三島での用事を終えた後、高速道路を使って移動して、お気に入りのお店のある街へ。元からスケジュールが押していたのとチェックインしたホテルの併設駐車場が満杯で少し手間取ったため、風呂でゆっくり疲れを取る間もなく、シャワーを浴びて速攻出かけました。
予定より1時間遅れで到着したため、会いたかった飲み友達はすでに帰ってしまっていました。残念。直前まで待っていてくれたと大将からお聞きして、申し訳ない限りです。
気を取り直して生ビールからスタートします。
生ビール
お昼の食事会では車移動があって飲めなかったしホテル到着後恒例の一杯もしなかったので、今日の初ビールです。疲れた身体に染み渡ります。美味!
お通し
今回は「なまり節のうま煮」をチョイスしました。出汁が美味しい。
黒生ビール
一緒に飲んだ友人に合わせて2杯目は黒ビールにしてみました。
本日の日本酒オススメ
大将の手が空いたところで、大将オススメの日本酒を出してもらいました。これ全部飲んだことないなー。どれから行こう?
刺身盛り合わせ
日本酒に合わせてオーダーした「刺身盛り合わせ」がやってきました。大トロの厚み!ウニも結構量があります。白身魚も輝いていて美味しそう!
「荷札酒 」と「鍋島」
何だかんだで最初は慣れ親しんだものからスタートしてみました。
荷札酒 紅桔梗
自分の中の定番酒「荷札酒」からスタートです。今回の「紅桔梗」は少し甘みを強く感じました。最近「荷札酒」全般が甘くなってきている気がします。
鍋島 ブロッサムムーン
フルーティですが「荷札酒」と比べると落ち着いた味。安定の美味しさです。
目光塩焼き
友人が必ず頼むメニュー。崩れやすい身をふんわり焼き上げていて絶品です!
「あ」と「おまち売りの少女」
初見シリーズ。
純米大吟醸酒 あ
甘口だけどサッパリ。飲みやすいお酒です。ラベルを見ると、倉敷市の「地酒の井筒屋」というお店が岡山市の宮下酒造に造らせた、プライベートブランド酒っぽい感じでした。
おまち売りの少女 純米大吟醸
佐賀県の矢野酒造が醸しているお酒です。ラベルがちょっとアレですが、味は上々です。
辛くはないんですが、甘みの中にキレがある感じ。
鱧の酢味噌和え
夏の風物詩!メニューにあれば頼みたくなる逸品です。自分が梅がダメなので、いつも酢味噌でお願いしています。
「醉楽天」と「夏の雪」
これも初見シリーズ。
酔楽天 純米大吟醸 百田晴
秋田県秋田市にある秋田酒造株式会社(旧 國萬歳酒造)が醸しているお酒です。秋田酒造は平成28年、29年、30年、令和元年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞している力のある蔵です。またこの「百田晴」は2023年のSAKE COMPETITONでゴールドメダル4位を受賞しています。
味は爽やかな甘さがありながらバランスの良い味。飲み飽きない美味しさのある味でした。
大山 夏の雪 辛口夏にごり
山形県の加藤嘉八郎酒造のお酒です。「十水」という銘柄のお酒を作っている蔵ですね(十水も美味しいです)。にごりだけどスッキリしていて飲みやすい味でした。
「天美」と「黒牛」
こちらは銘柄としては飲んだことがあるんだけど、ラベル的には(多分)初めてなタイプ。
天美 純米吟醸 生原酒
山口県下関市にある長州酒造が造っているお酒です。フルーティ!「天美」自体は最初はどこかのお店で飲んで、その後名古屋の友人が安曇野の別荘に持ってきてくれてしっかり一本味わってファンになったお酒です。
黒牛 純米吟醸 直柔
和歌山県海南市にある名手酒造店が造っているお酒です。直柔は「ちょくにゅう」って読むらしく、「直汲みで柔らかい味」をコンセプトとして名付けたとか。
味は…。辛口?何でしょうね、全然柔らかく感じませんでした。天美と飲んでるからかな?そんなに好きな味じゃなかったです。
天ぷら盛合せ
2人分にしては満載!野菜の天ぷらがこれでもか!てくらい載ってます。これでお腹いっぱいになってしまいました。満足。
とうもろこしかき揚げ
友人が特に食べたかった一品(上の写真にも入ってます)。
「信州亀齢」と「十四代」
ラストオーダーの2本は有名どころで。
信州亀齢 純米吟醸 無濾過生原酒 山恵錦
長野県上田市にある岡崎酒造が造っているお酒です。蔵で100石という僅かな生産量と人気のため、入手困難なお酒になってきているようです。
味はジューシーかつ微発泡の爽やかさがあり美味しかったです。
十四代 中取り純米吟醸 播州山田錦
泣く子も黙る十四代。当たり前の美味しさすぎて言うことないです。次の山形行きが楽しみです。
おわりに
今回も美味しいお料理と日本酒を堪能しました。次回訪ねる日も楽しみです。入手困難なレア酒もさることながら、とにかく料理が絶品であれもこれも食べたくなるんですが、昔と比べると全然食べられなくなってきたので、できれば2日とかに分けてじっくり堪能しに来たいですね。