新潟駅近くに出来たオシャレな角打ち(新潟 長谷川屋 新潟駅前店)

お昼に新発田でミシュラン一つ星獲得のお鮨を堪能した後、友人はいったんホテルにチェックイン、自分は自宅に戻って明日以降の旅行に備えて荷造りをして、夜の鴨鍋の前に0次会に繰り出しました。友人には新潟の夜も堪能してもらうのデス。

夜の部最初に伺ったのは「新潟 長谷川屋」。新潟駅万代口から西方向に徒歩8分くらい行ったところにある三角地のビル1階にある角打ちです。先月(2024年1月)オープンしたばかりの新店です。

本店は新潟市西蒲区の田んぼの中にある「新潟 長谷川屋(同名なので、区別するためにこの記事のタイトルには敢えて新潟駅前店て付けてます)」で、県内の日本酒・クラフトビールの圧巻の品揃えに加え、全国の銘酒、ワイン、焼酎も取り扱う、ちょっとした体育館くらいの広さがある総合酒販店です。その「新潟 長谷川屋」が新潟駅近くに角打ちを出店したと知ったならば行かざるをえません。

外観はシンプルなんですが(正直分からなくて通り過ぎそうになった)店内はモダンな感じで、大型冷蔵庫には向かって右側(入り口側)に県内酒(定番〜ニューウェーブ)、左奥に厳選された県外酒が並んでいます。角打ちは入り口から奥のカウンターでオーダーできます。

 

立ち飲みテーブル

ダウンライトや背景の棚とかが相まって、やたらスタイリッシュです。昭和的な町の酒屋さんの一角にある角打ちで、酔っ払ったおじさんたちが何杯も飲んでワイワイ、て感じではないですね。シュッとしたカップルが自分たちが飲むためのお酒を軽くテイスティングしてサッと出ていく、みたいなのが似合いそうな空間です。

 

グラスもテイスティンググラスかワイングラスみたいなので出てきます。

 

越弌 kasumi 純米吟醸酒

角打ちメニューに書かれていたニューウェーブ系新潟日本酒の中から、気になったラベルのお酒をジャケ買い(ラベル買い)しました。買うっていうか飲んだんだけど。

味は、微発泡でスッキリ。甘酸っぱい酸味もあって美味しい濁り酒でした。これで2,000円以下とは恐れ入ります。季節限定酒っぽいので、今度本店に買いに行こうかな。

 

店内を別の角度から。ドライフラワーの左側の棚にはレア系ウイスキー、見切れてますがウィスキーの左隣の棚にはクラフトジン他が、反対側の右の冷蔵庫には県外酒が並んでいます。それにしても雰囲気良すぎ…。この景色を見ながらだったらいくらでも飲めそうです。

 

おわりに

長居するタイプのお店ではないですが、新潟県内のニューウェーブの日本酒をいろいろ試せる場所が街中に出来たことは大歓迎です。本店は車でしか行けない場所にあるので、試飲が出来なかったんですよね。淡麗辛口時代の新潟酒(久保田とか八海山とか麒麟山とか)は結構昔に興味を失ってしまって飲まなくなっていたんですが、近年のニューウェーブ系日本酒は気になっていたので、今後も見たことないラベルのものを中心に開拓しに通いたいと思います。

ただ、いい日本酒を見つけてもその場で買うと持ち帰るのがメンドくさいってのが、このお店の唯一の難点かな…。