メインテーマ(和酒処 酒峰)

今回の九州旅行のテーマのひとつが「酒峰にまた行きたい」です。昨年9年ぶりに再訪して「やっぱ良いお店だな…」としみじみ感じたので。自分の日本酒経験値をあげていく上で今後も通い続けたいお店です。

本当は昨日ワークショップが終わった後打ち上げ(ソロ)に来たかったんですが、事前予約の際「日祝はお休みなんです」とのことだったので、今日の予約を入れて伺いました。ちなみにこちらのお店は完全予約制で、営業日でもお客さんが入っていなければやっていなかったりします。ゆえに事前予約は必須です。

 

ところてんの醤油漬け

お料理は全部おまかせです。まだ暑いなか歩いてきたので、一品目の「ところてんの醤油漬け」は冷やっこくて絶妙でした。スルスル入ります。美味しすぎる。

 

「田原坂」と「古伊万里」

佐賀県の酒蔵「古伊万里酒造」のお酒を飲み比べました。

 

田原坂 酒峰別注品

去年飲んで美味しかったので一杯目にオーダーしました。酒峰別注品なんですが今ある在庫で終売になってしまうそうで、残念。次回来る時にはさすがに残ってないかな。

 

古伊万里 前 垂直落下式

造りは純米吟醸ですが雫取り酒です。首ラベルに書いてある「垂直落下式」が、雫取り方式で造っていることを意味しているそうです。純米吟醸でこの造り方をしているのは見たことないかな。かなり贅沢。そして美味しい!

 

刺身盛り合わせ

ちょっと多めに盛ってくれました。お刺身はどれも新鮮で美味しい!そして山葵も美味しい!お刺身を食べ終えた後山葵だけ別皿に移して日本酒と合わせて楽しみました。

 

水茄子の青唐辛子漬け

そんなに辛くなくて、ちょっとピリリとした感じ。日本酒の味を邪魔しません。水茄子の瑞々しさが印象に残りました。

 

「池亀」と「市野屋」

池亀 無濾過生原酒 酒峰別注品

福岡県久留米市にある「池亀酒造 株式会社」が作っているお酒です。

飲み口は芳醇系だけど、後味はどっしりしていました。

 

市野屋 山廃 純米大吟醸 美山錦

長野県信濃大町市にある「市野屋 株式会社」が醸しているお酒です。もともとは慶長元年(1596年)に創業した歴史ある蔵元なんですが、2022年1月に経営体制を刷新し、2名の杜氏を招聘して新しいスタートを切っています。ゆえに新しい蔵と言っても過言ではないと思います。

この「市野屋」は、山廃っぽさはほとんど感じず、角がなくて飲みやすい味でした。素直に美味しい。今度長野行った時に買ってみたくなりました。

 

辛子蓮根

九州の郷土料理の中ではあまり得意ではない味なんですが、ここの店主さんの出してくれるアテは常に絶品なので「ひょっとしたら」と期待して食べてみると…。

美味しい!かなり美味しい辛子蓮根でした。辛子のツンとくる辛さはほとんどなく、蓮根のしっとりしつつシャリシャリした食感が素晴らしかったです。

 

おわりに

まだまだ飲み足りないんですが、本日第一弾はいったんここで終了です。この後は少し離れた系列店にお邪魔することにしました。