大晦日の鰻(うなぎ八百徳 駅南店)

2022年大晦日のランチは浜松で老舗の鰻屋さんに行ってきました。大晦日だけあって営業していないお店も多いため、駅近で開いているお店はどこも大混雑です。

まずは駅の隣の高架下にある漁協直営の「丸浜」という鰻屋に行ってみたんですが、店頭に10人以上(店内にも数名)並んでいたため速攻諦めました。

次に浜松駅南口近くにある「うなぎ八百徳 駅南店」に向かいます。こちらのお店は128席ある大箱なので、何とか入れるんじゃないかと。

到着すると、店頭には誰も並んでいません。玄関を入ると店員さんにすぐに2階に案内されました。2階の座敷席より1階の椅子席の方が良かったのですが、満席なら仕方ありません。入れただけでも良しとしましょう。

 

上うな重

オーダーは「上うな重(4,235円)」にしました。普通のうな重(3,960円)もありますが、差額は275円。店員さんに普通と上の違いを聞いてみると「上の方が鰻が少し大きくなっているのと、上にはもずく酢が付いてくるところ」だそうです。肝吸いとか漬け物は変わりません。275円しか変わらないなら、とオーダーしてみましたが、もし鰻の量がほとんど変わらないとしたら、ちりつも戦略にハマってしまったことになりますね…。

 

提供時

うな重、肝吸い、漬物、もずく酢。

 

蓋オープン

 

鰻アップ

ご飯の見えている面積がもうちょっとだけ少なければ、高CPだと思えたんですが…。4,000円オーバー取るならもうちょっと隙間が埋まる大きさの鰻を使って欲しかったです。ちなみにお重の底は浅めなので、ご飯はそんなに入っていません(一膳くらいかな?)。

鰻は関東風で蒸してあり、箸でスッと切れる柔らかさ。皮に一部少し固いところがありましたが、まぁ許容範囲でしょう。全体的には満足しました。

 

おわりに

「八百徳」というと地元では有名店で、見慣れ過ぎているため敬遠しがちでした。でも年末年始も休まずやってくれてるし(代わりに1月6日からしばらく連休みたいです)、大箱で入りやすいし、意外と使い勝手は良いのかも。何より創業明治42年(1909年)という、100年を超す歴史もある老舗ですし。

鰻自体の値段が上がっているためそうそう気軽に食べには行けませんが、浜松に来て、かつ年末年始などの特別な時には、鰻屋さんに行っておこうと思っています。来年の年末年始も、また鰻重を食べている気がします。