プライベート忘年会 2023

静岡の友人と妻と、お気に入りのお店で忘年会をしてきました。年末にここで飲まないと一年が終わった気にならない、自分たちにとっては超重要なイベントです。

今年はようやく会社関係の忘年会(飲み会)も復活してきたんですが、飲み会とはいえ仕事は仕事。気は抜けません。ゆえに気の置けない仲間と何も考えずに楽しく飲める機会は、自分にとってすごく大切な時間です。

今年は友人が年末年始も仕事が詰まっていて今日も仕事だったため、ちょっと遅めの20:30からの開始になりました。そしてその友人からは「もうちょっと遅くなるけど、30分以内には着ける」との連絡が。もうお店に入っていたため、先に始めることにしました。

 

鰯の生姜煮

お通しメニューからの一品。味が染み込んでいて美味しいです。妻とシェアするのも忘れて、あっという間に食べてしまいました。

 

手作り豆腐

こちらは妻がオーダーしました。一口もらいましたがめちゃくちゃ美味しかったです。もはやお通しのレベルを完全に超越してます。

自分も追加でオーダーしようか迷ったんですが、この後のことを考えて自制しました(他にも食べたいメニューが多すぎるので)。

 

「鍋島」と「雪だるま」

ホテルで佐渡の地ビールを飲んでから来たので、今日は一杯目から日本酒でスタートすることにしました。多分この一杯を飲み終える前には友人も到着するはず。大将からオススメの日本酒を教えてもらうのは後にして、とりあえず日本酒冷蔵庫で目についた「鍋島(自分)」と「雪だるま(妻)」をオーダーしました。

 

鍋島 Harvest Moon Classic

鍋島の秋酒・純米酒です。Classicは少し日本酒度が強めな印象があったんですが、味はしっかりしているものの飲み口も後味もスッキリしていて、飲みやすかったです。

 

仙禽 雪だるま しぼりたて活性にごり酒

仙禽の冬酒です。特徴的な雪だるまのイラストですぐ分かります。なめらかで、酸味が心地良くてグイグイ飲めてしまう味。妻はにごり酒が全般的に苦手なんですが、このお酒は好きなようです。

 

刺身盛り合わせ

友人が合流したので3人前で。「鮪(大トロ・中トロ・赤身)、ふぐ、鯛、クエ、平目、鰤、金目鯛」という豪華ラインナップ。

全部美味しいんですが、特に肉厚で軽く炙った「ふぐ」は絶品でした。後でてっさとこの炙り刺しと唐揚げで豪華ふぐセットを組もうと思っていたんですが、忘れてしまいました。次回!

 

「田酒」飲み比べ

大将オススメのお酒の中から「田酒」を飲み比べてみました。

 

田酒 特別純米 新酒

飲み口は爽やかなんですが、後で膨らんでくる味。美味しいです。

 

田酒 純米吟醸 古城錦

白葡萄っぽい風味で爽やかな味。古城錦の純米吟醸酒は夏限定らしいです。

 

牡蠣フライ

冬の定番!一粒がなかなかの大きさです。一人2個ずつオーダーしましたが、美味しかったので3個でも良かったかな。

 

「一白水成」と「仙禽」の最上位Ver.

こちらも大将のオススメ酒から。

 

一白水成 純米大吟醸 Premium

一白水成の最上位モデルです。蔵元の福禄寿酒造が立ち上げた秋田県五城目町酒米研究会と共に、作付け、田植えから稲刈りまで一貫して逐一状態を把握し、収穫後は醸造試験場から分析されたデータを収集した上で、収穫した田んぼの管理状況、米のデータ等も参考にして一番最適と判断した酒米だけを使用し仕込んでいるという、かなり手のかかったお酒です。

味は洗練されたスッキリとした甘みがありながら、深い旨みも感じます。「完成品」といった感じの純米大吟醸酒です。

 

仙禽一聲

純米大吟醸の無濾過生原酒です。初めて見ました。ドメーヌ化した自社田圃で収穫された山田錦を40%まで磨き、加水せず原酒のまま製品化してます。

味は、なんだろう。使っている水の特性が分かりそうなくらい澄んだ味かも。飲み始めは甘みよりも綺麗さが際立つ感じなんだけど、少し置いておいて温度帯が上がってくると、ガッツリ甘味と旨みが出てきます。ただ、あくまでも上品な甘さなので飲み飽きない感じでした。

 

目光塩焼き

友人が必ずといっていいほど頼むメニュー。確かに美味しい。そして柔らかい目光を崩れずに焼く技術もすごい。

 

「黒龍」飲み比べ 

今日は「黒龍」の上位シリーズが全部入荷しているとのことだったので、まずは「八十八号」と「しずく」を飲み比べてみました。どちらも美味しいのは大前提として、今回は「しずく」の方が僅差で美味しいかも、て思いました。

 

白子ポン酢

日本酒には白子。鉄板の組み合わせです。濃厚!

 

白子の天ぷら・盛り合わせ

最初は白子の天ぷらを頼む予定だったんですが、妻が「海老芋の天ぷらも食べたい」と言ったところから発展して白子を中心とした天ぷらの盛り合わせになりました。

ホント、どれもこれも美味しいです…。

 

「黒龍」飲み比べ 最上位Ver.

通常入手できる「黒龍」の最上位2本を飲み比べてみました。

今はどうか知りませんが、昭和天皇は黒龍がお好きで、この2本は宮内庁御用達だったとか。甲乙つけ難い美味しさですね。

 

本日の鮨

これは自分のみオーダー。ちょっと前から鮨飲みにハマってるんですよね。ネタは「大トロ・赤身・鯛・クエ・金目鯛・ふぐ・海老」です。どれもこれも美味しすぎ!

東京のそこそこのお値段のお店でちょいちょい鮨飲みしてますが、東京でそういったお店に行くより「もうここでいいじゃん」ていうくらいの美味しさです。名店クラスの鮨店の本気の舎利はともかくとして、ネタ的には最高に美味しいです。お酒にも合いますし。

 

デザート

大将が苺好きの妻のために用意してくれてました。大きいのに大味にならず、甘味が詰まっていてめちゃくちゃ美味しかったです。パックでお土産分も用意していただいていたので、妻は次の日も堪能してました。

 

おわりに

20:30という遅めのスタートでしたが、日本酒も料理も満喫しました。2023年も良い〆が出来ました。お店と友人、妻に感謝。

若かった頃と比べて「本当に食べられなくなったなー」と思います。気持ちに胃袋が付いていきません。「集中と選択が本当に大事になってきたな…」と思いました。毎週のように来られれば、そんなに欲張らなくても良いんですけどね。人生生々流転なのでしょうがないかな。

機会は訪れるのを待つだけじゃなくて、作り出すもの。また今年も何度もお世話になりたいと思います。