北海道旅行2日目の夜は、昨年新規開拓したススキノにある看板のないお鮨屋さんに行ってきました。最近増えているオールインクルーシブ系のお鮨屋さんで、鮨とつまみ20品に飲み放題が付いて12,800円という高コスパなお店です。
雑居ビルの上階にあるお店なんですが、一度行ったことあるから迷わないだろうと時間ギリでビルに行ったら、どのエレベーター乗るんだったか思い出せずにちょっと焦りました…。やはり余裕を持った行動って大事です。
入り口

時間になると中から開けてくれるものなんですが、自分より先にいた方々は不安にかられたのか、開店時間直前にドアを開けて声をかけてました。第一声「ここで(お店)合ってますか?」。次に「どこで待ってればいいですか?」。…気持ちは分かります。が、こういうお店って結構ギリの人員で回していることが多いから、予約時間(開店時間)の直前は結構バタバタだったりするんですよね。これから来るお客さんのオーダー管理やアレルギーチェックなんかの申し合わせをしていることもありますし。時間前にインターホン押したりノックしても、一切反応しないお店もあります。基本予約時間までは声をかけない方が良いと思われます。居酒屋じゃないんで、早めに着いても中に入れてくれることはほぼないでしょう。
時間より少し遅れてドアが開き、お店の方に招き入れてもらいました。今回の自分の席はカウンターの一番端。まぁソロですしね。隣は男女2人組。L字型カウンターの一面しか使ってなかったので「お客さんが少なかったとしても、スペースは空けずにとにかく奥から詰めていくスタイルなのかな?」と思いきや、もう一面側のカウンターは30分遅く来た人たちが座りました。
なるほどね。時間差スタートでしたか。まぁ美味しいお鮨と銘酒飲み放題は約束されているので、場所はたいした問題じゃないのです(ただしカウンターに限る)。
生ビール

まずはここから。昼に小樽ビールも飲みましたが、やっぱり日本のビールが美味しいですね。銘柄は聞き忘れちゃったけど。
蛍烏賊

宮城産だそうです。蛍烏賊の旬って春だった気がするんだけど、2月でもこんなに大きいのが獲れるものなんですね…。地球温暖化の現状をひしひしと感じます。
真たち白子の岩海苔添え

北海道では鱈のことを「たち」と言うそうです。料理的には「鱈の白子」ってことになるのかな。今回の真鱈(たち)は根室産だそうです。白子の濃厚さと岩海苔の塩気が相乗効果を生んでいて美味。
銀宝の幽庵焼き

前回(4ヶ月前)と同じメニュー。カチョカバロとカラスミ載せも同じです。実は今回の写真が見つからなかったので、以前のを流用してます。美味しさも変わらず。
本ズワイガニの鮨

羅臼産ズワイガニ。身の下に蟹味噌もしっかり入ってました。これも前回も出てきた一品。
助惣鱈の蒸し寿司・金目鯛の鱗焼きを乗せて

釧路産。ちょっと印象薄いです…(要するに忘れました。美味しかったのは確かだけど)。
「月と櫻」と「森嶋」


お酒はお店の方にお任せです。「日本酒お願いします」と言うと、好みの味の傾向を確認してから持ってきてくれます。
月と櫻
秋田県由利本荘市にある「天寿酒造」が造っているお酒です。初めて飲む蔵です(多分)。このお酒は春の限定酒で、メインの銘柄は「天寿」とか「鳥海山」みたいです。
味は、フルーティだけどキレが良くて美味。
森嶋 純米吟醸 美山錦
こちらもフルーティ繋がりでオーダしました。茨城県日立市にある「森島酒造」が造っているお酒です。銘柄は島に「山」がつくんですが、酒蔵名だとつかないんですね。初めて知りました。
味は、深みのあるフルーティ。これは美味しい!
真鯛

ここから握りに入りました。煮切りが塗られていますが、鯛自身に爽やかな甘みがあります。これは美味しい!
縞鯵 熟成

上に刻んだオリーブとレモンの皮が載っています。熟成のねっとりした美味しさを、爽やかに昇華してくれる取り合わせだと思います。
かます 熟成 刻んだ玉葱のせ

こちらも熟成もの。味が凝縮されていて美味しかったです。前回は熟成鮨は出てこなかった記憶があるんですが。やりおりますね。荒天で漁に出られない安牌として魚を寝かせていたわけでは決してない美味しさです。
本シシャモ

釧路産。これも前回と同じ。味的にも普通。口の開き方と顎の強靭さから本物の「柳葉魚」ということは分かります。
…そういや「シシャモ」って昔は居酒屋メニューにもよくありましたけど、近年全く見なくなりましたね。海外産の偽シシャモ(カペリン=カラフトシシャモ)ですら高価になってしまったのかな?単に人気が無いだけかもしれないけど。
鯖寿司 とろろ昆布巻き

これは前回無かったメニュー。鯖鮨好きとしては堪りません!2貫付けってところも良いですね!
べったら漬け

今回はカラスミ載せでした。甘さ控え目で美味。
「山本」と「日輪田」


山本 6号酵母 純米吟醸原酒
瓶にラベルがなかった(そういう仕様です)ので、タグを撮りました。山本の冬の限定酒で、6号酵母と7号酵母の飲み比べで出荷されるそうです。
味は、爽やかジューシー!やはり山本は美味しい…。
日輪田 生酛純米酒
宮城県栗原市にある「萩野酒造」が造っているお酒です。主力銘柄は「萩の鶴」。
味は辛めでキレッキレ!隣の人たちが「辛口で」と頼んで「美味しい!」と言っていたので興味を持ってオーダーしてみたんですが(知らない銘柄だったし)、自分にはちょっと合わないタイプでした。
牡蠣

こちらも熟成感のある味わいでした。身もキュッと締まった感じ。
帆立

弾力がすごかったです!大きい!
トロタクTKG

沢庵好きじゃないんですが、最近トロたくなら食べられることに気が付きました。
杉薫るハイボール

杉樽でも使っているのか?と思ってオーダーしてみたんですが、マジで杉材がグラスに挿さってました。そういうこと !?

しかしこれがまた意外と美味しいかったのです。確かにウイスキーの熟成感を増すために、瓶に細い樽材を入れるって手法もありますしね(さすがにちゃんとしたBARではやらないけど)。
イクラ

一口サイズ。それが良い。
本鮪

島根産だそうです。
山葵出汁の茶碗蒸し・菜の花のペーストと桜エビのせ

ここでこれが来るか!凝った作り方ですが味はさっぱりまとまっていました。超美味。
「東洋美人」と「大盃」


東洋美人 地帆紅 限定大吟醸
山口県萩市にある「澄川酒造場」が造っているお酒「東洋美人」。その唯一の大吟醸酒が「地帆紅」です。季節限定、昔は地元限定酒だったようです。2014年に開催された「SAKE COMPETITION 2014」では1位の栄冠に輝いています。
味は、結構甘め。フルーティっていうより甘め寄り。
大盃 ART DECO 純米吟醸 NOUVEAU
MACHOで有名な「大盃」のマッチョじゃないラベル。アールデコの様式にインスパイアされた幾何学対象デザインを採っているらしいです。
MACHOだと精米歩合80%とかほとんど削らずに美味しいお酒をプロデュースしているんですが、こちらは60%まで精米しています。
味は、旨みがありながらも酸味でキレも良い感じ。酸味っていうかガス感?ラスト爽やか。大盃、よもや削っても美味しいとは…。
雲丹手巻き

気をつけないとこぼれ落ちそうなくらいの雲丹!
玉子焼き

甘さ控えめ。〆にピッタリですね。
ミニ海鮮丼

今回もラストにミニ海鮮丼が出てきました。完全にサービスですよね。この旗を見ると「シハチ鮮魚店の方も行かねば!」て気持ちになるので、宣伝効果は抜群だと思います。でも、かなり混むのが分かってるので行ってないけれど。
あら汁

スッキリの中にコクあり。4日煮込んだアラを使用しているそうです。最後に温かいお椀でホッとひと息つけました。
おわりに
今回も大満足なコースでした。つまみや鮨の構成は一部同じものの、季節季節に合わせたネタも取り入れていて、ちょっとした変化も感じられました。
日本酒は最大8種類用意されているようですが、今回6種類は飲めたし、合間合間にビールやハイボールのお代わりもしているので、そこそこ飲めたと思います。何より日本酒のセレクトが良いですね!毎回楽しみにしています。
また今年も札幌に行く予定があるので、日程が確定したら予約を早いうちに入れたいと思います。