東池袋で日本酒を堪能した後は、気になっていた五反田の焼鳥店へ。五反田駅西口から徒歩5分くらいのところにある「とり口」というお店に行ってきました。今回の東京飲んだくれツアーのテーマは「日本酒 × 焼鳥」なので、テーマに沿った2軒目です。
セッティング
調理場を囲むコの字型のカウンターに通されました。隣との距離はちょっと近め。写真に写っているお盆の横にグラスを置くくらいのスペースしかありません。両側ともそれくらいのスペースはあるんですが、自分の左隣にいた2人組はそれぞれ自分たちの外側にスマホやらグラスを置いていたので、実質右側のスペースしか使えませんでした。
まぁ都会には肩が当たるほど隣との距離が狭いお店もありますから、それと比べたらだいぶマシです。
リッチレモンサワー
ビールも日本酒も飲んできたので、ちょっと趣向を変えました。味が濃くて美味。甘味付けに和三盆を使っているそうです。
串9本コース(5,390円)信玄鶏
こちらのお店はアラカルトはなし。コースのみの構成です(コース後に単品串の追加はできます)。〆のご飯やデザートまでつく「極コース」は重いと判断したので、串と一品のみで構成されるコースをチョイスしました。
串コースは7本と9本のコースがあったんですが前のお店であまり食べてなかったのと焼き鳥が好きなので、9本コースでお願いしました。今日の串は「信玄鶏」という地鶏を使っているそうです。
地鶏のタタキ
「伊達鶏のタタキ」です。これは冷めててイマイチ。
赤(モモの希少部位)
肉汁系!弾力もあって良い感じです。
塩つくね
塩気がかなり強く感じました。
砂肝
コリコリの食感がかなり良い!ただし上に乗っている山ワサビは合ってないかも。
ハツ
ムニュムニュ?
山梨県産の巨大シシトウ
野菜の甘さが見事に引き出されていました。
ササミ
サッパリ。パサついてなくてしっとり。
銀杏
串のメニューとしては好きじゃないですね。何か損した気分。銀杏そのものは嫌いじゃないんですが…(塩炒りを皿盛りで食べたい)。
レバー
フワトロで美味。串は左右に分けて置かれますが、右がタレで左が塩になっています。
淡海地鶏の手羽先
ついに「淡海地鶏」が来ました!ボリュームもあって食べ応えもバッチリ!
実はネットで焼鳥店を探していた際、こちらのお店が「淡海地鶏」を扱っていると知って予約したんですよね(投稿されていた串の写真も美味しそうだったってのもありますが)。コースの一品目が提供された時に「淡海地鶏」じゃないことが分かって残念に思っていただけに嬉しいです。まぁでも信玄鶏も十分美味しかったんですけどね。
生ビール
コースの途中でオーダーしました。今回はレモンサワーと生ビールをそれぞれ一杯ずつという省エネ運転でした。日本酒もそれなりの種類はあったんですが、ラインナップ的に純米や純米吟醸クラスでも一杯900円以上ってのはちょっとお高めに感じました。
季節のかき氷
〆にどうですか?と提案されて、サッパリして帰りたかったのでオーダーしました。「桃とヨーグルトソースのかき氷」です。小さめなお茶碗みたいな器に盛られてます。
ちなみに他の〆には「親子丼」とか「そぼろ丼」、「担々麺」もありました(サイズは小さめだそうです)。
おわりに
雰囲気はとても良いお店でした。残念ながら使っている鶏は1本を除いて「淡海地鶏」じゃなかったけど、味も良かったと思います(レビュー記事ではコース全部「淡海地鶏」ってこともあったようですが)。
地鶏のタタキと串9本で5,390円(税込)は東京のこういった焼鳥店では相場なのかもしれませんが、コースが終わって渡される追加の串メニューには値段が書いていなかったので、お腹空かせて行ってバカバカ食べると危険な香りがしました。お会計はコース料金に生ビール、レモンサワー、かき氷を足して合計7,700円だったので、串3本と飲み物追加したら一万円超えたかもしれません。うーむ。
まぁ、目黒の名店「鳥しき」や中目黒の「鳥よし」で修行した方(西口さん)が焼いていると考えれば、納得できなくもないか…な?