北陸随一の銘酒居酒屋で全国のプレミアム日本酒を堪能(醍醐 富山店)

今回の富山旅行のメイン、銘酒居酒屋「醍醐 富山店」に日本酒を飲みに行ってきました。どのくらいメインかというと、こちらのお店の予約が取れなければ富山に旅行に行かないくらいのレベルです(毎回)。

 

お通し

これは普通だったかな。

 

「荷札酒」飲み比べ

新潟県内では手に入らない新潟酒からスタートです。荷札酒、相変わらず美味しい…。

 

槽場汲み 純米大吟醸

淡麗でシュッとした味。シュワシュワ感はあまりなかったかな。

 

酒未来 しぼりたて

酒未来にしては甘ったるすぎず、バランスの良い味。

 

「たかちよ」飲み比べ

次は目に留まった新潟酒「Takachiyo」へ。この2本は弥彦神社の近くにある酒屋さんで昔入手して美味しかった記憶があります。

AI IPPON

新潟県が開発した酒米「一本〆(五百万石×豊盃)」と「愛山」をブレンドし、扁平精米方式59%磨きで造っているお酒です。

味は、甘すぎず旨味しっかり。酒蔵としては葡萄を意識して造ったようですが、なるほどと思える味です。

 

愛山

ジューシーなんだけど、後半ちょっと甘みが強いかな。

 

若鶏の唐揚げ

サクフワ!

 

「田酒」飲み比べ

店員さんに田酒を2種類お任せで頼んだら、「善知鳥」と「純米大吟醸 山廃」を出してくれました!いきなりの超豪華飲み比べです!どちらも美味しいんですが、「善知鳥」は流石ですね…。久しぶりに飲んだけどやはり美味しいです。確か「善知鳥」自体にもいくつか種類があった気がするので、いつか飲み比べてみたい…。

 

「而今」飲み比べ

入手困難酒(田酒もそうだけど)「而今」を飲み比べで!しかも一つは「酒未来 生」です。いや美味しい…。特別純米も生酒なので生酒飲み比べでしたが、やはり酒未来の方が圧倒的に美味しかったです(贅沢病)。

 

「鍋島」飲み比べ

そしてこれまた入手困難酒に仲間入りした「鍋島」を。どちらもあまり見ない酒米を使用しています。

 

鍋島 特別純米酒クラシック 白菊

使用されている酒米「白菊」は雄町系統の酒米「菊水」と「巴神力」を掛け合わせて造られたもので、戦前愛知県で盛んに生産されていたものの、戦後になってほとんど生産されなくなった酒米だとか。それを岡山県にある「白菊酒造」が執念で復活させたそうです。60%精米。

味は、あまり膨らみがなくて、なんだろう、後味に苦味を感じる…?ちょっと微妙に感じました。

 

鍋島 純米大吟醸 短稈渡船

こちらも希少米「短稈渡船」を使っています。「短稈渡船」は「山田錦」の直接の父系統にあたる酒米で、「短稈渡船」と「山田穂」を掛け合わせて「山田錦」が誕生しています。以前はかなり珍しい酒米だったんですが、ここ何年かでよく見かけるようになってきました。

味は膨らみのある感じで、フルーティ。キレも悪くなく、飲みやすいお酒です。

 

おわりに

荷札酒、田酒、而今、鍋島と何だかんだで有名どころを堪能しました。合計10種類はちょっと予定より少なかったかな。まぁ昼からぐでんぐでんに飲んでますからね…。ホッピー爆弾とか。

それより記事を書いていて驚いたのは、アテを一皿しか頼んでなかったってこと。確かに昼飲みでもそれなりに食べてはいたけれど…。さすがにお店に悪いかもと思ったので、明日はもうちょっとオーダーしたいと思います(明日も予約済)。