静岡在住の友人たちと安曇野の別荘に集まって飲みました。今回は日本酒好きのゲストが来ると聞いていたので、最近自分の中でスマッシュヒットだった加茂錦酒造の「荷札酒 黄水仙 純米大吟醸 生酒」の一升瓶を持ち込んでみました。
加茂錦酒造の「荷札酒」は、新潟には珍しい芳醇旨口系のお酒です。今でこそ評価はうなぎ上りでdancyuで特集を組まれるくらいになりましたが、発売当初は「こんなの新潟の日本酒じゃない」と新潟県内の組合や酒販店から総スカンを食らい、販路を求めて若社長(荷札酒の杜氏でもある)が県外の酒販店を巡ったそうです。
杜氏についての記事
自分も発売当初にラベルの物珍しさで飲んでみたのですが「あまり美味しくないな」と思い、その後スルーしてきました。
dancyuで特集されるくらいになっても最初の印象から頑なにスルーし続けていたのですが、3年くらい前に当時上越でよく行っていた日本酒居酒屋のマスターから「今年のはすごく美味しいよ」と勧められて飲んだら実際美味しかったのと、今年の1月に「新潟 鳥長」で「槽場汲み 純米大吟醸 鳥長別誂」という鳥長のプライベートブランド酒を勧められて飲んでみたらあまりにも美味しかったので、一気に見直しました。次に3月に鳥長に行った際には、ボトル(四合瓶)でオーダーしたくらいです。その時も2時間ちょっとの間に妻と2人で飲みきってしまいました。
今回の戦果
並べたのは飲みきったものだけなので少なめに見えますが、実際はこの他に日本酒の四合瓶2本が空きかけています。一人あたり日本酒5.5合くらいは飲んだと考えると、結構頑張った方かな?
なお、荷札酒一升は4人で2時間くらいで空きました。実は密かに一升瓶を空ける人生最速スピード(今までの最速は2人で40分)を目指していたんですが、BBQとか始めたり仲間と楽しく喋っていたらあっという間に時間が過ぎていました。まぁ楽しく飲めるのが一番ですね。
今回泊まったコテージはベランダ的に「大当たり」でした。しっかり屋根に覆われていてちょっとやそっとの雨なら何も問題なさそうです。広めのテーブルもあってBBQもし易かったです。
ただ、斜面の上に建っているため荷物を運び上げるのに苦労するのと、棟内の段差が激しい(リビングルーム内に5段くらいの階段がある)ので、大人は酔っ払って転げ落ちないように注意が必要だし、幼児は目を離すと危険です。同じ造りで荷物を運ぶ距離がもっと短ければ最高なんですが…。