貝出汁ラーメンの新店へ(らぁ麺 貝晴)

2024年6月に新潟市西区小針に新規オープンした貝出汁ラーメンのお店「らぁ麺 貝晴(かいせい)」にランチに行ってきました。

開店直後はものすごい行列が出来ていて2回ほど並ぶのを諦めたことがあるんですが(そもそも駐車場も空いてなかったし)、今回12:40頃前を通りかかったところ、駐車場は2〜3台空いていて店前の並びもなかったので、スィっと吸い込まれるように駐車してました。本当は桜木にある別のお店に向かっていたんですが…。

「まぁいずれ行こうと思ってたし、これも良いタイミングでしょ」と暖簾をくぐると、店内待ちもなし(中にも待合席があります)。カウンターは3席空いていました。「貝出汁ラーメンなら塩」と決めていたので、迷うことなく「塩味玉らぁ麺」のボタンを押してスムーズに席に案内されました。

店内はカウンター6席と2名掛けテーブル5卓(くっつけて4名仕様にもできそう)。板張りの小上がりには6人が座れます。店内の入りは7割くらいでしょうか。自分はソロなのでカウンター席に案内されました。

 

塩味玉らぁ麺

提供までそんなに時間はかからなかった印象です(15分くらい?)。スープは透き通った黄金色で、味は滋味系のやわらかい味。スイスイ飲めてしまいます。その分コクとか深さは少し物足りなく感じるかも。

レモンは最初はフックになって良いけれど、入れっぱなしにするとエグ味が出てくるので、比較的早めに丼の外に出した方が良いと思いマス(丼の下に敷き皿があります)。

 

麺と具材

麺はストレートの細麺です。固さや弾力は普通。スープによく絡んでスルスル食べられました。

具材はチャーシュー、平太メンマ、海苔、浅利3個、三つ葉、葱。味玉はトッピングです。メンマは薄切りなんですが幅と長さはしっかりあって、これはこれで良かったです。チャーシューは豚バラ。箸で持とうとすると崩れるくらいホロホロなんですが脂身もそこそこあって、自分的には好みのタイプではなかったかな。浅利は海苔の上に1個と貝ひも、丼の底にもう2個入っていました。味玉は半熟で味がよく染みていて美味。

 

おわりに

既に何回か食べに行ったことがある知人曰く、最近はあまり並んでいないようです。開店してまだ一ヶ月くらいしか経っていませんが、早々に落ち着き始めたんですかね。まぁ、素の塩ラーメンで950円、塩味玉で1,050円てのは従来の相場より100〜150円ほど高いかなと思いますし、最近小針近辺には他にも新しいラーメン店がオープンしているので、そちらに人が流れているのかもしれません。

値段については、時勢的にこれくらいじゃないとお店側も厳しいんでしょう。少し前までは「特製ラーメン」というお得感を売りにしたカテゴリーを作って1,000円の壁を突破していくお店が多かった印象なんですが、今後は素ラーメン(基本トッピングのみ)でそれを目指していく時代に入ったのかもしれません。素のラーメン一杯で1,000円を超えてくると、本当にラーメンが好きな人以外はもう少し払ってでも他の選択肢に流れそうな気もしますけどね…。パスタとかグルメバーガーとか定食系でも1,500円前後で食べられますし。

話を味に戻すと、今回食べた「塩らぁ麺」はビジュアルも良かったし味も滋味的で美味しかったんですが、もう一歩コクや旨みがあればさらに良かったと思います。塩以外のメニューだと「醤油」と「昆布水つけ麺」がありましたが、自分はつけ麺は基本食べないので、次行った時には「醤油」をオーダーしてみようと思います。