昭和な雰囲気満載!場末系食堂の「味噌カツ定食」(らくがき食堂)

前を通るたび気になっていた場末系食堂にランチに行ってきました。外観は古い上に店前に鉢植えとかいろいろゴチャゴチャ置かれていて、一見「どうなのかな?」て思ってしまうんですが、お昼時はお店の前も向かいの駐車場も結構な確率で埋まっているんですよね。固定ファンが付いているってことは「味で勝負」的なお店なのかもしれないので、一層気になっていたのです。

13:00頃お店の前を通りかかったらタイミングよく車が一台出るところだったため、これ幸いと駐車場に滑り込んで訪問してきました。

店内はカウンターと小上がりがあって、カウンター上には所狭しとメニューの短冊が貼られています。多分40種類くらいはあった気がします。まさに「うちは町食堂です!」て感じです。

小上がり側の壁にはこれまた壁一面にプロ野球選手とオートレーサーのサイン色紙が飾られています。さらに入り口横の壁際には年季の入った漫画本(ゴルゴ13とか人間交差点とか)の入った棚、その上に水槽や招き猫やら得体の知れないビニールの人形なんかが所狭しと置かれていて、まさに「THE場末」といった感じでした。

ゴチャゴチャ感もさることながら、短冊メニューとサイン色紙による手書き文字の圧迫感が半端なかったです。チカチカする目を凝らしながら、短冊メニューの中から今の気分で「味噌カツ定食」850円をオーダーしました。

 

味噌カツ定食

メインの味噌カツ以外にご飯、味噌汁、小鉢(冷奴)、漬物が付いてきました。王道の定食スタイルで提供されました。

 

味噌カツ

味噌カツは八丁味噌系のしっかりした味でした。期待通りの名古屋系味噌カツで嬉しかったです。カツの厚みは1cmくらいでしたが端から端まで同じ厚さで食べ応えはありました。

サラダは調味料がウスターソースしか置いてなかったので、味噌をつけて食べました。普通に美味。

 

おわりに

遠方に引っ越す前に念願叶って行くことができました。雰囲気は好きだけど、味は普通だったのと短冊メニューのバリエーションがイマイチ好みじゃなかったので、再訪したいとは思いませんでした。もうこの町に戻ってくるつもりはないので一期一会になると思いますが、経験という意味では満足できるランチになりました。