南魚沼市にある洋食屋「あかまつ」にランチに行って来ました。お店は国道から外れた住宅街の中にあり、車じゃないとちょっと行くのが難しい立地です(最寄りは六日町駅ですが、歩くと30分以上かかると思われます)。駐車場はお店の右隣に4台分くらいありました。
こちらのお店は「チーズ入りオムライス」が有名で、当初は自分もそれを食べに伺おうと思っていたんですが、昨日インターネットで色々調べていたら、どうやら今年の「南魚沼本気丼」は秋(10/1〜12/15)と冬(12/16〜2/29)の2シーズン制を導入していて、さらに秋シーズンと冬シーズンで参加店舗も変わることが判明しました。えぇ…。ただでさえ下火なのに大丈夫? もちろん通しで参加する店舗もあるんですが、秋と冬でメニューが変わっていたりと、秋シーズンでしか食べられないものが多数あるようです。
こちらのお店「あかまつ」は秋シーズンしか「本気丼」には参戦しないようなので、せっかくなら「本気丼」の方を食べることにしました。
狩人丼セット
2023年の「あかまつ」の本気丼は「狩人丼」という名前なんですが、ネーミングの意図は不明です。「南魚沼本気丼」の公式サイトには
皮をパリパリにソテーして香ばしさを出した後、トマトソースとデミグラスソースを加えて更に2時間ゆっくり煮込んでいく。また、鶏肉から出たチー油でキノコや玉ねぎを炒めることで、旨みが凝縮され秋らしい味わいの仕上がりに。ホロホロお肉がごろごろしたあかまつの新メニューを是非一度試してほしい。
て書かれていますが、どこにも「狩人」には触れられていないという…。まぁ美味しければ何でも良いですが。
丼なのでセットメニュー(定食)というわけではないんでしょうが、味噌汁とお漬物が付いてきます。味噌汁、好きだけどトマトベースのデミグラスソースには合わないぞ…。お漬物は胡瓜と大根かな?胡瓜だけ食べました。
狩人丼
本体です。サラダはシャキシャキして美味。キノコや玉ねぎが一体化したソースの下にスプーンで切れるほど柔らかく煮込まれた鶏肉(皮つき)が入っていました。鶏肉は結構な量が入っているので、鶏肉好きとしては嬉しいです。
何よりトマトの酸味が効いたデミグラスソースは絶品でした。これは美味しい!また食べたい。かなりお腹いっぱいになりましたし、満足&満腹なランチになりました。
おわりに
暖簾が出ていなければ普通の民家に思えてしまう外観です。駐車場は向かって右側にあります。今回の「狩人丼」も美味しかったんですが、本来の目的だった「チーズインオムレツ」も未食なので、また機会を見つけて食べに行きたいと思います。
「南魚沼本気丼」はお店によってはかなり並びが出るんですが、一部の有名店に偏っているので、その他の町場のお店にはそんなに恩恵はなさそうなんですよね。今回は2シーズン制の「秋マジ」と「冬マジ」に分かれたんですが、「秋マジ」の参加店舗数が40店舗あるのに対し、「冬マジ」の方は18店舗(うち3店舗はスキー場内)と激減しています。豪雪地帯なのでスキー場以外の冬の出足が期待できないのはともかくとして、「もうそろそろいいんじゃない?」ていう参加店側の思いも透けて見えるような気がします…。
そもそも「本気丼」自体、名前を微妙に変えたりして通常メニューに載せているお店も多いので(変えてすらないお店もある)、オールシーズン食べられたりするんですよね。そうなると「混むかもしれないし、時期外して行こうかな」→「あ、結局行かなかったわ」てなってしまうので、やっぱり時期限定ってのは大事にした方が良い気がします。