味玉塩そば(中華蕎麦 采ノ芽)

14:00頃近くにいたので「ひょっとしたら空いているかも」と行ってみたら、目論見通りすぐに入れました。ただ、外に行列はなかったものの満席かつ店内に先待ちが2人いたため、店内で5分くらい待ちました。

 

味玉塩そば

今回は「特製」ではなく味玉のみにしてみました。鯛と金目鯛から出汁をとっているスープは相変わらず透き通っています。味は透き通っていながら抜群にコクがあり、どこまでもスイスイ飲めてしまいそう。どんどんスープが減ってしまいそうで危険です。

 

麺と具材

麺は艶やかな細麺です。艶やかかつしなやかで、食感もすごく良かったです。麺単体で食べても十分美味しさを感じますし、スープともよく絡みます。

具材はレアチャーシュー2種、水菜、三つ葉、海苔、味玉。味変用に鯛のほぐし身と柚子がチャーシューの上に載っています。

レアチャーシューは2種類、バラとロースかな?(以前は3種類だった気もしますが…)。美味しいです。三つ葉はシャキシャキ、味玉はトロトロ。具材まで全く隙のない完璧さ。

麺をある程度食べたところで鯛のほぐし身を投入し、柚子は底に沈めて味の変化を楽しみました。

 

おわりに

味玉のみでも1,100円と4桁メニューになってきたため、和え玉(350円)とかご飯もの(350円)は頼みづらくなってきました。ラーメンは1,000円の壁があると良く言われますが、素のラーメンが950円なので、何もつけなければギリギリ壁の範囲内に入っている状態です。

昨今物価も上がってきているので、そう遠からず素のラーメンでも1,000円を超えてきそうですね…。それでも美味しいので、食べに行くとは思いますが。

たまにアメリカのラーメンの高額さと比べて日本はまだ安いみたいに比べられたりすることもありますが(ニューヨークでは2023年現在ラーメン一杯が3,000円以上)、アメリカの最低賃金は16ドル(2,300円)。そして最低賃金では人が集まらないから、結果的に18ドル〜20ドルくらいに上がっていく。そこにチップやら週40時間以上の労働による加算(1.5倍)なんかも加えると、飲食業で30ドル〜55ドルくらいの時給になるそうです。1ドル140円で日本円に換算すると時給4,200円〜7,700円です。

最低賃金がようやく1,004円(2023年10月改正)になった日本人が、一食を700円で食べるのと同じ感覚でしょうか(時給の70%)。そう考えるとラーメン1杯1,100円てのは時給比110%なので、かなり思い切った出費になりますね…。