妙高にある美味しい蕎麦屋「こそば亭」にお昼ご飯に伺いました。こちらのお店では希少な妙高産の地蕎麦「こそば」を扱っています。
幻の在来種「こそば」とは
妙高山麓の深い谷間の奥で地元消費のために栽培されてきた品種ゆえに、他の品種とほとんど交配すること無く現在に至る、貴重な在来種の蕎麦らしいです。食べられるのは妙高のみ。提供しているお店はこちらのお店と、「大滝荘」という山奥にある温泉施設の食事コーナーだけみたいです(自分調べ)。
なお、「こそば」という名称は品種改良された一般の蕎麦に比べて実が小さいことからそう呼ばれているのだとか。
「ミシュランガイド2020新潟版」ではビブグルマンにも選ばれているようですね。
妙高田舎蕎麦 大盛りと天ぷら盛り合わせ
自分は太い田舎蕎麦が好きなので、「妙高田舎蕎麦(10食限定)」の大盛りをオーダーしました。 妻は土日限定の「手挽きざる蕎麦」を。天ぷらの盛り合わせは単品メニューにはなかったのですが、「野菜天盛り合わせ」に海老分の代金を足すことで提供してもらえました。
山形の田舎蕎麦を食べ慣れているせいか、太さとしてはそこまで太いとは思えませんでした。ただ、食感(弾力)は田舎蕎麦のもの。食べ応え十分です。
山形の田舎蕎麦
手挽きざる蕎麦(土日限定)
提供された瞬間、思わず笑ってしまいました。いくら全行程を手作業で行っているため量を出せない限定麺とはいえ、一人前でこの量とは…。多分3口とかで終わってしまうよ?しかも1,000円とお店でいちばんお高いメニューで(大盛り、天ぷら蕎麦除く)。
オーダーした妻(蕎麦好き)の、何とも言えない切なそうな表情が面白かったです。味は、蕎麦の風味が活きていて美味しかったですけれども。
ざる蕎麦
「手挽きざる蕎麦」があまり…にだったので、普通のざる蕎麦も追加しました。こちらも「こそば」です。普通に美味しかったです。
おわりに
久しぶりに食べた「こそば」は風味豊かで美味しかったです。「手挽きざる蕎麦」にはやられましたが。10食限定ゆえ今まで何度も振られている「妙高田舎蕎麦」も食べられて良かったです。開店時間が11:00から11:30に変更されていましたが(手書き)、暑い中30分待った甲斐がありました。
また機会があれば来たいですが、結構早仕舞い(すぐ売り切れる)なのが難点です。
入店制限
コロナの影響が出てますね。世の中殺伐としていきそうです。