかるためか、一品提供してくださいました。
鴨鍋完成！
写真では伝わりませんが、めちゃくちゃ良い匂いです。鴨鍋、最高かも。
〆はおじや
鍋を食べ終えかけた段階で３人とも「もうお腹いっぱいかも」的状態になり、無言で押し付け合うような状態になりつつあったんですが、〆のおじやは最高でした！
自分的には「え…ここからご飯もの？」て気分だったんですが、いざ一口食べてみたら鴨出汁の美味しさに膨満感は吹っ飛びました。おじやを作る前の店員さんも「ちょっと具材が残りましたね」て言ってましたが、むしろ具沢山のおじやが最高に美味しかったです。
おわりに
今まで日本酒を飲みに行ったお店で簡易的な「鴨肉を使ったお鍋」は食べたことがあったんですが、今回の「鴨鍋」は全然それとは違いました。さすが専門店。予約して行った甲斐がありました。日本酒も「鍋島」が「久保田」より安いという謎の現象がありましたが、それはそれで満足です。鍋島の方が好みでしたし。
こういうきちんとした目的を持っていくお店の場合、一店で満腹になってしまうことも多いんですが、それはそれで良いのかな、と思います。酒場ホッピングとはまた別の楽しみ方、てことで。
鴨鍋自体は一人5,500円でしたが、そこにビールや日本酒を足して一人当たり8,000円くらいでした。鴨鍋自体の値段も妥当だと思いますし、これで今日の〆まで終わるならコスパは適正なんじゃないかと思います。
また機会があれば予約して食べに来たいお店です。
