運河沿いの石造り倉庫で飲む小樽ビール(小樽倉庫 No.1)

足元が滑りまくる小樽運河の散策を早々に終え、もう一つの目的地「小樽倉庫No.1」へ向かいます。「小樽倉庫No.1」は醸造所にビアパブが併設されており、ドイツのビール純粋令(ビールには大麦・ホップ・酵母・水以外は使用してはならない)に基づいたドイツビールが醸造されています。今調べて分かったんですが、小樽の地ビールのお店じゃなかったんですね…。

 

歩道アイスバーン

「ちょっと凍ってんなー。慎重に行かないと」とか思ってたら、マジもんのアイスリンクでした。ツルツル感が半端ない!端の白いところを踏むのが鉄則なんですが、そっちもバリバリに凍っていて、しかも内側に向かって斜度がついていて滑る→中央のアイスリンクに誘導されるので、かなりの強敵でした。2回くらい仰け反ったかも。カメラをきちんとカメラバッグにしまっておいて良かったです(上の写真は、一回仰け反った後、姿勢を回復した位置から撮りました)。

 

小樽倉庫No.1

風情のある外観(入り口)です。バリっバリに伸びた氷柱も素晴らしいですね!ちなみにこの出入り口前もツルツルで、帰り際、自分の後から出てきた外国人の若者がコケてました。

 

バンベルガージュペツィアル(M)

サイズはS・M・Lとあって、Lにすると多分ブーツジョッキで出てきます。どんな味か分からなかったのでとりあえずMにしました。

味は…麦芽ロースト感の強いちょい甘ビール?あんまり好みじゃないけど飲めなくはない、みたいな。日本のビールみたいな爽快感はないです。

なおメニューによれば「バンベルグのみで醸造が許されているスモークビール」とのことです。一応樽生での提供なんですが(それ以外だと瓶になるらしい)、醸造場所がドイツ国内の街に限定されているということは、輸入ビール?樽ごと輸入しているのかな?

2月から発売された季節限定商品ってところに引っ張られて、初っ端から小樽ビールじゃないビールから始めてしまいました。

 

ジャーマンポテト

ドイツビールといえば「ジャーマンポテトでしょ」てことで。何で「ジャーマン」っていうのか由来を調べてみたところ、「ドイツではジャガイモがよく食べられているから」だそうです。決めつけ刑事!

 

…まぁ実際、ジャガイモはよく食べているようですが(日本人の平均消費量の4倍)。

 

ピルスナー(中)

せっかくなのでスタンダードな小樽ビールも飲んでみました。

…うん、薄いね!

 

見学

入り口脇にある階段から「2階に上がって見学もできる」みたいなことが書いてあったので、お店を出る前に上ってみました。見学っていうか、普通に飲むスペースがありますね。外国の方が何人か2階上がってすぐのところで飲んでいました。

 

見学通路

2階部分は倉庫外壁に沿ってぐるっと通路(と席)がありました。この席が実際に使われるものなのかどうかは不明です。壁には「順路」て標識がありますし…。でもテーブルに禁煙マークもあるんだよなぁ。

 

醸造タンク

お店(というか倉庫)の真ん中に鎮座する醸造タンク。「ブルーハウス」って書いてありますね。機械の名前なのかな?多分実働はしていないと思います(音もしてないし)。

おわりに

そんなに訪問した記憶もないのですが、思っていたのとは違うビールでした。今日はずっと「こんなんだったかなー」て思いながら飲んでました。

公式サイトを見ると毎週木曜と土曜は2,500円で飲み放題(2時間・予約不要)をやっているようなので、今度小樽に行く時は土曜日にして、全種類(飲み放題対象内で)しっかり飲んで味を評価してみたいと思いました。