東京・大塚にある「焼鳥蒼天 大塚」系譜の焼鳥店(焼き鳥 心おん)

夜21:30過ぎ。明日のイベントの準備を終えてようやく一息つけたので、遅い晩ご飯を食べにホテルから街中に出かけてみました。あまり深酒にならずに軽くアテで一杯やれるところ…といえば焼き鳥かな?

以前から気になっていたお店に電話してみたところ「すぐラストオーダーになっちゃうけど良いですよ」とのこと。もともとコースしかやってないお店なので(コース後のアラカルト追加は可能)、電話予約の際にコースも決定しました。フルコースだと時間的にちょっと重いし焼き鳥以外にあまり興味はないので(ご飯とか小料理とかデザートとかいらない)、ショートコース(お椀、先付け、串)はちょうど良かったです。

 

生ビール

駆けつけ一杯。キリンのブラウマイスターでした。

 

おまかせ串コース

お椀、先付け3品、串6本(肉5本、野菜1本)、スープで構成される3,500円のショートコースです。フルコース5,500円もあるんですが、自分的にはショートコースにアラカルト追加の方が好みです。

 

鶏団子汁

新潟に比べてあまり寒くなかったんですが(フリースのみで上着不要)、それでも胃の温まる一杯は良いですね。じんわり染みる味でした。

 

前菜3種

下から時計回りに「リエット、なます、松前漬け」です。リエットとは何ぞや?と調べたところ、「豚肉を脂でゆっくり煮込み、肉をほぐして作るフランスの伝統的保存食」だそうです。パテは滑らかな食感なのに対し、リエットは豚肉を手でほぐすのでコーンビーフに近い食感になるそうです。

味的にはどれも普通かな?

 

せせり

しっとりした肉感のある串でした。自分的にはもうちょっと表面がパリッとしてる方が好みですが、これはこれで。

 

砂肝

ギュムギュム。弾力がすごいです。

 

銀杏

こちらはパリッとしてました。

 

ねぎま

葱が肉と一緒に皮で巻き込まれてます!これは斬新!皮がパリパリなだけに肉だけで食べたかった気もします。

 

しっとりした口当たり。濃厚。

つくね

ホロホロ系ですね。粗挽きでした。こちらのお店の焼き鳥は、タレより塩の方が好みかも。

 

生しぼりレモンサワー

サッパリしたくてオーダー。味は普通。

 

追加串

ショートコースだけでオーダーストップかな?と思っていたんですが、「まだ大丈夫」とのことなので、メニューで気になっていた串をアラカルトで追加しました。

 

ふりそで(軍鶏)

皮パリ!中ジュワ!

 

手羽先

串で焼いた後、外して出してくれました。追加のおしぼりも一緒に出してくれるのが良いですね。

 

オーダー時、「パリパリか煮込んだのかどちらが良いですか?」と選ばせてもらえました。自分的にはパリパリ一択なんですが、西の方のお店だと煮込んだ柔らかい皮が出てくるイメージがあります。博多まで行くとパリパリなんですが、あれはまたちょっと特別。

 

そり

こちらも皮がパリッとしていて肉汁が溢れてきます。鶏肉は大分県「豊の」の軍鶏を使っているそうです。

 

生ビール

追加串の間に生ビールも追加しました。

 

鶏スープ

最後の〆。落ち着いた味わい。

 

おわりに

店員さんは焼き方の女性とフロアの女性の2人だけ、カウンターのみ13席とキャパも大きくないお店でした。落ち着いて飲むにはちょうど良い感じです。

なおこちらで串を焼いてる方は、東京大塚にある「蒼天」という有名店で修行された方だそうです。自分は行ったことはなかったんですが、調べてみると評判も良く、コースを基本としながら串だけのコース(しかも本数選べて5本3,000円〜)もあるようです。これはぜひ行ってみたい…。今後、東京で飲みに行く際には候補店に入れたいと思います。

 

焼鳥蒼天 大塚