北海道(札幌)旅行4日目の晩ご飯は、看板のない隠れ家鮨店「鮨のしはち」に行ってきました。2024年5月にオープンしたばかりで、すすきのの真ん中にありながらおまかせ20品コースが8,800円、飲み放題をつけても12,000円という高コスパ店です。完全予約制なので、旅行が決まってすぐに予約を入れました。
店舗入り口

写真の奥の白木のドアが入り口です。インターホンがあるだけで、看板はありません。時間前に着いたのですが、ここ?て感じで待っていました(同じような人が複数)。
店内はカウンター席7席と一段上がったところにテーブル席2つ(多分4人掛けと2人掛け)というキャパの小さなお店です。一斉スタートではなく少し遅れてスタートした組もいましたが、満席でした。
生ビール

まずは生!うすはりのグラスもいい感じです。銘柄は聞き忘れました。
神経締めの秋鮭と塩麹で漬けたイクラ

一品めから手の込んだアテが出てきます。神経締めは近年トレンドっぽいですが、身がプリプリしていて良いですね。
あん肝と奈良漬にした西瓜の和え物

奈良漬がそんなに得意じゃないんですが、こちらの和え物は美味しかった!お代わりしたいくらいの美味しさでした。
しめ鯖の蒸し寿司

やわらか〆鯖。
「山本」と「天寶一」


日本酒に移行します。
山本 純米吟醸 サンセットオレンジ
秋田県八峰町にある山本酒造店が造っているお酒です。銘柄名は山本社長が日本海に沈む夕陽を見ながら黄昏ていた時にふと思いついたんだとか。酒米に美山錦、酵母に新政6号酵母を使用しています。
味は、柑橘系の若々しさ。ちょっと渋味もあって、オレンジを感じます。名前にぴったり合ったお酒。美味。
天寶一 純米吟醸 秋上がり
広島県福山市にある「天寶一 株式会社」が造っているお酒です。酒米は八反錦を使用。
味はサッパリ。バニラのような含み味もあり。
銀宝の幽庵焼き・カチョカバロとカラスミを添えて

銀宝(ギンポ・ギンポウ)は深海魚らしいです。江戸前だと天ぷらのネタとして高音がつく魚見たいですね。
今回は幽庵焼き。魚とチーズを合わせるという感性が素晴らしいです。
羅臼産の本ズワイガニ

ほぐし身と蟹味噌の一体感!柚子を絞るとさらに最高!
真鯛の茶碗蒸し・ゆりねと黒胡椒を添えて

出汁を感じる茶碗蒸しでした。
「カエル」と「青煌」


カエル
滋賀県大津市にある「平井商店」が造っているお酒です。「浅茅生(あさぢお)」という銘柄のバリエーションぽいです。
生酛造り。ちょっと苦手な味でした。
青煌 ひやおろし
山梨県北杜市にある武の井酒造が造っているお酒です。
スッキリとキレがありつつ、後味がカラメルっぽい感じ。
釧路産本シシャモ

これは普通かな。
函館産ホッキ貝

包丁入れが細かくて食べやすかったです。
小樽産 真鱈

熟成ネタ。自家製熟成昆布醤油と合わせて。
愛媛県産 縞鯵

オレンジ醤油を合わせて。独特の醤油が美味しかった!
「函館物語」と「KAGAMI」


函館物語 純米
令和3年2月に84年ぶりに誕生した道南唯一の酒蔵「函館醸蔵」で造られているお酒です。
ストーリーはあるのですが、味は…。北海道酒、もうちょっと頑張ってほしい。
KAGAMI(花芽実) 特別純米 Dawn Dew
三重県伊賀にある「大田酒造」が造っているお酒です。「大田酒造」は「半蔵」というお酒が有名(美味しい)なんですが、こちらは蔵の若手杜氏が造る別ラインみたいですね。
味は、ちょっと甘めのフルーティ。時間が経った(温度帯が上がった)方が飲みやすいかも。
羅臼産のメヌキ・刻んだオリーブと削ったライムの皮を添えて

オリーブもライムも身の味を邪魔しない程度の良いアクセントになっていました。
なお、メヌキは200m〜1000mくらいに生息する深海魚らしいです。
江刺のホタテ・削った岩塩とカボス

サッパリしていながらも重厚な味わい。
べったら漬け

甘いかと思ったら予想外にサッパリ!甘みもあるけどサッパリさが勝っていて美味!
トロタクTKG・とれたてウズラの玉子を添えて

沢庵は好きじゃないんだけど、最近、トロたくなら認めてもいいかと思い始めてマス…。
「あがらの生原酒」と「篠峯」


紀土 あがらの生原酒
「あがらの」は「私たちの」という方言らしいです。味はちょい日本酒度強め。苦手な系列。
篠峯 純米 秋上がり
奈良県御所市にある「千代酒造」が造っているお酒です。「千代酒造」は1873年創業、151年続く老舗蔵です。
味はバランスが良い感じ。愛山だけど甘さに流れていません。飲みやすくて美味。
いくら

小ぶりながら味がギュッと詰まっていました。
長崎県産 鮪赤身

いい感じの漬け具合。
中トロ

同じ長崎産なのかな?圧巻の美味しさでした。
「赤とんぼ」と「然」


仙禽 赤とんぼ
仙禽の季節限定バリエーションのひとつです。秋上がりなので熟成が入っている分、ちょっと日本酒度強めかも。夏の「かぶとむし」が一番美味しい気がします。
成龍 然 あきふかし穣
愛媛県西条市にある「成龍酒造株式会社」が造っているお酒です。西条産普通米の「松山三井」を使って醸しています(裏ラベルには「米」としか記載なし)。
味は、穏やかなマスカット系。後味が良いですね。香りは華やかではないけれど、落ち着いて飲める美味しさです。
ウニの手巻き

馬糞ウニと紫ウニを合わせで。
玉子焼き

甘み控えめ。さっぱりで〆にもってこいです。
小さな海鮮丼

最後の最後にミニ海鮮丼が提供されました!これは嬉しい!

鮨飯もいただけるので、ちょこんと載せていただきました。母体の「シハチ鮮魚店」にも海鮮丼を食べに行きたいと思い続けていたんですが、先に隠れ家鮨店の方に来てしまいました。
おわりに
いやー!大満足!夜はここ一店でもはや満腹&満足です。お鮨や一品料理も良かったですが、揃えている日本酒もすごく良かったです。適時繰り出されてくるお鮨と日本酒のペアリングで、あっという間に2時間経っていました。これはいいお店を開拓できたかも。
札幌に行くのであれば、マストな一店になりそうです。