新潟イタリアンの名店でパスタランチ(Tsubamesanjo Bit 新潟店)

新潟市中央区にある「Tsubamesanjo Bit 新潟店」にランチに行ってきました。

新潟県内ではかなり有名なイタリアンレストラン「Tsubamesanjo Bit」。本店は三条市にありますが、新潟店以外には東京に2店舗(大手町と銀座)出店しています。新潟の食材に拘るのはもちろん、カラトリーや食器まで全て新潟産のものを使っています。特にカラトリーはノーベル賞(1991年)の晩餐会で使うために燕市の会社・YAMAKINに特注されたものや、ミシュラン星常連店の「ジュエル・ロブション」で使われているSAKURAI(燕市)製と同じものが使われたりしているようです。

新潟店には5年以上前に一度お邪魔したことがあるんですが、人気がすごくていつも予約で満席だったため、近年は足が遠のいていました。

今回、週末に古町近辺で昼飲みできるお店をネットで探していたところ、こちらのお店のランチ予約枠が空いているのを発見したため、その場で妻に意向を確認し、速攻予約して伺いました。

 

テーブルセット

ピカピカのカラトリーとお店のマーク入りのグラス(水)。これから始まる食事にワクワクします。

 

ランチセット(パスタ)

看板メニューの「渡り蟹のパスタ」も気になったんですがちょいとお高かったので(メニューに値段表記なし→時価)、「ボロネーゼ」にしました。

確か「渡り蟹のパスタ」が2,500円くらいで、「ボロネーゼ」が2,000円くらいだった気がします。

 

サラダ

野菜の下にヨーグルトソースがあり、上からオレンジの皮が削ってかけられていました。よく和えながら食べると爽やか!酸味で食欲も増進されます。暑い夏にピッタリな前菜でした。

 

冷製ビシソワーズ(追加オーダー)

オーダー時に店員さんが勧めてきたメニュー。自分は冷製スープは興味がなかったのでパス。妻がオーダーしたのを一口もらいました。

美味しかったけど、ソロで来てたらやっぱり頼まなかったかも。コースとかに組み込まれてれば普通に食べるけど(不満は全くない)。

 

雪室熟成和牛のボロネーゼスパゲッティ

うーん。そんなに肉の粗々しさもないし、メニューにも書かれているけど細いパスタを使用しているので、あまり「ボロネーゼ」って感じはしませんね…(ボロネーゼは平打ち太麺を使うものだと思っているので)。オーダーした時にはあまり深く考えなかったけれど。どちらかというとミートソーススパゲッティみたいな見た目です。

 

でも味は美味!濃厚なボロネーゼソースともちもちした麺が絶妙にマッチしていました。お皿の周りに散らしているチーズも最後は集めて投入してみましたが、あまり味の変化にはつながりませんでした。既に完成された味。

 

自家製レモネード

ランチセットのドリンクは「レモネード」にしました。そんなに甘すぎなくて良い感じ。食後だったらコーヒーにしても良かったかな(あったか不明)。

 

デザート

何のケーキだったか失念しました。こちらも甘みはあるもののサッパリしていて美味しかったです。

 

おわりに

満席になるとテーブル席はちょっと手狭な感じがするけれど(カウンター席は奥行きがあるので自分的には大丈夫)、雰囲気も良いしカウンターからは料理人の手際の良い調理の様子も観察できて、十分食事を楽しめました。

何より2,000円くらいでフルサイズのサラダから始まってデザートまで、全て手のかかった美味しい料理がいただけるってことがスゴイです。予約時に妻も「ランチにしてはちょっと高いかなー」て言ってたんですが、食べ終えた後は「また行きたい」と大満足してました。

最近は直前でも週末の予約が入れられるようなので、またランチかディナーに伺いたいと思います。

欠点らしい欠点はないんですが、強いて言えばお店入り口のドアの横に「居酒屋甲子園 優勝」の木の看板が設置されているのが、お店の雰囲気とそぐわないかな…。

あと、いつの間にか店名表記が「燕三条 Bit」から「Tsubamesanjo Bit」と全部ローマ字表記に変わっていました。全店で統一したみたいですね。ちょっと読みづらいかも。インバウンド狙いですかね?