安定して美味しい醤油ラーメン(麦一粒)

安曇野からの帰りに寄りました。12:05に到着すると店前の駐車場は満車。ちょうど一台出てくれたので、入れ替わりで駐めることができました。

こちらのお店に来る時はいつも駐車場問題に苦しめられてきたんですが、どうやら店前以外に道を挟んだ隣のショッピングセンター(パラオ)の駐車場にも駐めて良くなったみたいです(店員さんが呼びに行ってました)。ただし「ピアノ教室の前には駐車不可」なのがどの範囲までを指すのかと、どこまで遠くに駐めてよいのかで迷いそうです。

駐車してウェイティングシートを確認しに行くと、12:55時点でまだ前に3組待ちでした。この時点で「塩ラーメン」は売り切れの札が貼られていました。メニューを見ていると「ご飯ものもちょっと怪しいです」と店員さんに言われました。塩ラーメンが良かったけど無いものは仕方がない。ウェイティングシートに車のナンバーを記入して駐車場で待ちます。

13:04頃、店員さんが車に来てオーダーを聞かれました。この時点で「塩ラーメン」と「塩つけ麺」が売り切れ、ご飯ものメニューの「九条ネギと鰹枯節の炊き込みご飯」も品切れでした。かろうじて「信州産豚チャーシューの佃煮ご飯」はラスト一食残っていたので、ご飯ものを猛烈に欲していた妻がオーダーしました。注文を聞かれた後はお店の入り口前の待合スペースに移動するよう言われ、その後店内に案内されました。

 

醤油ラーメン+味玉

塩ラーメン系統は売り切れのため、妻も自分も「醤油ラーメン」をオーダーしました。妻は最初から「醤油ラーメン」狙いだったので無問題です(こちらのお店は妻が醤油ラーメンを美味しいと認める数少ないお店のうちの一つなのです)。

スープは最初まろやかな甘味が来て、ラストは醤油のキレを感じるタイプ。バランス感覚は抜群です。確かにここまで美味しい醤油ラーメンのお店はなかなか無いかも。新潟だと「采ノ芽」くらいかな。あと「鈴と凛」とか。

 

麺と具材

麺はシュッとした細麺で、歯応えのあるタイプ。小麦っぽさも感じる美味しい麺でした。具材はチャーシュー、小口ネギ、海苔。味玉はトッピングです。結構シンプルな具材ですが全部が調和の取れた味わいで、文句のつけようのない美味しさでした。

 

信州産豚チャーシューの佃煮ご飯

妻がオーダーしたご飯ものです。最初見た目で「佃煮少なすぎない?」て思ったんですが、濃厚な味わいの佃煮だったので、ご飯に対して十分な量でした。

 

おわりに

最近はいろいろな媒体でこちらのお店の「塩ラーメン」が取り上げられているせいか、結構早い時間に売り切れてしまうようです。「塩ラーメン」狙いなら12:00前に入っておく必要があるかもしれません。

今回つけ麺は頼まなかったんですが(そもそも売り切れで頼めませんでした)、席にあったPOPを見る限りかなり凝っている感じです。2種類の麺(ミナミノカオリ;石臼挽きの細麺、春よ恋の平打ち麺)を相盛りにしていたり、添(薬味?)として、醤油つけ麺は「安曇野産本わさび、枯節の自家製佃煮、徳島県産すだち、愛媛県産ばら干し海苔」、塩つけ麺は「羅臼昆布のとろろ昆布、八幡屋礒五郎のオリジナルブレンド;山椒2種、柚子粉末など、徳島県産すだち、愛媛県産ばら干し海苔」、割りスープは醤油つけ麺が「煮干しと枯節のお出汁」、塩つけ麺は「玄米茶」が使われているなど、かなり凝っています。これは気になります…。普段つけ麺は頼まないんですが、その禁をいよいよ破る時が来ているのかもしれません。

いずれにせよ売り切れてしまえばオーダーできないので、塩ラーメンにせよ限定つけ麺(醤油と塩を隔週で実施しているようです)にせよ、もっと早めにお店に来る必要があるなと思いました。

 

采ノ芽

 

鈴と凛