G.W.前半戦2日目の夜は、南魚沼にある銘酒居酒屋「四季肴酒家 きなり」に行ってきました。上質なアテと全国の銘酒(ラインナップはその時々)が味わえるお店です。2名だったのでカウンター席を予約して伺いました。
お通し
今日は「山菜の胡麻和え」。純和風なのが日本酒気分に合います。
行者ニンニクのお浸し
妻の希望でオーダーしました。量的には少なめですが、日本酒のちょいアテにはバッチリ。
「楽器正宗」と「而今」
猿倉山醸造所でビールは飲んできたので、初っ端から日本酒で。
楽器正宗 fp Type-C
福島県西白河郡にある「大木大吉本店」が造っているお酒です。酒米は「夢の香」を使用。fpは演奏記号の「フォルテピアノ」から(楽器自体のフォルテピアノ=18〜19世紀に造られたピアノ。現代のピアノと区別するためにそう呼ばれる、ものもある)。
fpの「強く弾いた直後に弱く弾く」という演奏指示の通り、最初にフレッシュなフルーティさが来て、後味はサッと引くキレの良さ。「楽器正宗ってこんなに美味しかったっけ?」て思ってしまうくらい透明感のある瑞々しい味でした。
而今 純米吟醸 愛山火入
三重県の「木屋正酒造」が造っているお酒です。酒米は兵庫県産愛山を使用。
味は安定の美味しさ。楽器正宗よりも落ち着いた味。後味にちょっと苦味あり。
佐渡鮮魚の盛り合わせ
今日の盛り合わせは「メジマグロ、真鯛、平政、ニシバイガイ、ホタルイカ」。やはりホタルイカ大きい…。
鶏の塩麹唐揚げ
あれば頼んでしまう鶏の唐揚げ。しっとり美味でした。
「風の森」と「潟舟」
見たことないラベルシリーズで。
風の森 無濾過無加水 愛山 807
奈良県御所市(ごせし)にある油長酒造が造っているお酒です。酒米は兵庫県特A地区産の愛山を80%精米で使用。名称の807は、80%精米・7号酵母使用の意味。
味は無難な美味しさ。開けたてだと微発泡があるらしいけど、今回は空いてからしばらく経っていたためか発泡はなし。
かたふね マルエス Kaku-uchi 白ラベル
新潟県上越市大潟区にある「竹田酒造店」が造っているお酒です。おりがらみ無濾過の直汲み生酒で、にごり系だけどスッキリしていて飲みやすい美味しいお酒でした。さすがIWC SAKE部門でトロフィー賞(部門1位・本醸造)を獲っているだけあります。
最近ちょっと新潟酒も見直してみようと思っていたので、いい経験になりました。
筍の唐揚げ
妻のオーダー。風味全開!て感じで美味しかったです。
「鳳凰美田」と「紀土」
鳳凰美田 酒未来 純米大吟醸
安定の美味しさなんだけど、鳳凰美田の中ではちょっと落ちる感じかな。
紀土 純米吟醸 春ノ薫風
和歌山県海南市にある「平和酒造株式会社」が造っているお酒です。
春の限定酒で、爽やかでほのかな甘みを感じました。飲んだイメージとしては「淡さ」。
和牛すじ煮込み
こちらも妻の希望で。2人で食べると量は少なめでしたが、身体が温まっていい感じでした。
卵かけご飯
妻の〆ご飯。卵白がメレンゲ状になっている珍しい卵かけご飯でした。この状態で一口もらいましたが、混ぜたらどうなるんだろう?て気になりました(妻は素材感を堪能するのが好きなので、あまり混ぜずに食べてました)。
おわりに
2024G.W.前半戦最後の夜も、充実した日本酒飲みが出来ました。「而今 愛山」と「鳳凰美田 酒未来」以外は初めて飲んだお酒だったと思います。
明日は出かけず自宅でのんびり過ごして、明日からの仕事とG.W.後半戦に備えたいと思います。