魚沼の里と猿倉山ビール醸造所

2024年G.W.前半戦の中日は南魚沼市長森にある「魚沼の里」に行ってきました。銘酒「八海山」を造っている八海山酒造の醸造所がある場所です。

「魚沼の里」は公園ぽく整備されており、八海山の醸造所や貯蔵庫である雪室を見学することも可能です(要申込。ただし2024.4月現在は醸造所見学はやってない模様=公式サイト)。敷地内には食事処や売店もあり、半日くらいは飽きずにいられそうです。

今回は妻が「菜の花畑を見たい」と所望したのと、自分も妻の運転で行くならビール工房併設のバーでクラフトビールが飲めるかも!と思惑が一致し、訪問と相成りました。

 

菜の花畑

魚沼の里のいちばん奥に、斜面一面に咲く菜の花畑がありました。ちょうど陽射しの強い時間帯だったため、菜の花は黄色く輝いて見えました。

菜の花畑の中に道が作られていて、中に入ることも可能です。結構な高さがあるので小学校低学年くらいの子だと、すっぽり隠れてしまって見えなくなる子もいました。

 

チューリップ

菜の花畑から離れて散策していると、チューリップなどが植えられた花壇もありました。

 

色とりどりなんですがまとまりもよく、配色を考えて球根を植えているんでしょう。

 

猿倉山ビール醸造所(ブルワリー)

小一時間ほど散策した後、ようやくビール工房に辿り着きました。菜の花畑とは敷地内の対極に位置しています。

 

結構急な階段を登った後、さらに長めの坂道が…。暑い日だったので堪えましたが、その分ビールが美味しくなるってもんです。

 

ビールコンボ(IPA)

6種類飲み比べもあったんですが、季節限定の1種類を除いて全部飲んだことがあったので、今回はIPAのレギュラーサイズとちょっとしたおつまみが付いた「ビールコンボ」をオーダーしました。ちなみに飲み比べは量的に割高に感じたのもパスした理由デス。

右は妻用のハスキージェラート。結構リアルなハスキー犬の絵がお店のマークになっています。新潟県魚沼市に本社があるようです。

オーダーは「トリプルベリー」と「みかんヨーグルト」のハーフ&ハーフにしました。妻からちょっともらいましたが、「トリプルベリー」が美味しかったかな。

 

ガーリックシュリンプ(ミニ)

ビールコンボのおつまみ。かかっているソースがスパイシーで美味しかったです。4尾あったので妻と半分こして食べました。

 

内観

店内は写真に映っている大きめのテーブル(10人掛け。相席)が一つと、2〜4人掛けのテーブル(ローテーブル含む)が6卓ありました。大きいテーブル以外はあまり相席してないので、実質的に店内のキャパは小さいです。お店の外にも4人掛けのテーブルが5卓くらいありましたが、そちらは暑かったのでパスしました。

会計が一ヶ所しかないのでめちゃくちゃ行列が出来ていて、並んでからオーダーするまで20分くらいかかりました。これはちょっと何とかしてほしいところですね…。

一人だと無理ですが、先に席を確保してから行列に並ばないと、ビール片手に彷徨うことになりかねないのも残念なポイントです(上の写真を撮ったのは閉店前です。自分たちが入店した15:00過ぎから16:30頃までは、ほぼ満席でした)。

 

醸造タンク

ブルワリーの奥にはたくさんの醸造タンクが並んでいました。

 

左側が醸造所(ガラス内)、正面が売店です。売店は見に行かなかったので品揃えは不明です。また次回行った時かな。

 

キレイでオシャレなビールスポットなんですが、いかんせんキャパシティが小さめ。ビールをガンガン売ってくれるのはいいけれど、席は知らんというのはちょっといただけませんでした。アテも美味しそうなのが揃ってるんですけどね…。

 

帰り道

だいぶ陽が落ちてきたため、色彩もしっとりしてきました。

 

バウムクーヘン工房

行きに斬新な色合いで気になっていた建物。妻が中に入って確認したところ、どうやらバウムクーヘンの製造過程を見学できる工房だったようです。すでに17:00を回っていたため、今日はもう稼働していませんでした。

 

 

駐車場の方に戻りがてら、最後にもう一回菜の花畑を見に行きました。

思ったより「猿倉山ブルワリー」の使い勝手が悪かった(席数少ない・レジ大行列)のが残念だったんですが、魚沼の里自体は季節に合わせた植栽が楽しめそうなので、天気が良い日には瓶ビール片手に外でのんびり過ごすのも良さそうです。あと同じ敷地内にある蕎麦屋さんも気になるかな。

また機会があったら訪ねてみたいと思います。