北海道から来た担々麺専門店(175° DENO 担々麺 燕三条店)

北海道に旅行に行った際、ガイドブックで知った札幌の担々麺専門店「175° DENO 担々麺」。花山椒をふんだんに使っているところやそのビジュアルから、担々麺好きとしては非常に気になる存在でした。

お店の存在を知ってから何度も北海道に行っているのですが、「今度こそは!」と思いつつも立地が札幌ということもあり、居酒屋やお鮨屋さん、スープカレーにジンギスカンと他に優先してしまうお店がたくさんあって、ずっと後回しになっていました。一度旅行最終日のお昼ごはんに食べようとしたことはあるのですが、予期せぬトラブルがあって対処に追われ、飛行機の時間との兼ね合いで結局行けませんでした。

そうこうするうちに、いつの間にか「175° DENO 担々麺」の支店が三条市にオープンしていました(2017年10月)。しかも東京とかの大都市圏を差し置いての北海道外初出店です。新潟県に来るにしても何故に三条?と思いつつも「この機会を逃してなるものか!」と早速訪問してきました。

 

汁なし担々麺(白ごま・すごく痺れる)

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自分はつけ麺やまぜ麺はほとんど食べないのですが、お店を紹介していた地元雑誌によると「汁なし担々麺の方が花山椒の薫りや味をよりダイレクトに味わえる」とのことだったので、あえての「汁なし担々麺」をオーダーしました。胡麻の種類が「白ごま」と「黒ごま」の2種類から選べるのですが、2人で来ていたので一種類ずつ選んでみました。券売機で購入する際、胡麻の種類と痺れの強さが選べます。痺れは「シビれなし」「シビれる」「すごくシビれる」の3種類。トッピングもいくつかありましたが、自分たちは「花椒三種盛り」と「パクチー」を付けました。

 「白ごま」は濃厚な胡麻の風味、辣油の辛さ、花椒の痺れが一体となっていて、さわやかな辛さでした。痺れは「すごく」という割には思ったより来なかったかな?もともと痺れ系が好きで強いのもあるかも。麺はもっちりとした太平麺。麺のモッチリ感が半端ないです。この麺が美味しすぎて、150gではちょっと足りませんでした(注文時に150gと200gから選べます)。水菜のシャキシャキ感、カシューナッツの風味も良くマッチしていて、非常に完成度の高い「汁なし担々麺」でした。食べ終えて大満足。 

 

汁なし担々麺(黒ごま・すごく痺れる)

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連れのオーダーした「黒ごま」です。こちらはコクのある辛さで、少し苦みも感じました。 なぜか白ごまより痺れも来てたような気がする…。

 

混ぜてみました(黒ごま)

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上から下にひっくり返しながらよく混ぜて食べます。とりあえず麺にまんべんなく色が付くまでよく混ぜました。

 

花椒三種盛り(トッピング)

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トッピングで選んだ「花椒三種種盛り」と「パクチー」です。2人だったので別皿で提供されることは確認済み。花椒は左から「本場四川の青花椒」「世界一辛い花椒」「完全オーガニックの花椒」だそうです。提供時に説明がありました。175°DENO担々麺で使う花椒は、店主(たぶん本店の)が自ら中国に買い付けに行っているそうです。

担々麺に入れる前にそれぞれ少しずつ味見をしたのですが、風味は全然違いました。あと薫りも。「世界一辛い花椒」だけ足したわけじゃないので分かりませんが、食べ終わる頃には汗は相当かきました。

 

店名の由来

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花椒をじっくり煎る温度から「175°」はきているようです。なぜ「175℃」じゃないのかは疑問なままです(なんか質問しづらい…)。

 

まとめ 

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すごく美味しい担々麺でした。「汁なし担々麺」自体、人生で初めて食べたのですが、ここまで美味しいとは!このお店に限っては自分的に全然「まぜ麺」OKです。辛さ増しとか「もっと痺れ増し」とかが出来るとなお良いのですが。

次はオーソドックスな「汁あり担々麺」も食べてみたいので、また近々お邪魔したいと思います。