新潟市の古町にある、自社牧場で育てたシャポンを食べさせてくれる鶏料理店「my farm to tabel oniya」に行ってきました。
以前改名前の「とりやき oniya」時代に行ったことはあるのですが、その時は直前の予約だったので「当日あるものだけ」をアラカルトでオーダーするという状況でした。今回は前もってきちんとコース料理を予約して伺いました。
外観
白い塗り壁に浮かび上がるドアがスタイリッシュでカッコイイです。自宅もこんな風にしたいな…。
ポルチーニと地鶏卵の茶碗蒸し
白い…。けど味は濃厚!小ぶりな器にギュッと味が濃縮された感じでした。
ハートランド生ビール
生ビールでハートランドが飲めるって良いですね!
シャポンの刺身
前回提供された時は8種類だったんですが、今回は18種類!やはり予約して正解でした。これが食べたかっただけに大満足です。
ひとつひとつの味は割愛しますが、どれもこれも特徴的な味わいで美味しかったです。鶏って、これだけの部位を刺身で食べられるんだ…て感動しました。
「越弌」と「鶴齢」
妻はビールが苦手なので最初から日本酒で攻めます。
「越弌」はグレープフルーツ味。長谷川酒店の立ち飲みで飲んで意外な美味しさを気に入って、いつか買いに行こうと思っていました。「鶴齢」はまぁ、普通かな。
鶏ユッケ
シャポンのユッケ。
よく混ぜてから食べると、めちゃくちゃ濃厚な味わいでした。
生すだちサワー
妻のオーダーです。
焼き野菜と自家製豚の熟成生ハム
「焼き野菜」は地鶏の脂で焼いているそうです。「自家製豚の熟成生ハム」は25ヶ月も熟成させているとか!ポーション小さめですが、美味しいので満足。
シャポンの胸肉
皮がパリッとしていて身はジューシー。絶妙な焼き方でした。
シャポンのふくらはぎ
こっちはコリコリ系。
自家製ジンジャーエール
これも妻のオーダー。自家製は珍しかったので少しもらいましたが、クラフト的な濃厚さがありました。ジンジャーは強くないので辛くはなかったです。良いバランス。
シャポンの鳥すき
お皿の左側が野菜(とキノコ)。右側がシャポンのモモ肉、胸肉とあと一種類。
最初に野菜を入れて一煮立ちさせたら肉を追加するように言われます。なお、この後「卵かけご飯」が出るのですが、それにつゆを使うので、飲みすぎないようにと言われました。
鳥スープ
ホッとする味。鳥料理の〆にふさわしいですね。
デザートプリン
表面パリパリ、中しっとり。底のカラメルが苦くて美味しかったです。
おわりに
こちらのお店はミシュラン2020新潟版の鳥料理部門でミシュランプレートに掲載されていますが、それ以前から食通と言われる人たちの間では有名店だったようで、こちらのお店のシャポンを食べるためだけにかなり遠方から定期的に来店する方もいるようです。
今回は一人14,330円の「お店お薦めのコース」を予約しましたが、正直、品数的にも量的にも満足のいくものではなかったですね(写真に映っているのは全て2人分です)。最初の方のシャポンの刺身には感動しましたが。まぁ良い経験にはなったと思います。
価値はあるんだと思いますがコスパが低すぎる(上記写真の内容で2名で30,000円超)ので、再度同じコースをオーダーすることはないと思います。でも「シャポンの刺身」だけはまた食べに行きたいかな。コースじゃなくてアラカルトでやってくれると嬉しいのだけど…。