昨日に引き続き、同じお店で「2025年 新年会」を開催しました。メンバーも同じです。
昨年末の忘年会2連荘から引き続き昨日の「プレ新年会」でもメニューから好き放題食べてきたので、今日の料理は大将に全部おまかせすることにして、昨日の帰りがけにお願いしてありました。どんな料理を食べさせてもらえるのか楽しみです!
生ビール

とりま生。友人は黒ビールにしてました。
先付け

左から「玉子豆腐の蟹身餡掛け・白子ポン酢・雲丹と湯葉」。え、何この豪勢さ…。最初から手が込みすぎじゃない !? 半端なく美味しいんですけど。
「Beau Michelle」と「山本」


先付けからしてガッツリ日本酒向きだったので、ビールはチェイサーにして日本酒をオーダーしました。友人が「ボー・ミッシェル」を頼んだので、自分は「山本 和韻」で対抗です。どちらも白ワイン系の華やかな美味しさの日本酒です。
お刺身盛り合わせ

今回は個人盛りで。やっぱりここのお店のお刺身がいちばん美味しいです。日本酒があっという間に無くなりました。
「龍神丸」と「雅山流」


龍神丸 大吟醸 生原酒
和歌山県の有田川町にある「高垣酒造」で造られているお酒です。「高垣酒造」は江戸時代後期の天保11年(1840年)から185年続く老舗酒蔵です。
小さな酒蔵でもともと石高が少ない上、「龍神丸」は特別な造りをしているためさらに生産量が少なく、「幻の酒」と言われていたりします。2005年には漫画「もやしもん」(のちにテレビアニメ化も)で紹介されたため、さらに入手難易度が上がりました。余計なことしやがって。
ただ残念なことに、八代目の杜氏だった高垣淳一氏は、2010年の8月に47歳の若さで亡くなってしまっています。当時の美味しさは永遠に失われてしまいましたが、その後、妻である任世さんが杜氏を引き継いだことで「龍神丸」は復活しました。
味は、ファーストタッチは爽やかなフルーティさ。飲み進めると次第に濃厚な甘さに変化します。マスカットのような香り立ちですが、芯のしっかりしたコクのある味わいのお酒です。
雅山流 純米大吟醸 極月
山形県の「新藤酒造店」が造っているお酒です。「雅山流」はシリーズものでたくさんの種類があるんですが、これはその中でも最高峰。鑑評会出品酒と同じ方法(袋取り=雫取り)で造られているお酒です。
味は、もうね…。甘露。
お吸い物

「フグの骨で取った出汁に、白子とお餅を入れたお吸い物」。なんですかこの贅沢な汁椀…。美味しすぎて無言になりました。
「新政」飲み比べ


あまりにも美味しい汁椀が来たので、「日本酒もそれ相応のものを」ということで、お店にあった「新政」を飲み比べさせてもらいました。
うちわ海老

うわ…。ここでコレ来る?てメニューが来てしまいました。一説によると伊勢海老にも引けを取らない味という「うちわ海老」です。
平たい団扇みたいな形状なので可食部は少なめと思いきや、大きさもかなりもの!(写真のレモンは普通サイズです)。中にぎっしり身が詰まっていて食べ応えバッチリでした!
これは…控えめに言って絶品だわ…。
フグの唐揚げ・タルタルソース

えーと。一応予算はお伝えしてあったと思うんですが…。ぐるナイの「ゴチになります!」的に言えば、「うちわ海老」で完全にオーバーしてる感覚です。
いやでも美味…。
「十四代」と「八十八号」


「いやもう、とことんいったれや!」的オーダーです。美味しい料理には美味しいお酒が必須なのです。今日はハレの日(宴)だしね。普段から飲んでる時にお金気にしたことあんまりないけど。
トリュフとフォアグラの茶碗蒸し

………イッタイナニガオキテイルトイウノカ。
トリュフ?フォアグラ?
人生で初めて食べましたよ、こんな茶碗蒸し。
ため息しか出ないのは飛び抜けた美味しさのためだけじゃなくて、「予算、一桁間違って伝えてたんじゃないか?」て疑惑がかなり濃厚になってきたってのもあるかもしれません。
一人で飲み食いしてる分には、予算オーバーしても本当に美味しければ「まぁいい経験したよね。満足!」で済むんだけど(限度はあるにしても)、一緒に支払う相手もいるとなると、ちょっとねぇ…。一応、昨日の段階で「いくらくらいで頼もう」って打ち合わせもしてるし…。
「鍋島」と「而今」


とはいえ大して深刻には考えてないんですけどね。何だかんだ言って美味しいし。普段食べられないような料理のオンパレードだし。価値観が合ってるって大事。
むしろ美味しい料理のおかげで美味しい日本酒欲も止まらなくなって大変です。料理もさることながら、お酒もほぼプレミアム酒しか飲んでないから、飲み代だけでも相当なことになっていそう。
というわけで日本酒ラストもプレミアム酒をオーダーしました(そろそろコースも終わりだと確認できたので)。
からすみ蕎麦

〆のお蕎麦はカラスミが満遍なく降りかかってました。こういう食べ方もあるんですね。蕎麦の量は少なめだけど、鮮烈な美味しさでした。
デザート

なんか、普通?のフルーツにホッとしました(笑)。なんだこの感覚。
最後のデザートまで食べて、丁度良いお腹の具合でした。
おわりに
お会計はそれなりのお値段だったんですが、一応念のため大将に「おまかせコース」の値段を確認したところ、「5,000円です」とのこと。
えー、と。
マジで?
確かに昨日お願いした予算通りなんですが…。この予算でここまでの料理を出してもらえるとは驚愕です。ざっと食材だけ見てみても、蟹身、白子、雲丹、刺身、フグの骨から取った出汁、餅、うちわ海老、フグ、トリュフ、フォアグラ、カラスミ、蕎麦、苺、ですよ?しかも全部にかなり手間がかかっていて。もうね、最早この頼み方がベストなんじゃないかと思えてきました。
最初は「連日の訪問だし、そもそもいつも同じようなメニューを頼んでしまうから、大将に『おまかせ』でお願いしたら違う切り口で美味しいものが食べられるんじゃない?」て軽い気持ちで頼んでみたんですけどね…。想像の遥か上を行く構成で楽しませてもらえました。
今後も伺う際には連日になる可能性が高いので、一日はアラカルト、一日はコースでお願いするのが最適解じゃないかと確信しました。妻に言ったら「連日おまかせにするように」て指令が下りそうですが。
今は遠くに住んでいるのでなかなか行く機会がなかったんですが、今後はシーズンごとに美味しいものを食べに行くとか、意識してもっと訪問する頻度を上げていきたいな、と思っています。