今日は「練馬鳥長 新潟」に行ってきました。もともと来月に予約していたんですが、事情により伺えなくなってしまったため、急遽振り替えて行ってきました。
季節のお新香盛り合わせ
箸休めに最適です。
地鶏の蒸しつくねとムネ肉のづけ
フワフワのつくね。左端は胡椒とチーズ。真ん中は醤油。右端はづけ。
スパークリングワイン
今回は日本酒以外のメニューもそこそこ飲みたかったので、ドリンクは「プレミアム飲み放題」をオーダーしました(4,400円)。
スパークリングワインがメニューにあったので、一杯目は泡でスタートです。銘柄はイディル・ワインの「ウィスパーズ ブリュット キュヴェ」。オーストラリア産のスパークリングワインです。メインの葡萄はシャルドネ。他にもいくつかの葡萄を使っているようですが、使用比率は銘柄と年によって違うようです。
サッパリと切れ口の良い辛口で、スタートのお酒には最適でした。
生ビール
2杯目は生ビール。やっぱりコレがないと!
淡海地鶏ムネ肉のタタキ
淡海地鶏の特徴である「旨味ジューシー爆弾」は健在です。
宮崎親鶏モモ肉のタタキ
こちらも火入れの具合が良く絶品でした。しっとりレア!
「荷札酒」と「みむろ杉」
妻はビールを飲めないので日本酒へ。自分も合わせてオーダーしました。
荷札酒 黄水仙 しぼりたて
新潟県内では市販していないお酒なのに「黄水仙」まで飲み放題に入ってるなんて太っ腹!
「練馬鳥長 新潟」といえば加茂錦酒造なので(店名仕様の荷札酒を造ってもらえるくらい繋がりがあります)、これからも何か一種類は飲み放題に入れてくれていると嬉しいです。
みむろ杉 Dio Abita
妻のオーダーです。この「Dio Abita」は「みむろ杉」の中でも鉄板の美味しさ。正直日本酒はこの2種類があれば、ラストまで飲めそうな布陣です。
淡海地鶏のモモ串
プリップリ!なにこの弾力と肉汁。凄まじい表面張力。
淡海地鶏の手羽元
こちらも弾ける食感!
イチローズモルトハイボール
え?イチローズモルトも飲み放題入ってるの?入手困難酒なのに!? ちょっとビックリしました(ロックとかはなくてハイボールだけだったかも)。
チキン南蛮
自分も初めて知ったんですが、妻の大好物だったようです。めちゃくちゃ喜んでました。昔、九州旅行でチキン南蛮発祥のお店に行った時には、そういう話はしてなかった気がするけど…。
店長さんが「揚げ物リクエストも受け付けますよ」て言ってくださいましたが(「ササミのレアカツ」と「チキン南蛮」から選べるということ?)、こちらのお店では同じ時間帯にコースをスタートした全員に同じ揚げ物が提供されるため、ヘタすると今後、妻のいる時間帯と被った人たちは全員「チキン南蛮」を強いられる可能性が出てきます。
また、他の常連さんたちに影響が出る可能性もあるし(何か毎回チキン南蛮じゃない?)、ひょっとしたら店長さんが新しい揚げ物メニューを開発するかもしれないので、リクエストは慎重に考えたいと思いマス。
「越乃梅里」と「仙禽」
越乃梅里 純米大吟醸
前回飲んで美味しかった「DHC酒造」の越乃梅里。やはり美味しかったです。これはアリな新潟酒。
モダン仙禽
安定の美味しさ。
冷製茶碗蒸し 玉蜀黍のすり流し
コクがあって美味!
蓮根つくね
前回と前々回は出てこなかった「蓮根つくね」。4月以来のコンニチワ。シャキシャキ蓮根とジューシーつくねの食感が堪りません。もちろん味も美味。
淡海地鶏の背肝
レア部位。しっとりジューシー。
「醸し人九平次」と「作」
醸し人九平次 純米大吟醸 赤磐産雄町
首のところのシールに書いてある「SAUVAGE(ソバージュ)」はフランス語で「野生」の意味だそうです。雄町米の力強さを表現しているんだとか。
赤磐産雄町米は「酒米の王者」と呼ばれているらしく、どっしりとした雄町の酒質を最もよく表現できるとか。こちらのお酒の味わいも旨味とコクがしっかりしていながら酸味のバランスもよく、どんな料理も包み込んでくれそうな感じでした(普通に美味)。
作 純米吟醸 雅の智
ラベルが変わりましたね。以前のラベルの方が好きだったかな。こちらのお酒は「香り高い純米吟醸酒」と「深い味わいを持つ純米吟醸酒」の2種類をブレンドするという、一風変わった造り方をしています。フランス語で言えば「アッサンブラージュ」。
その造り方を体現するような華やかな香り立ちとしっかりした旨味の両方を感じられる味わいでした。ちょっと微発泡ぽかったから、開けたてだったのかも。その爽やかさも良かったですね。
殿様しいたけ
新潟県五泉市のブランド椎茸です。旨味しっかり系。
淡海地鶏の手羽先
ラスト串。ボリューミー!しっかり最後まで楽しめました。
タリスカーハイボール
口内をサッパリさせたかったのでオーダーしたんですが、タリスカーの味が濃いのでサッパリ狙いなら普通の各ハイボールの方が良かったかも。
〆のご飯
グループで来ても、ひとりずつ好きなメニューを選べます。
鶏白湯カレー
今回は妻がカレーをオーダーしました。いつもは鶏白湯推しなんですけどね。
鶏白湯ラーメン
なので自分が鶏白湯ラーメンを。旨味凝縮スープ!
そして佐野実麺。戸塚の「支那そばや 本店」、久しぶりに食べに行きたいな。
デザート(アメーラトマト)
サッパリ。
自家製プリン
妻の追加オーダーです。固めプリン。
「峰乃白梅」下剋上シリーズ
飲み放題メニューには無いのですが、店長さんが「面白いコンセプトのお酒がありますよ」と出してくださいました。
新潟県新潟市にある「峰乃白梅酒造」で造られているお酒なんですが、この「下剋上シリーズ」というのは、『杜氏の井島氏を若手が打倒する』というコンセプトで年に一回だけ仕込まれる純米大吟醸酒です。
3人の若手が造ったお酒が「三蕾」、井島杜氏が造ったお酒が「シン・イジマ」。同じ酒米を使って造られているため味の傾向は似ていて、どちらもフルーティでジューシーです。
最初飲んだ時は「シン・イジマ」の方が少し重ため(味しっかり)な感じがしましたが、後半これが効いてきます。重ためと思っていた部分は温度帯が少しずつ上がるにつれ奥行きと味わい深さに変わり、一方の「三蕾」の方は味が開いて軽めに感じてきます。これは師匠の勝ちですね…。下剋上ならず。
おわりに
急な予約でしたが(一週間前)、応じてもらえて良かったです。プレミアム飲み放題は本当にプレミアムで大満足でした。また今回は新潟の地酒を3銘柄飲みましたが、どれも美味しくてビックリしました。新潟酒も淡麗辛口に拘るのをやめて、レベルを上げてきているようですね。
諸般の事情により次回の予約はしていませんが、いろいろ整ったらまたお邪魔したいと思います。