夏休み旅行2025・第一弾の初日の夜は、会津若松にある銘酒居酒屋「盃燗処」へ。ここに飲みに行きたいから福島を旅程に入れたといっても過言ではありません(多分予約が取れてなかったら、初日から山形に行くか仙台 or 秋田に行っていたと思います)。
2ヶ月近く前に電話したにも関わらずカウンター席は取れませんでした。残念。週末だし、旅行者からも人気が高いお店ゆえ仕方ない。テーブル席でもせめて福島の銘酒を堪能しよう!と予約した開店時間に合わせて向かったんですが…。
お店が見つからない!Google MAPが指し示す場所にそれらしきお店が見当たらない!「近場に移転した」という情報は知っていたんですが、昔行ったことがあったのでそのイメージのまま探していたんですが、全く分からず…。開店時間が迫る中、道端で近年お店に行った人のブログ記事を検索しまくった結果ようやく手掛かりを掴み、無事辿り着けました。
店舗外観

歩道の端から撮ったんですが、21mmレンズでこれが精一杯。歴史的建造物の中に移転していました。趣を重視しているのか外看板とかは一切無いです。この黒いドアを入った左側にお店があります。隠れすぎやろ!
唯一の目印

このキャラクター、「盃燗処」マスターの似顔絵です。これは昔の店舗時代からある絵なので、ここにお店が入っている確信が持てました。そうじゃなければ本当に分からなかったと思います。
てかGoogle MAPで出てくる写真の上位、昔の店舗の写真ばかり並べすぎ!いい加減年代別に新しい方から並べてくれ!MAPとあの外観写真だけだったら絶対見つけられないでしょ!
ちょっとだけ遅れて到着したにも関わらず、カウンター席は既に満席…?自分達はいちばん手前のテーブル席に通されました。んー。暗い…。写真にとっては最悪なポジションです。自分たち以外のテーブル席はきちんと照明が届いてるんですけどね…。まぁ現像ソフトに頑張ってもらうしか。
それにしても…。聞こえてくる会話からすると、カウンター席の皆さんは知り合い&常連ぽい感じでした。毎週来るような地元の人で埋まっちゃうようだと、早い時間帯だとしてもカウンター席予約するのは難しいかも。
お通し

オーダーは、料理もお酒もマスターお任せにしました。お通しの一品目は「鰊の山椒漬け」。これまで何回か来たけれど、お任せにすると大抵これが出てたかな。一杯目から「日本酒で!」てなる逸品です。2人で一皿。

お通し二品目は「枝豆と汲み上げ湯葉」でした。こちらは写真一皿で一人前です。これも美味しかったー!
「天明」と「ささまさむね」


天明 さらさら純米
天明の夏酒です。飲み口めちゃくちゃ軽い!マスターが「ポカリスエットみたいな…」ていうのが非常によく分かります。そんな感じだけど美味!
ささまさむね 特別純米 夏のにごり
微発泡。シュワ感最高!にごり酒が苦手な妻も絶賛していました。
馬刺し(ロース)

美味しすぎ…。ここ10年間に食べた馬刺しの中で、いちばん美味しかった気がします。
鰻の白焼き

マジか。こんなに早く酒加速装置これが出てくるとは…。
「山の井」と「ヤマユキ爽快⭐︎夏純米」


山の井 あやめ
南会津町にある「会津酒造」で造っているお酒です。初めて飲みました。爽やかで飲みやすい!
ヤマユキ爽快⭐︎夏純米
喜多方市にある「雪の峰酒造」で造っているお酒です。これも初めて飲んだなー。マスター曰く「低アルコールで飲みやすく仕上げたフルーティ」とのこと。そのままでした。美味!
地鶏の卵を使った玉子焼き

ふかふか卵!シラスは自分的には要らなかったかな。
マグロ赤身の漬け

途中まで鰹だと思って食べてました。
「会津娘」と「天宮」


会津娘 花さくら
会津若松市にある「髙橋庄作酒造店」で造っているお酒です。このラベルは初飲みかも。
こちらは2杯に分けて出てきたんですが、片方は普通に注いで、もう一方はかなり上空から注いでくれました(「天空注ぎ」と言うらしい)。これがまた、味が変わる!空気が入ってマイルドに…とかじゃなくて、完全に別の味⁉︎ てくらい変わってました。不思議。
天宮 純米吟醸 山田錦おりがらみ
会津若松市にある「花春酒造」で造っているお酒です。初見です。特約店限定酒。「花春酒造」は創業が1718年!300年以上続いている本物の老舗です。
兵庫県産山田錦を60%まで磨いたおりがらみ酒で、味はマスカット系のフルーティ。かつ爽やか!これ生酒?て思うくらいフレッシュな味わいでした。
天宮からカウンター席に移動させてもらったので、背景が変わってます。
空芯菜炒め

炒め物で変化球。妻の好きなメニューなので、大半が(以下略。
「宮泉」と「冩楽」飲み比べ


「宮泉」は「冩楽」で有名になった「宮泉銘醸」が地元向けに出しているブランドです。この2本を飲み比べられるなんて!しかも「宮泉」は酒米に「渡船2号」、「冩楽」は「播州山田錦」を使用していて、まさに贅の極み。
知らなかったけど「短棹渡船」、名称にクレームがついて「渡船2号」になってたんですね…。
会津那須のチーズ焼き

悶絶級の美味しさ!
鯵フライ

タルタルが…。タルタルが!サクフワ美味しすぎ。
生ビール(大)

鯵フライに合わせるものといったらこれでしょう!カウンター端は注文を取りづらくなる時間帯もあるようで(混んでる時とか)、厨房に偏りがちになるマスターから見やすいように、注文札が用意されていました。

やっぱこれだね!
お刺身

さっきの鯵をお刺身でも出してくれました。
会津牛のステーキ

これは確かメニューからオーダーした気がします。妻と相談して「気になるよね」って。〆にしてはボリューミーに見えますが、脂が全然しつこくなくてサラリと食べられてしまいました。これはまた食べたい!
「鳳凰美田」150周年記念酒


最後の最後に、冷蔵庫にあってずっと気になっていたお酒をオーダーしました。福島ではなく栃木県にある「小林酒造」が造った「鳳凰美田 米光〜BEIKO〜」です。2023年に150年前の文献を参考に創業時の銘柄であった「米光」を復刻した、150周年アニバーサリーリリース酒です。黒っぽいラベルの方が酒米に「渡船」を使用。ピンクのラベル方が「山田穂」を使用しています。
味はね、もうね…。
ちなみに「小林酒造」の創業者である小林米蔵は元は新潟で酒造業を営んでいたんだけど、江戸時代に徳川家から日光に招致されて、栃木で新しく酒造りを始めて現代に至るんだとか。新潟にいたんじゃこんなお酒は造れなかったか、淡麗辛口ブームで潰されていたかもしれませんね。江戸幕府に感謝。
最後が福島のお酒じゃなくなってしまいましたが、大満足な一日でした。
ミニトマト

福島県産です。甘いけどサッパリ!
おわりに
いやー、やっぱりこのお店は良い!妻もだいぶ気に入ったようで、昼の桃と合わせて福島への親近感が一気に高まったようです。「福島すぐ来れるね!また来ようね!」て帰り道で何度も言ってましたから…。
予約のハードルは高めですが、まだ見ぬ福島の美味しいお酒を求めて、再訪したいと思います。