いやー。今年も1年頑張りました!年末最後のご褒美飲みを、いちばんのお気に入りのお店で行ってきました。メンバーは昨日と同じですが、今日は昨日自制したメニューたち(料理も日本酒も)を存分に楽しむ所存です。
生ビール

でもやっぱりスタートは生ビールから。いつもなら日中暇だとホテルで映画とか見ながら軽く飲んだりするんですが、今日は最高のスタートを切るためにここまで一滴も飲まなかったので。
お刺身盛り合わせ

こちらのお店以上に美味しいお刺身はないと、妻が所望しました。異存ありません。内容的には昨日と同じですが、相変わらず最&高。日本のどこで食べても、ここ以上の刺し盛りはありません。いろんな意味で。
「山本」と「善知鳥」


お刺身には日本酒だよね、てことで。ここからは日本酒に切り替えです。
山本 和韻 純米吟醸
蔵の社長が海外で入手したシャルドネ用のワイン酵母を使って造られたお酒です。ワイン酵母は吟醸香を一切出さないためただの甘くて酸っぱいお酒になりやすく、それを避けるためにAK-1という秋田県で造られた花酵母を添加しているそうです。
味わいは白ワイン系。スッキリしていますがフルーティさもあり、白ワイン系日本酒の中ではかなり美味しい方だと思いました。
善知鳥
泣く左利きも黙る?西田酒造のレア酒。田酒の蔵の最上級Ver.です。味は言わずもがな。友人が頼んだんですが、正直「取られた!」て思いました。まぁ後で自分で頼めば良いだけなんですが。ファースト日本酒から「善知鳥」をチョイスするとは思いませんでしたよ…。「オマエこの後(の組み立て)どーすんだよ?」て思いましたが、欲望を解放する日なのでそれもまた良し。
ふぐ唐揚げ

今日のために昨日のプレ忘年会ではオーダーしなかった逸品。日本酒に合いまくりです。
「ロ万」と「作」


ロ万 純米吟醸 一回火入れ
金色のラベルに惹かれてオーダーしました。「このラベルはあまり見ないなー」と思って頼んだんですが、通年出ているスタンダードなバージョンだったんですね。華やかな味わいで美味。
作 純米大吟醸 NOUVEAU 新酒2024BY
「作」の冬季のみに出荷される搾りたて限定酒です。華やかだけど若々しさというか、勢いのあるシュッとした味。安定した品質の「作」なんですが、これは良い意味でちょっと違う感じでした。
金目鯛煮付け

これも今日のために取っておいたメニュー。金目鯛も最高なんですが、一緒に添えられている野菜も絶品です。この煮汁を取っておいてもらって食べる「卵かけご飯」を〆にするという贅沢も。
黒龍 レア酒飲み比べ

大将が秘蔵しておいてくれた黒龍シリーズです。通常目に触れることもないくらいのレア酒を全部封明けでいただけるという僥倖。
ふぐ焼き白子

黒龍のレアシリーズには「トラフグの白子焼き」で。この濃厚極まる白子を日本酒で流し込む幸せ!生きていて良かった…。
黒龍「八十八号」と「しずく」


黒龍 八十八号
兵庫県東条産山田錦を35%まで精米して造られた原酒の中でも出来の良いものを、八十八号のタンクに集めて造られたお酒です。タンクナンバーがそのまま銘柄になっているという。
黒龍 しずく
こちらも兵庫県東条産山田錦を35%まで精米して造られています。八十八号と同じですね。「しずく」は雫取りのことで、袋に吊るしてぽたりぽたりと滴ってくる雫を集めて瓶詰めしたお酒です。
海老芋の天ぷら

京野菜の一種で里芋の仲間ですが、里芋と違って煮崩れしにくいため、揚げ物にしても外側がカラッとしていて中はトロトロクリーミーになったりします。高級料亭とかでよく使われていますね。一見淡白にも感じますが、独特の味わいはクセになります。
黒龍「二左衛門」と「石田屋」


黒龍の通常ラインナップでは最高級酒になります。通常って言っても普通には手に入らないと思いますが…。
黒龍 二左衛門
酒米は兵庫県東条産山田錦。磨きも35%ですが、こちらは熟成させています。
黒龍 石田屋
酒米は兵庫県東条産山田錦。磨きも35%ですが、こちらは氷室で低温熟成させています。昭和天皇が気に入っていて、宮内庁御用達になったお酒とも言われていますね(公式発表はないのであくまでも噂ですが)。
黒龍でこれ以上のお酒となると「無二」という銘柄がありますが、入札制で値段が決まるため、一本25万円とか44万円とかアホみたいな値段になっています。日本酒でもワインでも、正直お酒にそこまで払って飲みたいとは思いませんね…。
ズワイ蟹とフグの汁椀

メニューには無いんですが、大将がつくってくれました。何この旨みが凝縮された餡…。
「仙禽」と「ともぞう」


仙禽×UA 紅葉
仙禽とユナイテッドアローズがコラボしている商品はいくつかあるんですが、こちらはその秋Ver.です。味は熟成感のある甘酸っぱさ。
ともぞう。
長野県佐久市にある伴野酒造が造っているお酒です。初めて見ました(飲みました)。伴野酒造は「澤の花」が有名な蔵ですね。「澤の花」自体あまり飲むことがないんですが、こちらのお酒は爽やかなマスカット風味で美味しかった気がします。
鰆の塩焼き

「焼き魚食べてないね」てことで。ホクホク!
新政 飲み比べ


妻が所望。ちょっともらいましたが、美味しすぎ。
ふぐヒレ酒

我々はヒレ酒に突入しました。2杯目以降エグ味が出ないように、良い塩梅になったらヒレを一旦出して飲んでます。
焼き銀杏

だんだんお腹いっぱいになってきたので、軽めのアテをもらいました。
十四代 レア酒飲み比べ


大将の隠し酒をいただきました。なんて日なんだ…。
赤出汁の味噌汁(海苔)

最後にシャキッとするためにオーダーしました。この赤出汁の濃さが現実に引き戻してくれます。
デザート

美味しい。美味しいんですけどね…。お腹がいっぱいすぎて、苺好きの妻に半分あげました。
おわりに
いやー今年も大満足な忘年会でした。2024年の酒人生、もう思い残すことはありません。お酒もさることながら、とにかく料理が素晴らしいんですよね。美味しすぎ。
正直、日本酒のレア酒に関しては何らかの手段で手に入れることはできると思うんですよ。物として。でも、この料理やここで過ごしている時間・空間は何ものにも代え難い。唯一無二。
そう考えると、2024年にこちらのお店にほとんど来られなかったのは、人生においてかなりのロスだったなぁとしみじみ思いました。まぁ、夏に手術をしてスケジュール諸々が飛んだってのもあるんですが…。
いつまでもあると思うな親と金、じゃなくて、 これからは、自分がこれまで大事にしてきたものに良い意味でもっとこだわって生きていきたいと、あらためて思った年末でした。